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2008年12月 4日 (木)

[映] スターダスト

 流れ星と青年、星を狙う魔女、海賊、王の子息… 架空の国が舞台のファンタジーだが、かなりコミカル。魔女役のミシェル・ファイファー、海賊役のロバート・デ・ニーロの演技が光る作品だ。

 イギリスの片田舎、ウォールと呼ばれる村。その村は、文字通り壁に囲まれていた。ある日そこを飛び出した青年は、魔法の国で女性と親しくなり、関係を持つ。1年後、青年の元へ、赤ん坊が届けられる、あなたの子ですと言う手紙と共に。その後赤ん坊だったトリスタンは青年に成長。意中の女性の気を引くために、たった今見た流れ星を探しに出かける。流れ星が美しい女性イヴェインと知ったトリスタンは、彼女を村に連れ帰ろうとするが…
 一方、王国では、王が死の床にいた。誰が王座を継ぐかでモメる息子たち。王は、死の間際、王の証であるルビーのネックレスを天に放り投げる。そしてルビーは流れ星と共に地上へ落ちる… ルビーを探す旅に出る王子たち。
 流れ星の存在を知った魔女ラミアとその姉妹。流れ星の心臓で永遠の若さを手に入れられると、流れ星探しに出かけるラミア。

 トリスタンが、真実の愛を手に入れる話である。流れ星役に、クレア・デーンズ。彼女を狙う魔女、そして王子たち。ストーリーは、ありがちなファンタジーなのだが、脇役が面白い。

 なんと言っても怖いのが魔女。怖いけれど美しいミシェル・ファイファー。流れ星探しのために、頑張って若い姿に変身した彼女は、本当に美しい。だが、悪い魔法を使うたびに、少しずつ化けの皮がはがれ、醜くなっていく。

 そして笑えるのが海賊役のデニーロ。一見、残忍な海賊のボスなのだが、キャプテン・シェークスピアってのも笑えるし、女装趣味ってのもいい。実はとてもいいヤツである。子分たちも、粗暴なフリを喜びつつ、本当のボスの姿も知っているあたり、ほほえましい。子分の1人役で、ホテル・バビロンのコンシェルジュ・トニーこと、デクスター・フレッチャーが出演。

 王の息子達も面白い。王座を狙って、互いに殺し合うのだが、殺された者はその場で幽霊となってそばにいる。殺されたときの姿で。兄弟なのに、スキあらば殺す。しょうもない奴らなのだが、王座争奪戦から脱落した幽霊たちは、妙にコミカル。

 亡くなった王役にピーター・オトゥール。雷の密売人役に、リッキー・ジャーヴェイス。ウォールの番人役に、チャリチョコのグランパ・ジョーこと、デヴィッド・ケリー。ナレーターにガンダルフでお馴染みイアン・マッケラン。

 ストーリーとしては、特別ビックリするような仕掛けはないが、楽しめるシーン満載。家族で見たい映画だ。

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