[映] バロン
ほら吹き男爵のお話を、テリー・ギリアム流のジョークで展開する、大人版冒険ファンタジー!? 久々にWOWOWで放送していたので、ついつい見てしまった。
18世紀のドイツ。ほら吹き男爵バロンの演劇をする一座。ある日、演劇の最中に、自分こそ本物のバロンだと言う、老いぼれた男が乱入。劇は台無しになってしまった上に、トルコ軍の攻撃を受けてしまう。トルコ軍は自分を追っていると言うバロンの話を誰も信じなかったが、一座の少女は彼を信じ、助けを求める。そして、バロンは街を救うため、かつての仲間を見つける旅に出る…
ストーリーは荒唐無稽だ。下着で作った気球で旅に出てしまうし、月にも行ってしまう。大砲の弾に乗って敵の陣営に行き、敵からの大砲の弾に乗って戻ってくるなんて、今時子供でも信じない。だが、ばかばかしくも、バロンの話は面白く、紳士である彼は女性を魅了する。
そんな彼だが、さすがに年には勝てないらしく、何度か戦意喪失。そんな時、少女の励ましで奮起し、街を救う。この元気な少女がまたいい。
バロンの部下で、俊足の男役に、モンティ・パイソンのエリック・アイドル。「未来世紀ブラジル」のジョナサン・プライス、ユマ・サーマン(ヴィーナス)、ロビン・ウィリアムス(月の王)、スティング(英雄)など、脇役も見逃せない。
少々古い作品なので、さすがに今時の映画と比べてしまうとCGなどは見劣りする。話のテンポもゆっくりだ。なんで~などと突っ込んではいけない。無心に楽しもう。
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