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2009年1月28日 (水)

[映] ジキル&ハイド

 少々古く96年の作品。ジキル博士役にジョン・マルコビッチ、メイド役にジュリア・ロバーツ。「家政婦は見た!ジキル博士とハイド氏」ってな感じか。

 19世紀末のロンドン。ヘンリー・ジキル博士の屋敷に奉公するメアリー・ライリーは、博士の誠実な人柄に惹かれる。博士も、メアリーに何かと用事を頼むように。メアリーは、手の傷について博士から聞かれ、子どもの頃に父から虐待を受けていたことをうち明ける。ある日、博士の助手として、ハイドという男性が出入りするようになるが、彼は博士とは対照的で粗野。ハイドが、メアリーの傷のことを知っていたばかりか、彼の周りで事件が起こり…

 ジョン・マルコビッチ演ずるジキル博士、ハイド氏は、(顔は確かに同じだが)全く別人のようであり、どちらにも惹かれてしまうメアリーを演ずるジュリア・ロバーツの、控え目だが迫力のある演技はなかなかいい。

 だが、タイトルから、ジキル博士とハイド氏の、怖い怖い物語を想像していると、ちょっと肩すかしを食らう。これは原題「Mary Reilly」が示すとおり、メイドのメアリーが主役であり、彼女の目から見たジキル博士とハイド氏の物語である。よって、彼の病気や、薬についての詳細は不明。彼と、メアリーの恋物語のように仕上がっている。

 娼婦の館の女主人役で、グレン・クロース。その客で名士役で、「ローマ」のカエサルことキアラン・ハインズ。メアリーの父役で、マイケル・ガンボン。少々盛り上がりに欠ける気はするが、恋の物語+ちょっとだけスリラーと思えば、まぁ楽しめる。

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2009年1月26日 (月)

[映] Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!

 Mr.ビーン久しぶりの映画だ。どうやらこれが最後らしい。前作は、ビーンがアメリカで騒動を起こすお話だったせいか、いつもの彼らしくないと言うか、TV番組での彼の良さが出ていなかった気がしたが、今回はまたあのMr.ビーンに会えた。

 教会のくじで、なんとフランス旅行とビデオカメラを当てたMr.ビーン。ウキウキでビデオ片手にフランス行きの列車に乗り込む。乗り換えの列車で、たまたま通りかかった男性に撮影を頼むが、彼があれこれ注文をつけたせいで男性は列車に乗り遅れてしまう。しかも、列車には彼の息子が乗っていた。見かねて、少年と行動を共にしたビーンだったが、誘拐犯と勘違いされてしまい…

 最初っからドジ連発のビーンである。自販機にネクタイを巻き込まれてしまうあたり、絶対にやるだろうなと思うとおりの事をやってくれる。生ガキを食べられずに、食べたフリをする辺りは、タルタルステーキの再現だ。彼の愛車と同じ車に乗った女性に出逢って感激したり、ロケ現場をめちゃくちゃにしたり、いかにも彼らしい。

 だが、今回のビーンはひと味違う。少年との珍道中ということで、妙な絆が生まれるのだ。やらかすことは相変わらずおマヌ~だが、小銭を集めるためにするストリートパフォーマンスは最高。結末もなかなか気が利いている。

 カンヌ映画祭の最中のカンヌということで、ナルシスト映画監督役で、ウィレム・デヴォーが出演しているのも面白い。超退屈な最新作に自分だけ陶酔しているのだが、そこにビーンが乱入。ひと騒動あるが、これは人騒がせというより、うまくやったねと言う感じ。

 かつてのTV番組Mr.ビーンのファンにはおすすめ。見ていない方は、是非TV番組の方も見て欲しい。見てからこの映画を見ればもっと楽しめる。映画を見てからTV番組の方を見るのもいいかもね。

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[映] ゾンビーノ

 今までになかったタイプのゾンビ映画である。ゾンビものコメディという意味では、「ショーン・オブ・ザ・デッド」もそうだが、あちらはあくまでもゾンビはゾンビ。この映画のゾンビは、飼い慣らすことが可能ということで、一家に一匹ゾンビという設定自体がかなり独特だ。

 放射能の雲が地球を覆い、その粒子が死体をゾンビにしてしまった! ゾンビは人間を襲い、肉を食う。ゾンビと人間の戦争が勃発。そこでゾンビに勝利した人間は、ゾンビから人間社会を隔離。さらに、ゾンビを思いのままに操縦する装置を開発したのだが…

 舞台はどうやら’50年代のアメリカという感じ。色合いは、昔のテレビドラマのような感じだ。友達のいないイジメられっこ少年ティミー・ロビンソンは、両親と3人暮らし。そして、ある日ロビンソン一家のところへゾンビがやってくる。母親が、父親の反対を押し切って召使いゾンビを購入したのだ。ゾンビには、ゾムコンが開発した首輪が付けられており、操縦が可能。これが機能している限り、ゾンビは完全に人間の支配下。ところが、何かの拍子に機能が止まってしまうと、ゾンビの本性が現れ、人間を襲うと言うのだからおっかない。

 放射能はまだ残留しているため、死んだ人間はゾンビになる。そのため、ゾンビにならないためのお葬式というのがあり、それにはかなりの費用がかかるらしい… とまぁ、なんとも笑える設定なのだが、内容はかなり皮肉が含まれている。だいたい、放射能の雲に覆われ…って、明らかに人間のせいだろう。その辺には全く触れず、大量発生したゾンビも、ちゃっかり利用してしまう。転んでもタダで起きないあたり、いかにもアメリカ的発想?

 ティミーの母ヘレン役に、キャリー・アン・モス(もしかして実際にも妊娠中か?)。息子がいじめられていることよりも、服が汚れている方が気になるような人だ。父ビル役に、ディラン・ベイカー。ビル・ロビンソンって、昔プロレスラーがいたな、そういえば(^o^;。

 ロビンソン家にやってきたゾンビは、なんだかお茶目で、ティミーと親しくなるばかりか、母ヘレンとも親しくなってしまう。ちゃっかり名前までつけて、一緒に遊んだりする。原題「Fido(ファイド)」と言うのがその名前で、よく犬につけたりする名前だ。ストーリーはめちゃくちゃだが、最後はなんだか丸く収まってしまう。残酷なシーンもあるのでPG12なのだが、それすらコミカル。なんとも不思議な映画だ。

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[映] マイティ・ハート/愛と絆

 パキスタン滞在中に、夫を誘拐された妻の手記を元に映画化した作品。妊娠5ヶ月で、苦難と立ち向かうこの女性役に、アンジェリーナ・ジョリー。製作者に、夫ブラッド・ピットも名を連ねている。

 911直後の世界情勢を取材するために、パキスタン入りした記者ダニエルとマリアンヌ。2人は夫婦でもあり、マリアンヌは妊娠5ヶ月。帰国の日が近づき、ダニエルは、最後の取材をするために出かけるが、そのまま連絡が途絶えてしまう。そして、テロ組織に誘拐されたことがわかり…

 実話に基づいているだけあって、ハリウッド映画的な盛り上がりもなければ、ハッピーエンドもない。悲しい事実が淡々と描かれているだけだ。

 誘拐に気づいたマリアンヌは、すぐに領事館や上司に連絡。パキスタンのテロ対策組織やFBIまで捜査に加わり、少しずつわかる足取りなどの情報に、一喜一憂する。周りの人々に励まされ、気丈に振る舞うマリアンヌ。悲しい結末に終わるが、マリアンヌは元気な赤ちゃんを無事出産。怒りや悲しみを爆発させつつも、最後まで前向きに生きる姿はすばらしい。アンジェリーナ・ジョリー熱演である。

 ただ、テロ組織の犯行ということだが、犯人側の事情というか、なぜ彼なのか(ユダヤ人というのが問題?)、その辺りの説明が少々わかりにくかったのが残念。

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[映] アース

 地球と言うテーマで、野生動物の姿を追ったドキュメンタリー。「ディープ・ブルー」も手がけたスタッフによるもので、さすが。BBC製作。

 50億年前、小惑星が衝突したことで、地軸がきっかり23.5度傾いた地球。この偶然は、地球に生命が生み出されるきっかけとなる。この地球を、北極から南極へ、野生の動物たちの姿を見ながら追ったドキュメンタリー。北極では、地球温暖化の影響で氷が減り、ホッキョクグマは狩りのできる場所が激減。それは、彼らの生死にかかわること…

 とにかく映像が美しい。5年間もかけて撮影したとのこと。スタッフの苦労のたまものだ。渡辺謙のナレーションも映像にマッチしていていいし、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽もすばらしい。アメリカ版のナレーションがジェームズ・アール・ジョーンズ、イギリス版のナレーションがパトリック・スチュアートのようなので、こちらも見てみたいと思った。

 人間のしてきたことで、今地球上の動物や植物が悲鳴を上げている。この美しい地球を守らなくては。とりあえずできることからやってみよう。私はなるべく車を使わないようにしようと思った。

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2009年1月19日 (月)

芳蘭(中華料理)

 最近行っていないので、どうなっているのかちょっと不安だが、おすすめの中華料理店。藤枝駅北口から、まっすぐ北へ商店街を進み、二つ目の道を右に曲がってすぐ。年季の入った店内なので、始めて入る時は勇気がいるが、とにかくおいしい。

 一押しは、ニンニクの芽の炒め物。炒め物全般に、野菜がシャキシャキしていて美味しいのだが、ニンニクの芽は絶品。全体的に味は少々濃いめだが、ご飯がもりもり食べられる。チャーハンも美味しい。細巻きの春巻きもたまらない。中華は、注文してから出てくるまでが早いのがうれしい。

 定食の方が値段的にはお得だが、いろいろ食べたいので、炒め物やぎょうざ、春巻き、チャーハンなどをあれこれ頼み、みんなで取り分けて食べることにしている。2F席もある。50mほど離れたところに駐車場もある。

 久しぶりにまた、ニンニクの芽の炒め物が食べたくなった。

<< 2009.3.21追記 >>

 年季の入った店だったのだが、今年の2月28日(Biviオープンと同じ日!)に、改装してちょっと綺麗になった。1Fの配置などは以前とほとんど変わらないが、入り口がピカピカに。残念ながら近くにあった専用駐車場は、売ってしまったのか、なくなっていた。車で行く場合は、近くの市営駐車場などに停める必要がある。

 ニンニクの芽の炒め物は健在で、久しぶりに食べてまた感動。チャーハンもパラパラで、油っぽくないし、やっぱり美味しかった。初めてエビチリを頼んでみたが、プリプリのエビは本当に美味しい。上の子が頼んだ特製ラーメンも、濃厚なゴマダレ中華スープが絶品で、初めての味。ランチは2時までで800円くらいからあり、かなりお得な感じだ。今度はランチも利用してみよう。2F、3Fもあり、宴会もできる。

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2009年1月17日 (土)

中学受験奮戦記!?

 4年前、上の子がこの中学を受験したときは、こんな日が来るとは思ってもみなかった。上の子の中学生活を見ていた下の子は、自分も同じ中学に入るんだと、ずっと言っていた。言ってはいたが、一芸に秀でた個性的な面々が多いこの中学校に、特に何が得意なのか不明の下の子が向いているのかどうか、私には判断できなかった。それに、実情を何もわかっていない小学生の言うこと、どうせその頃になったら忘れてしまうだろうと思っていた。ところが、大まじめの下の子は、本当に受けるつもりでいたのだ。

 とはいえ、塾に行くつもりは全くない下の子。親もそこまでは考えていない。とりあえず学校の勉強をしっかりやって、受かれば行くし、ダメなら諦めるくらいの考えだ。試験科目は国語と算数。夏休み、上の子の使った国語の問題集と、朝日小学生新聞に毎週載る算数の問題をやってみるよう言った。だが、まだ習っていない漢字があるだの、分数のかけ算わり算はまだやってないだので、結局ロクにやらぬまま、夏は終わった。

 秋になり、2度目の学校説明会直前になって、受験したくないと言い出した。本番が近づいて、怖じ気づいたのかと思ったが、よくよく話を聞くとどうも違う。土日にまで勉強しなさいと言われ、友だちと遊ぶ時間を削られるのがイヤだと言うのだ。ちょっと待て。全く遊ぶなとは言っていない。しかも、受験が終わるまでのたった数ヶ月間のことだ。それに、受験の有無にかかわらず、ある程度の勉強は必要だ。一時の快楽のために、挑戦すること自体を諦めてしまっていいのかと問いただした。なんのことはない、受験はどちらでもいいなどと言っていた、こちらの方がすっかり本気になっていたのだ。それは、上の子の中学生活を見ていたからかもしれない。単なる受験用詰め込み授業ではなく、考える力をつける授業が特徴の学校だ。先生も実力のある方々だし、生徒もみな優秀なので、授業に真剣に取り組む雰囲気がいい。地元の中学を見ていないので、比べることはできないが、小学校時代に毎日つまらなそうな顔で学校へ通っていた上の子は、中学入学当初、毎日顔を輝かせて帰ってきた。できれば下の子もこの中学に通わせてあげたい、そう思うようになっていた。

 自分の仕事が忙しい秋はどんどん過ぎ、気がつくと12月になっていた。上の子も受けた、塾の模擬試験を受けてみることに。自分のレベルがだいたいわかるし、ちょっとでも試験慣れした方がいい。結果を見て、心配していた国語よりも、算数が致命的に解けないことに気づく。問題の意味を理解していないばかりか、単純なミスも連発。国語も、勘違いによる珍解答の嵐。テレビで話題のおバカタレントを笑える立場ではない。このままじゃいかん… 受験以前の問題として、人間としてまずい…

 冬休みは、親子で猛特訓となった。塾へ行くことも考えたが、なんたって中学の入試。内容は小学校で習ったことだ。国立大の附属中は、教科書で習った範囲から出題すると言うことになっており、有名私立中学の難問とはワケが違う。なにより、大手の塾は金額もバカにならない。移動時間もかかるし、送迎だって大変だ。私だって塾で教えたことがある(それって何十年前だよ… しかもちょっとだけだし…)、なんとかなる(一か八かだ!)…

 算数の問題集を買った。試験まであと3週間という時である。もっと早くやっておけば良かったと後悔しつつも、やるしかない。最初から全部解かせる時間はない。とりあえず、巻末の実戦テストをやって、間違えた問題と似たような問題を徹底的に練習すると言う方法をとった。国語は実戦テストと漢字練習。6年までに習う漢字は全て書けなくては。習ってないなんて言ってられない。
 お風呂リフォーム中だったこともあり、ものすごい騒音の中でとぎれる集中力と戦いながら、気がつけば問題集をかなり解いていた。難しい問題は、解答を見ながら2人で頭をひねった。どうしてもわからないときは、上の子に聞いた(^o^;。勘違いはだいぶ減り、問題に慣れてきたのか、解き方がひらめくようになってきた。

 1月は、本番と同じように時間を決めて過去問。相変わらず国語の珍解答はあったが、あとは本番での勝負だ。風邪をひかぬよう、お腹を壊さぬよう注意し、当日となった。

 試験は、本人によると、それほど難しくなかったらしい。どれだけできたのかはわからないが、ほぼ全部解けた言う。唯一わからなかった問題は、勘で書いたらしい。帰宅後、2人でじっくり考えた感じでは、どうやら正解だ。面接では、自分より前の子が、自分が話そうとした内容とほぼ同じ内容を、もっと立派な言葉で先に言ってしまい、立場がなかったとのこと。やれやれだが、試験日にベストコンディションで受けられたし、全力を出しきったようなので、悔いはないだろう。親としても、やれることはやったと思う。

 そして緊張の合格発表。本人が学校へ行っている午前中に、結果は届いた。合格。冬休みの猛特訓が、走馬燈のように頭を巡った(大げさ)。すぐに親戚や友だちにメール。だが、一緒に通おうと言っていた友だちが残念な結果だったことを知る。とてもがんばり屋さんだったのに。

 と言うワケで、4月から下の子は、希望の中学に通うこととなる。どんな中学校生活になるのだろう。勉強は大変かもしれない。でも、心の通じ合う友だちに巡り会うといいな。なにより、有意義な3年間であってほしい。お弁当作らなくちゃならないんだからっ。

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[映] さらば、ベルリン

 40年代、50年代の映画を思わせる白黒映画だが、現代の俳優が出ている辺り、ミスマッチ感が面白い。だが、話は少々わかりづらく…

 1945年、第二次大戦で降伏したドイツ、ベルリン。ポツダム会議の取材のためにやってきたアメリカ従軍記者ジェイクは、米兵タリーに街を案内される。戦前この地に住んでいたことがあるジェイクは、かつて不倫関係にあった人妻レーナと再会。しかも彼女はタリーの情婦になっていることを知る。だが、タリーが死体で発見され、レーナの過去に疑問を感じたジェイクは、事件について調べ始める。

 昔の映画を思わせる作りはなかなか面白い。だが、白黒で全体的に映像が暗いせいか、知っている俳優はともかく、役者の顔が判別しにくい。さらにストーリーもわかりにくく、何度も巻き戻ししながら見てしまった。

 ジェイク役にジョージ・クルーニー。謎の美女レーナ役にケイト・ブランシェット。自己中で感じ悪い米兵タリー役にトビー・マグワイア。大佐役にボー・ブリッジス。

 ラストは、カサブランカを思わせるシーンだったが、感動作というよりは、女性のしたたかさを描いた作品。ケイト・ブランシェットがミステリアス。でも、それだけだ。

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[映] ジャーヘッド

 ジャーヘッドとは、海兵隊員の俗称らしい。あの独特の刈り上げヘアのことだ。湾岸戦争へ行った海兵隊員たちのお話だが、実体験が元になっているらしい。それだけにリアルだ。

 父もベトナム戦争に行ったと言うことで、自分も入隊したアンソニー・スオフォード。仲間からは歓迎の儀式を受け、上官からはしごかれる毎日。だがある日、斥候狙撃隊員に抜擢され、俄然やる気に。そしてついに、湾岸戦争勃発。海兵隊員たちは、打倒フセインを目標に、意気込んで現地入りしたのだったが…

 血気盛んな若者たちだ。過酷な訓練を耐え抜いた体力自慢の彼らは、イラクをぶっつぶせと盛り上がる単細胞だ。敵を倒すこと、殺すことに憧れて現地入りするが、そこにあるのは広大な砂漠のみ。敵はいない。ただただ戦闘に備えて待つ。ひたすら待つ。

 やっと戦闘が始まったと思いきや、自分たちの出番はなく、気がつけば敵は黒こげの死体。空爆で片が付いてしまうのだ。それを物足りないと感じる者たち。
 そして、スオフォードと相棒トロイに、最後のチャンスが巡ってくる。敵の要人の狙撃命令。この戦争を終わらせられるかもしれない、重要な任務。ところが、またしても手柄を横取りされてしまう。それでも、帰国すれば英雄扱いされる彼ら。

 スォフォード役に、ジェイク・ギレンホール。彼の相棒トロイ役に、ピーター・サースガード。上官役に、クリス・クーパー、ジェイミー・フォックス。デニス・ヘイスバートも出演している。

 異常な状況で、当然のように精神を病む者も出る。訓練中に死亡する者もいる。だが、戦争で戦うことが生き甲斐だと言う者、どうしても自分の手で敵を仕留めたかった者。そんなジャーヘッドたちの姿が描かれている。

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2009年1月16日 (金)

[映] 美少女探偵ナンシー・ドリュー

 軽いノリで見られる、お子さま向けの作品。高校生探偵ナンシー・ドリューが事件を解決する!

 郊外の街に住むナンシーは、弁護士の父と2人暮らし。いつも準備万端で、好奇心旺盛。事件の調査を始めると、ついついのめり込み危険な目にも遭う。ある日、父の仕事の都合でLAへ行くことになり、ナンシーは、謎の死を遂げた女優ディーリア・ドレイコットがかつて住んでいた邸宅を借りられるようちゃっかり手配。その邸宅で、残されていた物を調べていたナンシーは、ディーリアが子供を出産したらしいことに気づき…

 お子さま向けではあるが、爆弾あり、誘拐あり、カーチェイスありで、なかなかスリリング。だが、どこまでもオキラクな感じで、恐怖感とはほど遠いので、お子さまでも安心。ブルース・ウィリスが本人役でチョイ出演している他、父役が、OCのジミー・クーパーことテイト・ドノバン。ディーリアの弁護士役で、スピンシティのおとぼけ市長こと、バリー・ボストウィック。映画監督役で、アダム・ゴールドバーグ。そして、ディーリア役で、ローラ・ハーリング。

 ナンシーは頭脳明晰で礼儀正しい高校生。ちょっと今時いないタイプだ。なんでもバッグに入っていて、とっさの時には役に立つ。手作りのケーキまで入っていて、ワイロに使えるのだ(^o^;。親子で楽しく見られる作品だ。

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モッフル

Photo
 最近のお気に入りのモッフルだ。モッフルとは、餅をワッフルメーカーのような専用の焼き器で焼いた物で、ワッフルのような形にふくらむので、モッフルというネーミングになったと思われる。食感は、周りがサクサク、中に餅の食感が残る感じ。まさに新食感!と言うことで、少し前にテレビで取り上げられていて、気になっていた。先日、生協の共同購入でこの焼き器を見つけたので、さっそく購入してみた。

 新食感ということだが、実はそうでもない。餅をオーブントースターなどで焼いたとき、ちょっと焼きすぎてしまうと、中身が飛び出してしまうことがある。その時の、周りのカリカリした部分と似ていると言えば、わかってもらえるだろうか。

Photo_2  購入してすぐに、家にあった普通の切り餅で試す。1個だと、ちょっと足りないようで、綺麗な四角にはならず、見た目今ひとつ。だが、食べた感じは全く文句なし。1個半で作ると、ちょうど良い四角になるようだ。
 冒頭の写真は、薄切りの鍋用餅上下2枚ずつで、生ハムとチーズを挟んで焼いた物。そう、薄切り餅を使えば、サンドもできるのだ。パッケージの箱にサンド例がたくさん載っている。なにしろ餅なので、たいていのものなら合いそうだ。甘い物でもしょっぱいものでもOK。挟んで食べても良し、乗せて食べても良し、スープなどに付けて食べてもまた良し。アレンジ無限大。

 たた、一つ残念なのは… これ、一度に1つしかできないこと。1つ焼くのに、普通の餅だと6分、薄切り餅のサンドでも4分かかる。2つ一度に焼けるタイプもあったようで(値段は倍近いが)、そっちにすれば良かったなと、少々後悔。でも、1人でちょっと食べるには、1つの方がありがたい。まぁいいか。簡単にできるし、焼く部分は取り外しできるので、汚れても洗うのはラクチン。しかも、餅だけなら、汚れることもほとんどない。食事にもおやつにもOK。結構な大きさになるので、一つ食べると満足できるので、ヘルシー。

 後で知ったのだが、普通のワッフルメーカーでもできるらしい…

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2009年1月15日 (木)

[映] シルク

 蚕の卵を求めて、フランスからはるばる日本に旅してきた青年のお話。映像と音楽が美しい。

 19世紀フランス。父に言われるまま軍隊に入り、戦地から戻った青年エルヴェは、美しい女性エレーヌと恋に落ちる。やがて2人は結婚。一方、村に製糸場を作ったヴァルダヴューは、新婚のエルヴェに、蚕の卵を入手するためアフリカへ行って欲しいと依頼。軍を辞めたエルヴェは長旅の末、無事持ち帰ることに成功。だが、やがて卵が病気になってしまったため、今度は病の広がっていない日本へ買い付けに行くよう頼まれたエルヴェ。新妻を置いて、再び旅に出た彼は、苦労の末、入手に成功するが…

 エルヴェが訪れた地は、信濃の国ということで、私の母の故郷でもあり、養蚕の話も聞いていたので興味深く見た。日本がとても神秘的に描かれていた。異国の地で、美女に惹かれるのはわかるし、映像も音楽もとてもすばらしく、そういう意味ではなかなかgood。

 だが、やはり日本人としては、日本での映像に少々疑問が。日本の闇のボス?原十兵衛役で、役所広司がいい味を出しているが、あんな山奥に住んでいて英語がペラペラという設定はどう考えてもおかしい。それに、エルヴェは多分フランス人なので、本当ならフランス語を話しているのではと思うのだが、それならばフランス語ペラペラってことか?
 原の妻がお茶を出してくれるのはわかるとしても、お客の前で夫の膝枕ってのは、まずあり得ないだろう。さらに、原が露天風呂に入るのはわかるが、妻までのんびり露天風呂に入って、お客(♂)に裸体をさらすなんて、考えられない。あの映像を見て、最初は娼婦か何かかと思ったが、後半、自分で妻だと言っていたので、ビックリ。重箱の隅をつつきだしたらキリがないが、あれは実際の映像ではなくて、もしかしたらエルヴェの願望からきた空想なのかもしれないと思った。

 ストーリーとしては、かわいそうなお話だ。なんと言っても、夫の心が自分だけに向いていないことに気づいてしまった妻から見れば、悲しい物語だ。だが、彼女は、夫の心を取り戻すための行動に出る。何もそぶりを見せずに…

 見終わってむなしさが残ったが、坂本龍一の音楽に救われた気がした。けれど、毎回毎回蚕の卵を入手しなくちゃならないのはなぜ? 

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2009年1月14日 (水)

[映] 潜水服は蝶の夢を見る

 2008年のアカデミー賞で、受賞は逃したものの、話題になっていた作品だ。不思議なタイトルで、どういう意味だろうと思っていたが、見ていて納得。ロックトイン・シンドローム(閉じこめ症候群)に陥った男性が書いた自伝の映画化だ。

 1996年、フランスの人気雑誌ELLEの編集長ジャン・ドミニクは、突然脳梗塞に。病院で意識を取り戻したジャンは、自分が左目だけしか動かせないことを知る。それはまるで潜水服を着せられたよう… ゆいいつ動かせる左目で意志の疎通ができるようになった彼は、自伝を執筆。だがそれは忍耐のいる仕事だった…

 ジャンの視点で描かれている前半が興味深い。首も動かないので、人が動かしてくれない限り視野は変わらない。瞼を動かせない右目は、角膜の損傷を防ぐために、縫いつけられてしまう。鼻にハエがとまっても追い払うことすらできない。全く体の自由がきかないが、頭脳だけは明晰。彼が自由になるのは、空想をするとき。蝶となって羽ばたく夢を見るのだ。ホーキング博士も同じ状況だが、彼は研究を続けることが生き甲斐になっているのだろう。

 そんな中で、自伝を執筆するのは、本当に大変な作業であったろう。辛抱強く彼のことばをつづった女性も、すばらしい。

 彼は自伝が完成した直後に亡くなってしまったらしい。やり遂げたと言うことなのか。まだ40代なのに、さぞ悔いが残っただろう。映画の後に放送された、彼のドキュメンタリー映像も合わせて見たが、役者が本人になっただけと言う感じ。それだけこの映画がリアルだと言うことだろう。ご冥福をお祈りする。

 

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[映] 88ミニッツ

 アル・パチーノ主演のサスペンス。とっても期待していたのだが、少々ハズされた。決して面白くないワケではないのだが。

 FBIの犯罪分析医ジャック・グラム博士。彼の証言で死刑が確定した連続殺人犯フォースターの死刑執行が近づいたある日、同じ手口の犯罪が起こる。しかも被害者はジャックの教え子。さらに、講義の最中に、ジャックの携帯に不審な電話。あと88分でジャックの命は終わると言う…

 連続殺人犯は、死刑の宣告を受けるが、果たして本当に犯人なのか、真犯人が別にいるのか、ジャックの証言に嘘があったのか、過去に何があったのか。いろいろ面白いネタは転がっているのだが、どうも全体的に収拾がつかず。ジャックの教え子達も、みんななんだか怪しい感じで、それはスリリングなのだが、女性の名前がたくさん出て来すぎて、誰が誰やらよくわからず。ジャックの妹の話も、なんだかとってつけたようで、今ひとつ。

 ジャック役がアル・パチーノなのだが、これって彼でなくても良かった気がするのだ。彼の演技力が必要とされる役ではなかったのが残念。FBI捜査官役で、ウィリアム・フォーサイス。フォースター役がニール・マクドノー。教え子の1人役で、怪しげだけれど、何の関係もなかった青年役で、OCのライアンこと、ベンジャミン・マッケンジー。

 最後は何のヒネリもなく終了。ちょっと面白かったのは、途中でチラリと映ったジャックと妹の写真(多分合成)。アル・パチーノの若い頃の写真が、谷隼人にそっくりでびっくりした。と言うワケで、少々期待はずれ。

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2009年1月13日 (火)

[ド] サマンサWho?

 去年のエミー賞で、ジーン・スマートが助演女優賞を受賞して話題になっていた作品。AXNでの放送が決定してから、ずっと気になっていたが、いよいよ始まった。

 病院で昏睡状態の女性。名前はサマンサ。病室には年輩の男女。そして突然目覚めるサマンサ。喜ぶ男女、でもあんたたちいったい誰? 彼女はひき逃げ事故に遭い、頭を打って記憶を失っていた…
 どうやらそれは両親らしく、自分は恋人トッドと同棲中らしい。そしてアンドレアという親友もいるらしい。だが話を聞くと、自分はヤな女だったらしく…

 サマンサ役は、「フレンズ」レイチェルの妹でお馴染みクリスティナ・アップルゲイト。今まであまり彼女を綺麗だと意識したことはなかったが、ここでの彼女はなんともチャーミングだ。アンドレアは、唯一の友だちらしく、親友だが、悪友だ。演ずるは「スピンシティ」のステイシーこと、ジェニファー・エスポジート。恋人トッドは、自分の事をとてもよく知っているが、実は彼からも嫌われていて、別れるきっかけを見つけようとしていたらしい。トッド役は、「恋するブライアン」のブライアンこと、バリー・ワトソン。サマンサは、自分が妻のいる男性と浮気していたことを知る。

 退院して、まずとりあえずは両親の家へ行くことにするが、両親とは2年も口をきいていなかったことも知る。すぐに逃げ出してトッドの元へ行くが、自分が浮気していたことを知り、正直にうち明けてしまったために、破局。やむなく両親の家へ戻ることとなる。母レジーナ役はジーン・スマート。父ハワード役はケヴィン・ダン。また、トッドのマンションのドアマン(?)フランク役で、「ヴォイジャー」のトゥボックこと、ティム・ラスが出演。

 とりあえず#1は、サマンサの状況説明。過去の自分がヤな女だと言うことが次第にわかり始める。当時は絶対に友だちになり得ない感じのディーナと、親しくなりそうで面白い。また、過去の自分を恥じながらも、何かの拍子に自己中の性格が出るのも面白い。両親とは何があったのか。トッドとはこれで本当に終わりなのか。今後良い人に変われるのか? サマンサの今後が楽しみだ。

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最後の伝説 キャロル・キング

 一昨年、友だちのお引っ越しがきっかけで、キャロル・キングを聞くようになった。「君の友だち」の入ったタペストリーと言うアルバムだ。その後バンドでも彼女の曲を演奏したりして、ちょっとしたマイブームというか、アワーブーム!? その彼女が、来日公演をしていた。なんともタイムリー。その時の様子が、WOWOWで放送されたのは、聞きに行かれなかった者としては大変ありがたい。

 テーマは「私の居間へようこそ」ということで、ステージの上はリビングルームのようにソファが置かれていたりして、家で一緒に音楽を楽しみましょうと言う感じになっている。グランドピアノを弾きながら歌い始めるキャロル。
 日本での公演ということで、ゆっくりとしたわかりやすいことばで話している。日本語までしゃべってくれている。その辺り、彼女の人柄が見えてくる。聞き慣れたヒット曲を次々と楽しそうに歌う。途中、ギターも弾いたりしている。さすがに、昔に比べれば、多少声の衰えは感じるものの、66才とは思えない声量だ。66才か… 2月生まれのようなので、もうすぐ67。42年生まれって、ポールと同い年だ…

 自分で歌うだけでなく、他のアーティストにも曲を提供していることは有名で、「ロコモーション」は、当時彼女の子供のベビーシッターだったリトル・エバに書いた曲と言う話も聞いていた。だが、「チェインズ」もそうだったとは… チェインズと言えば、ビートルズが初期のころカバーしたことでも有名な曲。慌ててアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」を確認。おぉぉ、ゴフィン/キングってなってるー。キャロルってば、何歳から曲を書いてたの…

 まさに、伝説という名にふさわしいコンサートだった。なんと言っても、音楽を楽しむ雰囲気が素敵。彼女の人柄を感じる映像だ。

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2009年1月12日 (月)

[映] バロン

 ほら吹き男爵のお話を、テリー・ギリアム流のジョークで展開する、大人版冒険ファンタジー!? 久々にWOWOWで放送していたので、ついつい見てしまった。

 18世紀のドイツ。ほら吹き男爵バロンの演劇をする一座。ある日、演劇の最中に、自分こそ本物のバロンだと言う、老いぼれた男が乱入。劇は台無しになってしまった上に、トルコ軍の攻撃を受けてしまう。トルコ軍は自分を追っていると言うバロンの話を誰も信じなかったが、一座の少女は彼を信じ、助けを求める。そして、バロンは街を救うため、かつての仲間を見つける旅に出る…

 ストーリーは荒唐無稽だ。下着で作った気球で旅に出てしまうし、月にも行ってしまう。大砲の弾に乗って敵の陣営に行き、敵からの大砲の弾に乗って戻ってくるなんて、今時子供でも信じない。だが、ばかばかしくも、バロンの話は面白く、紳士である彼は女性を魅了する。

 そんな彼だが、さすがに年には勝てないらしく、何度か戦意喪失。そんな時、少女の励ましで奮起し、街を救う。この元気な少女がまたいい。

 バロンの部下で、俊足の男役に、モンティ・パイソンのエリック・アイドル。「未来世紀ブラジル」のジョナサン・プライス、ユマ・サーマン(ヴィーナス)、ロビン・ウィリアムス(月の王)、スティング(英雄)など、脇役も見逃せない。

 少々古い作品なので、さすがに今時の映画と比べてしまうとCGなどは見劣りする。話のテンポもゆっくりだ。なんで~などと突っ込んではいけない。無心に楽しもう。

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[映] ロンリーハート

 1940年代に実際に起こった事件を元にした映画らしい。監督は、事件の担当刑事の孫だと言う。そのためか、刑事側から見た物語となっている。

 結婚詐欺師レイは、新聞の死亡欄や恋人募集欄で見つけた、資産家の未亡人を狙って金をだまし取っていた。ある日、美人の未亡人マーサと会い、ホテルに行くが、実は金に困っていることに気づき、早々に引き上げることに。だが、次のターゲットに会いに行った先で、マーサに窮地を救われる。2人は急速に惹かれ会い、お互いを兄と妹と偽って、詐欺を続けることに。
 一方、妻の自殺以来、すっかり書類仕事が多くなった元敏腕刑事エルマー。ある裕福な未亡人の突然の自殺事件を担当し、単なる自殺ではないと感じた彼は、詐欺師ペアの存在に気づく…

 詐欺師レイ役は、チャプター27でチャップマンを演じたジャレッド・レト。マーサ役はサルマ・ハエック。寂しさから強烈に惹かれ会った2人を熱演している。彼らを追う刑事エルマー役は、ジョン・トラボルタ。彼の相棒役に、ジェイムズ・ギャンドルフィーニ。エルマーの恋人役にローラ・ダーン。またジョン・トラボルタの姉エレンも出演。

 レイの詐欺は、マーサと出逢ったことでエスカレートして殺人に発展する。2人の犯罪は残虐だし、気まぐれだし、容赦ない。そんな生活が長く続くはずもなく… 最後は残酷な奴らには残酷にしかえすとばかりの結末だ。彼らを追いつめるエルマーは、久々にイキイキと仕事に打ち込むが、私生活では恋人とすれ違いになってしまう。なんとも皮肉だが、事件を解決した後は、恋人との生活を選ぶ。寄り添う人が必要ということか。

 かなり残酷な殺害シーンがあり、エロティックなシーンもあるので、R-15指定。

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[映] Once ダブリンの街角で

 2008年アカデミー賞で、歌曲賞を受賞した作品。特に何が起こると言うワケではないが、心地よい雰囲気を醸し出す映画だ。

 ダブリンの街角でギターを弾きながら自作の歌を歌うストリートミュージシャン。ある日、花売りの女性が、彼の失恋の歌を気に入る。彼が掃除機の修理をしていると聞いて、自分の掃除機を持ってくる。彼女がピアノを弾くことを知った彼は、自分の曲を一緒に演奏し、好感触を得る。彼女に好意を持つが、彼女はチェコからの移民で、娘がいることを知る…

 ドキュメンタリーのような映画だ。ダブリンの街角で、男女が知り合う。お互いに好意を持つが、それぞれには恋人や夫との過去がある。だから、恋愛感情には発展しない。だが、音楽という共通のことばを通じて、2人は短い時間を分かち合う。

 彼の曲がまたいい。自分の体験からきたのだろう、失恋の歌が多いのだが、心の叫びのような熱い歌だ。熱唱する彼に寄り添うような、素朴な歌声の彼女。控えめなピアノもいい。

 男女はレコーディングというすばらしい体験をした後、それぞれの道を行く。ただそれだけのお話なのだが、心地よい余韻が残る。何のハプニングもないが、何も壊すことなく、素敵な思い出が残る男女の物語だ。

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[映] 消えた天使

 リチャード・ギアが、ちょっとゆがんだ正義感に燃える監察官を演じている。共演はクレア・デーンズ。

 登録性犯罪者の監視をする監察官エロール・バベッジ。担当の犯罪者をマメに訪問し、様子を監視し、異変を見逃さないベテラン。退職まであと数週間のある日、新入りのアリソンとペアを組むことに。だが、彼の、元犯罪者の再犯を疑ってかかる態度に反感を持つアリソン。若い女性が行方不明になり、自分の担当する犯罪者のしわざに違いないと考えたエロールは、独自の調査を始めるが…

 エロールは、性犯罪を許せない正義感だ。だが、その気持ちが強すぎるあまり、ちょっと粋すぎた行動を取る。当然のように、事なかれ主義の同僚からはつまはじき者。退職というのも、定年ではなく、クビだと言うことがわかる。アリソンとしては、やっかいな人と組まされてしまったなと言う感じだ。

 そんな男なので、行方不明の女性の捜査を始めても、周りは相手にしない。家出らしいと言う情報も入り、ますます不利な立場だ。だが、エロールの勘は正しい。

 なかなか考えさせられる内容だ。マジメにやると厄介者扱いされてしまうっていうのは、ありがちだし、許せない気持ちが高じて暴走してしまうと言うのもありそうだ。また、性犯罪者の情報を公開すると言うシステムは、性犯罪者同志の結びつきを促進してしまうと言う怖い現実も見せてくれた。全体的には、ちょっと物足りない感じはあるが、リチャード・ギアの、いつもとちょっと違うタイプの役所は楽しめる。

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2009年1月 9日 (金)

[映] ブラック・スネーク・モーン

 黒ヘビの呻き。なんのこっちゃと言う感じだが、どうやらこのタイトル、有名なブルースシンガー、ブラインド・レモン・ジェファーソンの曲にちなんでいるらしい。ブルースに詳しい人ならピンとくるのだろうか。

 アメリカ南部の田舎町。子どもの頃受けた虐待が原因でセックス依存症になってしまった女性レイ。恋人が軍隊に入隊してしまい、寂しさを紛らわせようと、男あさりやドラッグに走り、男に乱暴されて道ばたに捨てられる。
 一方、妻に逃げられた初老の黒人男性ラザラス。元ブルースシンガーの彼は、農業を営み質素な生活。彼は、農作業中に瀕死の状態で放置されていたレイを見つけ、自宅へ連れ帰る。レイを看病したラザラスは、彼女の荒れた生活を知り、彼独自の方法で立ち直らせようとする。

 ラザラスという男性が、とても魅力的だ。農業で暮らす、敬虔な(?)クリスチャンだ。唯一の楽しみは、ギターで歌うブルース。マジメだし、ユーモアもあって、いい男なのに、なんで妻が弟と浮気したのか、ちょっと謎。田舎暮らしがイヤだったのか?

 それに対し、レイはまさに対照的な存在。子どもの頃、義理の父に性的虐待され、そのせいでセックス依存症になってしまったらしい。酒にたばこ、ドラッグ、なんでもアリ。汚いことばを使い、みだらな服装で、その時その時で衝動を抑えるために誰とでもセックスする。自暴自棄な生活だ。

 この2人が、最初は激しく反発しあいながらも、次第に心を通わせていく様がいい。要はブルース。ブルースは魂の叫び。ラザラスが、自分の境遇を歌にしてはき出す。それにレイも共感する。サミュエル・L・ジャクソンは、この映画のためにギターを練習したらしい。(しかも、「スネーク・フライト(Snakes on a Plane)」の撮影後ってんだから、ヘビ続きだね)

 レイ役のクリスティナ・リッチは、小柄なので幼く見えるが、これがまたなんともセクシー。レイの腰抜けの恋人役で、ジャスティン・ティンバーレイク。

 少々過激な性的シーンがあるので、お子さまには向かない。大人の映画。

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2009年1月 8日 (木)

[ド] ブラザーズ&シスターズ2 #8

 シーズン2が昨年末から放送されている。相変わらずのお騒がせ一家である。

 イラクへ行ってしまったジャスティン、気がかりで仕方がないノラ。そしてジャスティンはケガをして戻り、治療のために痛み止めを使うか否かでモメ、しぶしぶ使い始めるが再びドラッグ依存になり、また家族会議。

 キティは妊娠が発覚、共和党で大統領を狙うマカリスター議員としては、まずい立場なことは間違いなく、あれこれ対策を講じている矢先に胎児は亡くなっていることがわかる。2人の子供に対する考え方に温度差があることが発覚するが、今のところ順調に結婚準備が進んでいる。キティは、ノラのドレスを着るつもりだったが、お店で一目惚れしたドレスを着ることに。

 トミーは、ジュリアが育児ノイローゼで帰省している間、浮気をしているし、サラはジョーとついに破局。ケヴィンは、マカリスター議員の弟とうまく行っていたが、彼が布教活動(?)で不在の間、スコットと復縁。ソールはゲイを告白。

 そしてノラ。子供達と、初セックスの話をするってのも笑えるが、その相手が夫ではなかったと爆弾発言したかと思ったら、その相手スタン・ハリスを見つけだし、再会にこぎつける。ものすごい行動力だが、そのスタン・ハリス役、なんとチェビー・チェイスなのだ!

 ウォーカー一家の結束は非常に強い。何かあればすぐに集まる。だが、集まればすぐに喧嘩になるし、大騒ぎになる。それでも仲がいいし、笑いも絶えない。そんな一家に、次第にとけ込んできたホリーとレベッカ。レベッカなんて、もうすっかり妹として扱われている。彼らの懐の深さには敬服するし、毎回感動させられる。そんな彼らの今後の展開が楽しみ。ノラは自分が結婚式で来たドレスを、リフォームしてキティの結婚式で着ると言っていたが、どんな色に染め上がるかな。

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リモコン

 DVDレコーダーのリモコンが壊れた。ボタンを押しても反応しなくなったのだ。ボタンの戻りも悪い。特によく使う「決定」ボタンと「再生」ボタンが酷い。明らかに使いすぎである。強く押せば、何度かに一度は反応するといった状態。以前からそんなフシはあった。ボタンの戻りが悪いのは、ボタンの縁に汚れがたまっているせいだと思い、綿棒で掃除してみたりもした。多少良くなったりもしたので、だましだまし使っていたのだが、年末、ついに我慢の限界に。

 すぐに夫はインターネットで同じタイプのリモコンが売っていないか調べてくれた。どうやら通販で2000円ちょっとで買えるらしい。送料を入れても3000円弱。それならばと、すぐに注文。やっとこのイライラから解放される…

 リモコンを壊したのは、これが初めてではない。実は、以前使っていたビデオも、リモコンの操作ができなくなってしまい、買い換えたのだ。その時はもっと高かった。それもあり、今回この値段は安い!とばかりに、飛びついた。

 年明け早々に、リモコンが届いた。今までの物と全く同じ。新品でピカピカだ。さっそく電池を入れ、テレビのメーカー設定もして、使ってみる。ボタンの反応はバッチリ(当たり前か)で、気持ちいいのなんの… さて、古いリモコンをどうすると言う話になり、とりあえず捨てる前に分解してみようと思い立った。捨てる物なので、怖いもんなしだ。

Photo Photo_2 Photo_3  5カ所のねじをはずし、中を開けてみる。中は意外とシンプルな構造だ。ケースの上に基盤が乗っていて、その上に樹脂製のボタンが乗り、ケースの蓋がかぶせてあるだけ。よく見ると、樹脂製のボタンには埃がビッシリ。しかもベタベタしている。裏を見ると、基盤と接している部分にも汚れがたまっている。特に「決定」ボタンと「再生」ボタンの周りが真っ黒だ。ボタン周りの埃と、裏面の黒い汚れをティッシュで丁寧に拭いてみた。ボタンの戻りが悪いのは、埃や汚れでベタベタしているせいと思われる。基盤との接触面も汚れ(?)が多くて接触が悪くなっていたのだろう。綺麗に掃除して、再び組み立て、使ってみると… なんと元通りの動きに復活したのだ!

 かくして、我が家のDVDレコーダーには、リモコンが2つとなりましたとさ。とほほ…
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2009年1月 6日 (火)

[ド] バトルスター・ギャラクティカ

 昔放送していたドラマ、宇宙空母ギャラクティカの進化版と言うべきか。人工知能を備えたロボット「サイロン」と人類との戦いを描いた作品で、設定は同様だが、物語はかなり複雑になっているらしい。らしいと書いたのは、元作品を見ていないので、比較ができないから。当時見ていなかったことが悔やまれる…

 ロボットと人間の戦いって、よくあるお話だが、これはひと味違う。ロボットと言っても、人間と見分けがつかない→人間に紛れ込んでいる。自分がサイロンだと気づいていない者もいたりする。サイロンの一斉攻撃で、人類の多くが死滅。大半の戦艦や戦闘機はやられてしまうが、旧型であるためネットワーク化されていなかったギャラクティカと、展示用だったバイパー少々のみが残る。なんとも皮肉なことだが、この辺り、ハイテク化が進んだ現代で、考えなければいけないことかもしれない。

 また、大統領も死亡してしまったため、唯一難を逃れた教育庁長官が急遽大統領に就任。サイロンのワナにまんまとハマり、一斉攻撃に手を貸してしまったバルター博士は、ちゃっかり助かってギャラクティカにやってくる。未だにサイロンの美女の妄想にとらわれ、彼女のいいなりに操作されている。生き残った人類はわずか5万。サイロンの攻撃は続き、人間の戦力はわずか。さて、これから人類はどうするのか。

 ストーリーが複雑で、深みがあるだけでなく、登場人物も個性的。艦長のアダマ司令官に、エドワード・ジェームズ・オルモス(マイアミ・バイスのカステロ主任でお馴染み)、ロズリン大統領役にメアリー・マクドネル、バルター博士役に、ジェームズ・キャリス(ブリジット・ジョーンズの日記で、ブリジットの友だちトム役)。面白いことに、宇宙空母ギャラクティカのアポロ役でお馴染みリチャード・ハッチが、かつてテロリストだった男トム・ザレック役で出演している。

 最初の数話は、設定が飲み込めず、内容についていくのに必死だったが、後半から俄然面白くなってきた。スーパードラマTVではお正月にシーズン2までの全話を一挙に放送。毎週の放送もまだシーズン2の途中なのに、いいのかなぁ、もったいないと思いつつ、一挙に見てしまった。バルター博士が、なんと大統領選に出馬し、ロズリンと対決。そしてとんでもない結末に。

 現在アメリカでは、シーズン4を放送中。まだまだ続く戦い。人類最大の危機。どうするアダマ、どうなる人類!

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[映] プロジェクトBB

 ジャッキー・チェンのアクション映画。今回、ジャッキーは泥棒役という、初の悪役かと思いきや、そこはやっぱりジャッキー、中身はいい人を演じている。

 サンダルとフリーパスは、泥棒コンビ。だが盗んでも盗んでも、ギャンブルに使い果たしてしまうサンダル、愛人に貢いでしまうフリーパス。泥棒仲間でもある大家さんが、引退のために蓄えていたお金をごっそり盗まれてしまい、最後の大仕事を引き受けることになり、サンダルたちも一緒にやることに。だがそれは、ある富豪の生まれたばかりの赤ちゃんを誘拐すること。“盗みはすれど、非道はせず”がモットーの3人、金のために引き受けたものの…

 この映画のテーマは「家族」だろう。金のために、赤ちゃんの誘拐をしてしまった3人。だけれど、面倒をみているうちに、すっかり愛情が湧いてしまい、最後は、赤ちゃんのために闘う。まぁ、ありがちなストーリーだ。だが、そこに旧友である警部と、誘拐を依頼した赤ちゃんの祖父らしき人物両方から追われる際の、アクションが盛りだくさんだ。ジャッキーたちが、初めて扱う赤ちゃんに、四苦八苦する姿も面白い。

 さらに、この赤ちゃんがなんともまたかわいい。とにかく始終ニコニコしている、愛嬌のある子。彼らがメロメロになるのもムリはない。

 最後は、それぞれ自分の過去を悔い、家族を大切にしようと心に誓う。全て丸く収まり、めでたしめでたし。

 大家さん役で、マイケル・ホイ(懐かしい~Mr.Boo!)、警部役でユン・ピョウ。ジャッキーたちのアクションにドキドキハラハラして、最後はスッキリ。一つ難があるとすれば、とにかく長いこと。この手の映画、さすがに2時間超えると疲れる。

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2009年1月 5日 (月)

[映] ウィッカーマン

 どうやら1973年イギリスの作品のリメイクらしい。ニコラス・ケイジ主演。ミステリーなのだが…

 白バイ警官メイラスは、ある日パトロール中に事故に遭遇。車中の母娘を助けられなかったことがトラウマに。ある日、かつてのフィアンセ、ウィローから手紙が届き、娘ローワンが行方不明になったので探して欲しいと依頼される。迷った挙げ句、彼女のいる島サマーズアイルへ行くことにしたメイラスだったが、島の住民は誰1人ローワンの存在を知らないと言う。調べを進めるうちに、島で行われる怪しげな儀式を突き止めるが…

 島の住民はみんなミステリアスだ。個人の所有物だというこの島、住民はほとんどが女性。男性もいるけれど、ロクに口もきけない。そして、なぜかシスターと呼ばれる女性たち。名前は植物の名ばかり。蜂を殺すと白い目で見られる辺りから、これは蜂となにか関係があるんだろうなと推測できる。

 メイラスは、独自の調査で、ローワンはちゃんと存在したこと、なにかの儀式の生け贄にされるらしいことを突き止める。なんとか止めなくては… このまま話が進めば、ただのオカルト映画。そうはならなかったが、びっくりの展開、がっかりのラストだった。前半がミステリアスだった分、ちょっともったいない気はするが…

 73年のイギリス版の方が、評価が高いようなので、そちらを見てみたい。

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[映] グッド・シェパード

 CIA創設に関わった1人の男を中心に、米ソの冷戦時代を描いた作品。ロバート・デニーロ監督第二弾らしい。全体的に、ゴッドファーザーのような重みがあるのは、そのためか。

 1961年、キューバのカストロ政権転覆を狙った奇襲作戦が、CIA内部の情報漏れにより失敗。作戦の指揮をとったエドワード・ウィルソンは窮地に立たされる。イエール大で秘密結社スカル&ボーンズに入ったエドワードは、それ以来、その明晰な頭脳を見込まれ、FBIの諜報活動の手伝いをするように。そしていつの間にか深みにはまり…

 国に捧げた悲しい人生と言ったところか。仕事面では国につくし、CIA創設に関わり、順調に出世。だが、それとは裏腹に、ちょっとした歯車の狂いから、最愛の女性とは結婚できず、妻と息子とは疎遠になり、次第に孤独になっていく。学生の頃は、詩を愛する明るい青年だった彼が、すっかり笑顔を見せない寂しい仕事人間になってしまう。

 エドワード役に、マット・デイモン。彼の妻役に、アンジェリーナ・ジョリー。そのほか、アレック・ボールドウィン、マイケル・ガンボン、ウィリアム・ハート、ティモシー・ハットン、ジョー・ペシ、ジョン・タトゥーロなどなど、大物俳優がぞろぞろ出演。ロバート・デニーロ自身も将軍役で出演。

 ちょっと残念だったのは、マット・デイモンが老け役をやるにはまだ少し早いかなと言うところ。40代後半~50代くらいの設定ではないかと思うのだが、とてもそうは見えない。若い頃と現在のシーンが交差するのだが、あまり変わっていない。

 CIAの諜報活動自体は、説明不足というか、少々わかりにくい部分もあるが、人間ドラマとしては見応え充分だ。3時間近くあり、見終わるとドッと疲れた。

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[映] 俺たちフィギュアスケーター

 フィギュア・スケートで男子のペアという設定に、妙にウケてしまった… ウィル・フェレルとジョン・ヘダーが、怪しげな男子ペアのフィギュア・スケートを見せてくれる。

 スケートの才能を見込まれ、富豪の養子となったジミー・マッケルロイは、厳しい訓練によって、一流のスケート選手となった。彼のライバルは、チャズ・マイケル・マイケルズ。ジミーとは対照的な荒々しい演技が人気のチャズ。2人は、大会で同点優勝となるが、表彰台で大げんかになり、メダル剥奪。さらに、フィギュアスケート界から永久追放されてしまう。その後、それぞれ別の道を歩んでいた2人は、フィギュアスケートに復帰する方法を見つけるが…

 ジミー役のジョン・ヘダーは、ナポレオン・ダイナマイトの彼である。あのときは、気持ち悪い系の役だったのに、今回フレッシュ美男系の役なので、少々違和感。でも、もしかしてこれって紙一重!?
 チャズ役のウィル・フェレルは、どう見てもフィギュアの体型ではない。中年太りのオヤジである。これも明らかなミスキャスト~と思ったのだが、このデコボココンビならではのラストがある。

 2人のライバルペア役で、「ブルース一家は大暴走」のジョブこと、ウィル・アーネット。また、ジミーの養父役で、TV版「インベージョン」の保安官こと、ウィリアム・フィクナー(フィクトナー?)。

 はっきり言って、かなりバカバカしいコメディである。だが、フィギュアスケートでヘビメタ風のノリってのも笑えるし、男同士のペアという設定がなんともおかしく、ついつい見てしまった。プロデューサーの1人に、ベン・スティラーがいるらしい。なるほど。
 犬猿の仲である2人の間には、お約束通り友情が芽生える。ライバルは、とことん感じ悪いヤツだ。厳しい訓練のあと、すったもんだあって、最後はハッピーエンドというのもお約束通り。だけれど、とても現実にはありそうもない技の数々は笑えるし、最後はスッキリだ。子供と一緒に楽しめる。

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[映] ハリウッドランド

 1959年にハリウッドで実際に起こった事件を元に描いたミステリー。だが、謎解きというよりは、故人の生き様を振り返ると言う感じに描かれている。

 1959年ハリウッド。TV版スーパーマンの役者で子供から絶大な人気を誇っていた俳優、ジョージ・リーブスが拳銃自殺した。だが、実の母は自殺ではないと主張。大手探偵社に調査を依頼。だが探偵社はこの調査を渋り、代わりに、かつてそこで働いていたが、今は個人で探偵をしているシモのところへ話が来る。調査を始めたシモは、テレビでのイメージとは違ったジョージ・リーブスの人間性に触れることに。

 探偵シモ役にエイドリアン・ブロディ。元妻との間には息子がいるが、あまり良い父親とは言えない。仕事は不安定だし、金になればなんでもやる。元妻役は、「デッドウッド」のギャレット夫人こと、モリー・パーカー。どうも、愛想尽かされて離婚という感じだ。ジョージ・リーブス役にベン・アフレック。この役のために体重を増やしたらしく、かなりボテボテした体型。かつて、一流の映画に出演したこともあるが、今はパッとしない。そんな時、大手映画会社の社長夫人(ダイアン・レイン)と愛人関係になり、その後押しでスーパーマンの仕事が舞い込む。しかし、子供向けTV番組の俳優なんて自分のすることではないと、やる気はあまりない。だが自分の意志に反して、人気が出てしまい、すっかり有名人になってしまう。本当にやりたいことは違うのに… と葛藤するのだ。

 調査をするシモは、次第にそんな生前のジョージの姿に気づく。周りのドロドロした人間関係を調べるうちに、殺人ではないかと考えるようになる。真相に近づくと、妨害に会う。

 だが、結局真相は闇の中。なので、謎解きを楽しむお話ではない。ハリウッド映画業界の裏社会を見ると言うことか。でもこの時代はまだ良かったんじゃないかな、今の方がもっとすごそう。

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[映] チャプター27

 マーク・チャップマンがジョン・レノンを殺害するまでの数日間を描いた作品。ビートルズファンとしてはとても気になるところで、ドキドキしながら見たのだが…

 ジョン・レノンに憧れる青年マーク・デヴィッド・チャップマン。彼はジョンに会うために、NYのダコタ・アパート前へ。たむろするグルーピーたちと一緒に、数日間を過ごす。そしてついに彼に会い、サインをもらうことに成功したマークは…

 はっきり言って、何もわからない。犯人がどういう人物だったのか、もう少しわかるように描かれているのかと思ったのだが、期待はずれ。聖書を読み、ビートルズのファンで、ジョンを崇拝しているらしい。だが、何か妄想に取り憑かれているようでもあり、「ライ麦畑でつかまえて」を読んで、自分の使命はジョンを殺すことだと、なぜか思いこむ。だが、これらの情報は、事件当時から結構話題になったことで、何も目新しい情報はない。

 グルーピーの1人役で、リンジー・ローハンが出演。マークと少し親しくなるが、ちょっと危ない男であることに気づき、去っていく。

 ジョン・レノン役が、マーク・リンゼイ・チャップマンと言う役者さんなのも、なんだか妙な感じ。実際は、顔はほとんどうつらないので、姿形がだいたい合ってれば誰でも良かったのか。

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2009年1月 1日 (木)

八兵衛(そば)

 調子に乗って、第2弾。藤枝の一押しそば屋、八兵衛。最近とんと行っていないのだが(^o^;、この店は思い出の店。実は、そば嫌いだった私が、この店のそばを食べてから、そば好きになったのだ。それくらい美味しいそば屋である。

 藤枝市役所の向かい。とにかくいつも混んでいる。駐車場もあまりないので、なかなか行く機会がないのだが、市役所に用事があった時などは、そのまま車を停めて入ったりする。量が少な目なので、大食らいには物足りないかもしれないが、お蕎麦はとにかく美味しい。お値段も結構いいが、その価値はある。

 藤枝にきてすぐに八兵衛のそばを食べて、そば好きに変身したので、それ以来よくそば屋へ行くようになった。元がそば嫌いなので、まずいそばは本当に食べられないのだが、こちらでは、そうそうまずいそば屋に出逢ったことがない。そのせいか、下の子はかなりのそば好き。そういえば最近そば屋も行ってないな…

 << 2009.4.3追記 >>

 子供達を連れてパスポートを受け取りに市役所へ行ったので、久しぶりに行ってみた。下の子は初めてかもしれない。午後から仕事が入っていたので、早めに出たら、10:30に着いてしまった… さすがに早すぎで(^o^;、お店の中で待たせてもらった。11:00からである。

 私と上の子は天おろしそば。下の子は、鴨南せいろの小エビ天つき。そばはつるつるピカピカで、少々固め。相変わらず美味しいお蕎麦だ。そばの量は少な目なので、以前は物足りないと思ったが、私はちょうど良かった。上の子は少々足りなかった感じだが、何せ朝ご飯が遅いので、まあしょうがない。下の子は、天ぷらもばっちり食べたので、大満足。お値段も結構張ったが。

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味吉(そば、うどん)

 大阪の友人から、美味しいお店の情報をと言うリクエストがあったので、おすすめのお店というカテゴリーを追加してみた。子供達が大きくなってきて、最近あまり外食をしなくなったのだが、急に味噌煮込みうどんを食べたくなって、お気に入りの味吉へ久々へ行ってみた。ネギの話で書いた、例の味噌煮込みうどんだ。吉田町役場のすぐ近く、150号沿い。

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 相変わらずの年季が入った店内。気さくに声をかけてくれるおばちゃんも健在。手打ちそばと書いてあるので、本来はそば屋さんなのか。しこしこのそばも美味しいし、つるつるのうどんも美味しい。けれど、やっぱり一押しは味噌煮込みうどん。煮込み用のうどんは少々堅め。これが、濃いめ(だけどなぜかさっぱり)の赤みその汁とよく合い、絶妙の味だ。さすがに、通い始めた頃の1000円よりは値段も少々上がり、1300円になっていたが、あのネギもバッチリ入っていた。具は、たっぷりのネギ、かまぼこ、鶏肉、しいたけ、麩、もち、油揚げ、そして卵。運ばれてきたときは、おそらく落としたばかりであろう卵も、食べているうちにいい感じに火が通る。

 私なんぞは、全部食べるとお腹ぱんぱんのボリューム。もっと大食らいの人には、100円プラスでご飯がつく味噌煮込み定食がおすすめ。私のうどんを分けて食べていた下の子も、バッチリ一人前を食べるようになった。寒い冬には、体の芯から温まる。暮れは28日で店じまいだったらしい。新年はいつから開くんだろう。昼と夜、開店時間がそう長くないので、その辺注意。

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となりのにゃんこ

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 昔から猫が好きだ。犬もかわいいけれど、なんたって猫派。ある時はマッタリ、しなやかに、またある時は眼光鋭く、機敏な動き。人間にこびることなく、我が道を行く感じ。

 子供頃は、団地に住んでいたので飼うことができなかった。それでも、捨て猫を見つけたりするとどうしても飼いたくて、親に頼んでみたりしたのだが、やっぱりダメ。大人になったら一軒家に住んで、猫を飼うと言うのが夢(?)だった。

 そして今。大人になったし、一応一軒家に住んでいる。未だに猫は大好きだ。だが飼っていない。飼おうと言う話も出ない。なんたってズボラな性格、ただでさえ掃除ができていないのに、猫飼ったら家中毛だらけになりそうなのだ。それにいい加減で忘れっぽいので、餌やりを忘れそう。なにより、何をやっても長続きしない性格。生き物だけは、途中で投げ出すわけにいかないので、どうしても踏ん切りがつかないのだ。

Photo_2  それでもやっぱり猫は好きだ。そんな我が家の隣家に、子猫がやってきた! 毛並みも顔つきも、とにかくかわいい。まだ幼さが残るせいか、本当に愛らしい。いつもお気に入りの窓から外を眺めているのだが、こちらはそれを眺めてる。ベランダでひなたぼっこしているのを見つけて、思わずカメラを向けたら、ポーズをとってくれた。時々、家のジャングルのような荒れ果てた庭で遊んで行く。そんな姿を見かけるたびに写真撮影。

 先日、お風呂リフォーム中のこと。業者さんの車がたくさんきていたのだが、突然クラクションが鳴って大騒ぎに。なPhoto_3 Photo_4 Photo_5 んだなんだと思って見ると、開いていた車の窓から運転席に乗り込んだ猫くん、クラクションに手をついてしまったらしい。同じ日、集金に来た牛乳屋さんにお金を払っているスキに、我が家に入り込んで遊んでいった。チャンスとばかりに、同じく猫好きの下の子が、猫くんをなで回してご満悦。

 そんなこんなで、しばらくは隣の猫くんに楽しませてもらえそうだ。そういえば、名前も聞いていなかった。それより、オスかメスかも知らないぞ…

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[映] ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12ヶ月

 大ヒットしたブリジット・ジョーンズの日記の続編。めでたく恋人同士になったマークとブリジットのその後が描かれている。

 TVレポーターとしての仕事も順調な上に、最愛の恋人マークとラブラブの毎日を過ごすブリジット。だが、マークの同僚の美女、レベッカの存在が気になり、ついつい彼女と自分を比べて劣等感を持ってしまう。そんなある日、マークと自分の身分の違いに気づき、些細なことで喧嘩。さらに、かつて二股をかけられた憎きプレイボーイ、ダニエルと一緒に仕事でタイへ行くことになり…

 まぁありがちな、恋人同士のもめ事が描かれているワケだが、ただヤキモチやいたりするだけなら、それこそありがちな映画に終わっていただろう。だが、タイへの仕事旅行でのハプニングで、ブリジットは自分とマークの関係を見つめ直す機会に恵まれる。そして感動のエンディングとなる。

 ブリジットは、絶世の美女でもなければ、ナイスバディでもないけれど、とてもかわいらしい女性だ。そしてマークは、とても誠実な男性。ただ、少々口べたであり、想いを素直に口に出せないタイプであるために、誤解されてしまうことが多いようだ。

 今回、ブリジットにライバル出現!?と思ったのだが、大きな勘違いだったらしい。これは最後に笑えるシーン。全体的にほほえましく、笑える上に、ブリジットの妙に庶民的なところは好感が持てる。この映画のために、またまた体重を増やしたと言うレニー・ゼルウィガーに拍手。

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[映] ザ・シンプソンズ MOVIE

 アメリカの人気アニメシリーズ、シンプソンズの映画版。89年から続いているので、今年で20周年! 最初の数年はWOWOWで放送していたので見ていたが、その後見る機会がなくなってしまった。あの一家のお騒がせぶりは健在。

 環境汚染が深刻化したスプリングフィールド。すぐにそのことに気づいて、問題提起するリサだったが、住人はみな無関心。町もおざなりの対策のみ。そんなある日、ホーマーは、豚を飼い始め、その排泄物を湖に廃棄したため、汚染が一気に危険レベルに達し、アメリカ政府は、スプリングフィールドをドームの中に閉じこめてしまった! 動揺した町の住人達は、ホーマーを責め始め…

 テーマは環境問題。「不都合な真実」のパクリシーンもあるのだが、そこはシンプソンズ、マジメになりすぎず、相変わらずのお騒がせ行動炸裂で、笑わせてくれる。皮肉あり、ナンセンスあり、とにかく笑えるシーン満載で、よく見ていないと細かいギャグを見逃してしまう。それでいて、一家の絆も描かれていて、テレビ版が映画になってパワーアップした感じだ。

 日本語版の吹き替えは、テレビ版と同じキャストなのもうれしい。だが、できれば字幕版も見てみたい。「ハフ」でお馴染み、ハンク・アザリアや、トム・ハンクスが出演している。また、バート役、ホーマー役の方々は、1人何役もしているらしい。(バート役は、マギーの声も!)

 今回は、マギーがしゃべるので、最後の最後までお見逃しなく。

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[映] ベオウルフ/呪われし勇者

 英国の英雄叙事詩のCG映画化。なんと言っても見所はCG映像だろう。

 フロースガール王の治める古代デンマーク。平和な王国では、毎晩のように酒宴が催されていたが、ある日、突然やってきた怪物に襲われる。すぐに王は、怪物退治に賞金をかける。噂を聞きつけた勇者ベオウルフは、見事怪物を退治。だがそれだけで終わらなかった…

 勇者が怪物倒して王になってめでたしめでたしと言う、お子さま向けストーリーを想像していたのだが、そう単純ではなかった。確かにベオウルフは勇者だが、彼とて人間。失敗もすると言うか、誘惑もされるらしい。そして、それはフロースガール王も同じ… と言うあたり、なかなか深い物語である。

 さて、映像の方だが、これまたすごい。声の担当がそのまま登場人物のモデルなワケだが、まるで実写かと思うような映像だ。フロースガール王のアンソニー・ホプキンスも、王妃のロビン・ライト・ペンも、アンファースのジョン・マルコビッチも、怪物の母のアンジェリーナ・ジョリーも、すぐに彼らとわかる。だが、そこまでそっくりに作るのなら、実写で良かったんじゃないのと言う気がしないでもない。とはいえ、実写ではなかなか難しそうなシーンも満載だったので、CGにした意義はあるのかもしれない。

 と言うワケで、どうせCGアニメの延長だろうと思っていたのだが、いい意味で予想は外された。なかなかすごいと、見終わって感動。だが、普通の実写映画を見て、やっぱり本物とは全然違うなと再認識。どんなにうまく作ってあっても、やっぱり役者の表情は本物が一番だ。

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