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2009年1月12日 (月)

[映] 消えた天使

 リチャード・ギアが、ちょっとゆがんだ正義感に燃える監察官を演じている。共演はクレア・デーンズ。

 登録性犯罪者の監視をする監察官エロール・バベッジ。担当の犯罪者をマメに訪問し、様子を監視し、異変を見逃さないベテラン。退職まであと数週間のある日、新入りのアリソンとペアを組むことに。だが、彼の、元犯罪者の再犯を疑ってかかる態度に反感を持つアリソン。若い女性が行方不明になり、自分の担当する犯罪者のしわざに違いないと考えたエロールは、独自の調査を始めるが…

 エロールは、性犯罪を許せない正義感だ。だが、その気持ちが強すぎるあまり、ちょっと粋すぎた行動を取る。当然のように、事なかれ主義の同僚からはつまはじき者。退職というのも、定年ではなく、クビだと言うことがわかる。アリソンとしては、やっかいな人と組まされてしまったなと言う感じだ。

 そんな男なので、行方不明の女性の捜査を始めても、周りは相手にしない。家出らしいと言う情報も入り、ますます不利な立場だ。だが、エロールの勘は正しい。

 なかなか考えさせられる内容だ。マジメにやると厄介者扱いされてしまうっていうのは、ありがちだし、許せない気持ちが高じて暴走してしまうと言うのもありそうだ。また、性犯罪者の情報を公開すると言うシステムは、性犯罪者同志の結びつきを促進してしまうと言う怖い現実も見せてくれた。全体的には、ちょっと物足りない感じはあるが、リチャード・ギアの、いつもとちょっと違うタイプの役所は楽しめる。

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