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2009年2月26日 (木)

[映] スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

 ミュージカルだが、連続殺人犯のお話。と言うことで、R15指定。確かに、かなり残酷なシーンが出てくるので、お子さま向きではない。

 ロンドン、フリート街で理髪店を営むベンジャミン・パーカー。美しい妻と、産まれたばかりの娘と3人で、幸せに暮らしていた。だが、この美しい妻に一目惚れした悪徳判事ターピンに陥れられ、無実の罪で服役するハメに。15年後、復讐のために街に戻ったベンジャミンは、スウィーニー・トッドと名前を変え、チャンスを狙う…

 とまぁ、一言で言ってしまえば、そういうお話である。スウィーニー・トッドに手を貸すのが、パイ店を営む女性ラベット夫人。この2人の妙な協力関係が面白い。だが、結末はかなり皮肉だ。

 ミュージカルなわけだが、それほど朗々と歌い上げている感じはなく、親しみが持てる。スウィーニー・トッド役がジョニー・デップ、ラベット夫人役がヘレナ・ボナム・カーター。監督ティム・バートンとは、チャリチョコや、コープスブライドでお馴染みのメンバー。ターピン判事役でハリー・ポッターのスネイプでお馴染みアラン・リックマン。ハリー・ポッターのピーター・ペティグリュー(ワームテール)役のティモシー・スポールも出演しているので、ハリポタ組3人そろったね。

 かなりグロいお話だが、皮肉が効いていて楽しめる。唯一気になるのはジョアンナ。あの青年と駆け落ちしたのかな。

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[映] エリザベス:ゴールデン・エイジ

 「エリザベス」の続編。ケイト・ブランシェットが再び演じているのだが…

 16世紀末、イングランド女王に即位したエリザベス。だが、国内では、スコットランド女王のメアリー・スチュアートを女王とする勢力が。一方、スペイン国王は、カトリックこそ王となるべきと考え、自分の娘を英国の女王にするべく画策。スペイン国王とメアリー・スチュアートが手を結び、プロテスタントであるエリザベスの暗殺を計画していたかに思われたが…

 前作で女王となったエリザベスのその後である。ヴァージン・クイーンと呼ばれた彼女は、生涯独身。強いカリスマ性を発揮して、英国をまとめ上げていくさまと、女として揺れ動く心が描かれている。

 歴史に疎いので、どこまで史実に忠実なのか、私にはわからないのだが、エリザベス暗殺計画や、それを利用してエリザベスを窮地に追い込んだスペイン国王など、なかなか見応えがある。エリザベスの指導者としての強い部分と、乙女心が描かれていて、そういう意味でも興味深い。衣装もすばらしく、アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞しただけのことはある。

 だが、全体としては駆け足で、ストーリーとしては物足りない感じが。一番の見所は、スペインの無敵艦隊との戦いなのだろうが、あまり迫力は感じない。それよりも、周りで戦っているのはみな男、側近も男ばかりだし、彼女は相当孤独だったろうなと、同情してしまった。

 メアリー・スチュアート役は、サマンサ・モートン(マイノリティ・レポートのアガサ)。エリザベスの侍女ベス役に、アビー・コーニッシュ(キャンディ)。エリザベスの相談役(?)にジェフリー・ラッシュ。そして彼女が恋する船乗り役で、クライブ・オーウェン。

 黄金時代ということなので、前作ほどすごい展開がないのはしょうがないのかもしれない。だが、あともう一押し欲しかった気もする。

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[映] ペネロピ

 おとぎ話のような映画だ。豚の鼻を持った女の子の役を、クリスティナ・リッチが演じている。

 名家ウィルーハーン家に女の子ペネロピが誕生。だが、彼女は豚の鼻と耳を持っていた… それはかつて、彼女の先祖が犯した悪行のため、魔女によって「次に産まれる女の子は、豚の容姿で生まれてくる」と言う呪いをかけられていたためだった。この呪いを解くには、名家の人間によって愛されることが必要。ペネロピの母親は、彼女を守るため、彼女の死を偽装し、屋敷に幽閉。そして年頃となった彼女に、結婚相手を探すため、見合いをさせまくるが…

 母親が娘を心配するあまり、娘を不幸にしていたと言う物語だろうか。見栄えを気にして死を偽装し、屋敷に閉じこめ、年頃になったからと結婚相手を探そうとする。でも、その容姿から、何度見合いをしても逃げられると言う設定だ。

 母親がペネロピの存在を隠そうとしたため、それを暴こうとする記者(Nip/Tuckのマーローね)が現れる。彼は、今は落ちぶれた元名家の跡継ぎマックス(ジェームズ・マカヴォイ)を探し出し、彼をスパイとして送り込む。彼は、ペネロピに惹かれ始めるが、彼には秘密があり… と言う辺りが見所。

 でも、どうも解せないのは、なんでそんなに彼女の容姿を怖がるのかと言うことだ。確かに鼻は豚(耳は隠れていてわからない)だが、ペネロピはかわいいのだ。大の男が、そんなことでギャーギャー騒いで逃げ出す様は、滑稽としか言いようがない。さらに、呪いが解けたペネロピの顔が、なんだか物足りなく感じたのは私だけか?

 ペネロピの婚約者役で、「ローマ」のオクタビアヌス役でお馴染みサイモン・ウッズ。私利私欲で動く、嫌なヤツを演じている。

 ペネロピはとても愛らしく、恋の物語としては楽しめる。見かけで判断せず、中身を見ようと言うことか。

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2009年2月24日 (火)

第81回アカデミー賞授賞式

 2009年アカデミー賞授賞式が、2月22日(日)(日本時間23日(月))に行われた。今年もWOWOWで生中継。そして例のごとく、友達と鑑賞会となった。

 今年の司会はヒュー・ジャックマン。X-メンのウルヴァリンである。どんな司会になるんだろうと思っていたのだが… 今年はダウンサイジングということで、オープニングごときに制作費は出ないとばかりに、ダンボールで子供が作ったようなショボいセット。だが、ヒュー・ジャックマンのすばらしい歌と踊りとのミスマッチ感がまたなんとも楽しく、会場は大喝采。彼がこれほど芸達者だったとは。やはり司会に選ばれるだけのことはある。アン・ハサウェイも飛び入り(と言ってもリハーサルした感じ)参加で盛り上げてくれた。

 今年の目玉は、「ベンジャミン・バトン」と「スラムドッグ・ミリオネア」。そしてショーン・ペンの「ミルク」がどう絡むかと言う感じだったのだが、結果は、作品賞、監督賞他、合わせて8部門の「スラムドッグ・ミリオネア」圧勝という感じ。「ベンジャミン・バトン」は13部門もノミネートされていたのに、3部門受賞にとどまった。主演男優賞にショーン・ペン主演女優賞にケイト・ウィンスレット助演男優賞にヒース・レジャー助演女優賞にペネロペ・クルス。ケイト・ウィンスレットは念願の初受賞、本当に嬉しそうだった。故人ヒース・レジャーの受賞は、両親と妹が代わりに受賞。彼の娘マチルダ(まだ3歳。ミシェル・ウィリアムスとの子供だが、結婚はしていなかった様子)に賞を渡すと言っていた。ペネロペ・クルスのスピーチ、「映画は世界を一つにつなぐ」は名言になりそうだ。

 また、日本人としては、外国語映画賞を「おくりびと」、短編アニメ映画賞を「つみきのいえ」が受賞したのはなんともうれしい。「おくりびと」の設定が、アメリカのドラマ「シックス・フィート・アンダー」と似ているのが気になっていたのだが、このドラマに出演していたリチャード・ジェンキンスが主演男優賞にノミネートされていたのも、何かの偶然か。

 全体的には、ムダを省いた感じで、シンプルにまとまっていたが、今年はちょっと新しい試みがあった。今まで、主演男優賞のプレゼンターは、去年の主演女優賞受賞者が、主演女優賞のプレゼンターは、主演男優賞の受賞者がと言うのが恒例だったが、今年は、過去の受賞者5人が、今年の候補者5人をそれぞれ紹介、励ましの言葉を言っていた。候補者も感動した様子だったし、なかなかいい試みだと思う。やたら関係者の名前を列挙するスピーチもなかったし、そのせいか、音楽で追い立てられるように退場する受賞者もいなかった。

 さて、そういえば事前に予想をしていたことを思い出した(^o^;。どうだったろうと見比べてみると、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞は見事に当たっている! 女優が両方ともハズレたわけだが、ケイト・ウィンスレットの受賞はうれしい。なにより、スラムドッグ・ミリオネアを是非とも見てみたくなった。

 今年のアカデミー賞の結果、および授賞式の流れについては、HPにまとめたので、良かったらどうぞ。
http://www.ne.jp/asahi/mikey/showcase/mvaa2009.html

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2009年2月15日 (日)

[映] マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

 ダスティン・ホフマンが、不思議なおもちゃ屋の店主を演じている、ファンタジーコメディ?? とにかく映像が綺麗で、役者もそろっているので、とても期待していたのだが…

 都会の一角にある、創業113年と言う、「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」。ここには不思議なおもちゃがいっぱいで、まるで生きているかのように自由に動き回っている。そのため、子供達にも大人気で、いつも活気に満ちていた。だがある日、突然会計士を雇うことにしたマゴリアムおじさん。自分は引退して、店を支配人であるモリーに譲ると言い出す。突然のことに動揺したモリー…

 映像はとても綺麗だ。おじさんのおもちゃ屋はとても幻想的で、おもちゃが生きているよう。不思議なドア(どこでもドア?)があったり、なんでも出てくるカタログがあったり。そこへ、始終通っている少年エリックも愛らしい。なぜ友達ができないのかわからないが、とてもユニークで明るい。前半は、まるでチャリチョコのようで、ワクワクする。

 だが非常に残念なことに、ストーリーが物足りないと言うか意味不明。モリーは、かつて天才少女と言われたピアニストで、作曲したいのに、うまく行かないと壁にぶち当たっている。そんな折りの騒動である。おじさんのように店を動かせるか自信が持てないでいるのだが、今まで支配人として働いていたのに、何を悩むのか疑問。結局、店を継ぐ決意を固めるのだが、ピアノがどこにも絡んでこない。また、エリック少年は、なかなか友達ができず、そのことを母が気に病んでいる。だが、本人はあまり気にしていない様子で、会計士ヘンリーと親しくなる。エリックは帽子のコレクターで、毎日違う帽子をかぶっているのだが、それはおもちゃ屋とはとくに関係がない。さらに、会計士ヘンリーの役割も今ひとつよくわからない。
 マゴリアムおじさんの存在といい、モリーやエリック、ヘンリーといい、せっかく面白い設定なのに、それらがかみ合わないと言うか、うまくつながっていない感じ。

 マゴリアムおじさん役にダスティン・ホフマン(しゃべり方が、ジョーン・キューザック風で、「トイズ」を思い出した)。モリー役にナタリー・ポートマン。エリック役にザック・ミルズ。ヘンリー役にジェイソン・ベイトマン(ブルース一家のマイケル・ブルースね) これだけ役者がそろっていて、これだけ面白くないって、どう考えても脚本が悪い。せっかくすばらしい映像なのに、残念で仕方がない。

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2009年2月14日 (土)

[映] ヒトラーの贋札

 去年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した作品。地味ながら、体験者の手記を元に製作されただけに、リアルに描かれている。

 1936年ドイツ。パスポートや紙幣の偽造をしていたユダヤ人サリーは、逮捕されてユダヤ人収容所へ連れて行かれる。だが、そこで偽造の腕前に目を付けられたサリーは、外国紙幣贋造に従事させられることに。それは、偽ポンドや偽ドルを大量に作り、英米経済を混乱させようという、「ベルンハイト作戦」だった。拒めば自分の命がないが、手を貸せば、同胞への裏切りになる…

 ユダヤ人収容所の映画はいろいろ見たが、これはちょっとタイプが違う。こんなこともあったんだと言う感じだ。ユダヤ人収容所の中でも、ここは、紙幣偽造のスペシャリストの集まりということで、多少優遇されている。他よりも少々自由があり、他よりもちょっと良い物が食べられ、他よりもちょっといいベッドで眠ることができる。

 今までも紙幣の偽造をしていたサリーにとって、紙幣の偽造自体に罪悪感はないようだ。むしろ、自分の才能を生かせる場所に来られたとばかりに、ポンド札の偽造に成功。そのデキがあまりにすばらしかったため、今度はドル札を大量に印刷するよう命じられる。

 だが、ここで疑問を持つ者が現れる。ナチに手を貸すことは、同胞に対する裏切りであると。とはいえ、命令通り印刷しないと、即銃殺だ。修整主任としてサリーは葛藤する。

 正義感を持ち出すブルガーに、そんなタテマエよりも、とりあえず今を生き延びることの方が重要だと突っぱねるサリーは、一見、自己中心的で冷たい男のように見える。だが、作業所で一緒に作業している仲間だけでも、なんとか一緒に生き延びようと努力する彼は、実はものすごく仲間思いである。だから、弟のようにかわいがっていたコーリャへの仕打ちを知り、物静かなサリーが怒りを爆発させる。

 派手な演出こそないが、淡々と描かれている内容は実に深い。

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2009年2月13日 (金)

アカデミー賞2009大予想!?

 今年もアカデミー賞の時期がやってきた。ノミネートも発表となり、WOWOWでもアカデミー賞関連の話題が目に付くようになってきた。毎年、友達と生中継を見るのを楽しみにしているので、この時期、なんとなく落ち着かず、ソワソワしてくる。

 毎年思うのだが、せっかく盛り上がっているにもかかわらず、ノミネート作品を見ていない状態で授賞式を見るのは、とても残念だ。それは、近くに映画館がなくてなかなか見に行かれないと言うのもあるが(近日中に映画館ができるので、その点は楽しみ(^o^))、まだ日本で上映されていない作品が多いこともある。上映されているのに見ていないのは自分の責任だが、上映されてないものは、ねぇ。

 と言う訳で、誰が受賞するか、どの作品が受賞するか、はっきり言って勘なのだが、今年は主要6部門だけ、ちょっと予想してみることにした。その方が、生中継見てても盛り上がるでしょ。

★作品賞
○「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
○「フロスト×ニクソン」
○「ミルク」
○「愛を読むひと」
●「スラムドッグ$ミリオネア」
どれも見てみたい作品なのだけれど、内容的に興味深いのは、「ミルク」と「スラムドッグ$ミリオネア」。主演男優賞をショーン・ペンかなと予想しているので、作品賞はあえてこちらにしてみた。

★主演男優賞
○リチャード・ジェンキンス 
○フランク・ランジェラ 
●ショーン・ペン 
○ブラッド・ピット 
○ミッキー・ローク
難しい役だし、ショーン・ペンの演技には期待しているので、是非とってほしい。ドラマファンとしては、リチャード・ジェンキンス(「シックス・フィート・アンダー」のナサニエル・フィッシャー)にもとってほしいんだけどね。

★主演女優賞
○アン・ハサウェイ 
○アンジェリーナ・ジョリー 
○メリッサ・レオ 
●メリル・ストリープ 
○ケイト・ウィンスレット
ドラマファンとしては、メリッサ・レオ(「ホミサイド」のケイ・ハワード刑事)にとってほしいのだけれど、顔ぶれから言ってちょっと無理そう… メリル・ストリープとケイト・ウィンスレットで迷ったけれど、年の功ということで。

★助演男優賞
○ジョシュ・ブローリン 
○ロバート・ダウニー・ジュニア 
○フィリップ・シーモア・ホフマン 
●ヒース・レジャー 
○マイケル・シャノン
ここはやっぱり、遺作ということでヒース・レジャーかな。

★助演女優賞
○エイミー・アダムス 
○ペネロペ・クルス 
○ヴィオラ・デイヴィス 
○タラジ・P・ヘンソン 
●マリサ・トメイ
エイミー・アダムスとマリサ・トメイで迷ったのだけれど、好みでマリサに決めた(^o^;。

★監督賞
○デヴィッド・フィンチャー監督 
○ロン・ハワード監督 
○ガス・ヴァン・サント監督 
○スティーヴン・ダルドリー監督 
●ダニー・ボイル監督
好きなのはロン・ハワード監督なのだが、作品として一番見てみたいのが「スラムドッグ$ミリオネア」なので、監督は彼に決定。

 さて、どれだけ当たるかはともかく、アカデミー賞楽しみ(^o^)。今年の司会はヒュー・ジャックマン。久しぶりにコメディアンじゃないので、どんな授賞式になるのか、ワクワク。

 全ノミネート作品については、こちらに書いたので、良かったらどうぞ。

http://www.ne.jp/asahi/mikey/showcase/mvaa2009.html

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2009年2月 7日 (土)

[映] マンマ・ミーア!

 ABBAの曲を使ったミュージカルを映画化した作品。久々に映画館へ見に行った。レディースデイだったこともあり、狭い館内は同世代の女性でいっぱい。平日に、静岡の映画館がこんなに混んでいることってまずないので、ビックリだ。恐るべし、ABBAパワー。

 ギリシャの島でホテルを営むドナの娘ソフィ。結婚を間近に控えた彼女は、ドナの日記を見つけ、自分の父である可能性のある3人の男性を、こっそり式に招待。バージンロードを、一緒に歩いて欲しいと考えるが…

 さて、苦手なミュージカルである。だが、ABBAの曲は結構聴いていたので、その点は問題なく楽しめた。ストーリーとしては、比較的シンプルで、思った通りの展開だが、そこに、ABBAの曲が絶妙に配置されており、さすが人気のミュージカルだけのことはあると言う感じ。曲は、多少アレンジされており、当然の事ながら、出演俳優が歌う。原曲がそのまま使われているワケではないので、ABBAの女性2人の声が好きだった私としては、少々残念ではあったが、アレンジもまた素敵なので、これはこれでとてもいい。

 ドナ役にメリル・ストリープ。さすがに今年60歳の彼女が、この声で歌える訳ないだろうと思って見ていたのだが、なんとびっくり、彼女自身が歌っているらしい。娘ソフィ役は、ヴェロニカ・マーズのリリー・ケイン役でお馴染み、アマンダ・セイフライド。かなり荒れているリリー役とは違い、素敵な娘役だ。父親の可能性のある男性3人は、ピアーズ・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド。この3人、メリル・ストリープに対して少々若すぎるところが、ちょっと残念(特にコリン・ファース)。ドナの親友ロージー役は、ハリー・ポッターシリーズのモリー・ウィーズリーこと、ジュリー・ウォルターズ。
 また、ABBAのベニー・アンダーソンが、ダンシング・クイーンのシーンに出演。(一瞬だけピアノを弾くところ) ビョルン・ウルヴァースも、ギリシャの神の役(?)で出演しているらしい。(これは気づかなかった…)

 とにかく、ABBAのファンはもちろんのこと、かつてABBAの曲を聞いていた人は、楽しめること間違いなし。ABBAの曲を全く聞いたことない人って、あまりいないと思うが、あまり縁がなかった人も、これを機にABBAを聴くのもいいかもしれない。幸せな気分になれる映画だ。

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2009年2月 4日 (水)

[ド] アントラージュ★オレたちのハリウッド

 数年前からエミー賞で話題になっていたドラマ。2006、2007、2008と3年連続で、ジェレミー・ピヴンが助演男優賞を受賞していたので、とても気になっていた。FOXライフで先に放送していたようで、それがFOXに落ちてきたと言うことか。製作は、マーク・ウォールバーグ。

 若手映画スター、ヴィンス・チェイス。甘いマスクが人気で、出演した映画も好評。彼はハリウッドの大邸宅に、友人のエリック、タートル、そして義兄ジョニーと共に住む。彼らの毎日はオキラク。テラスでゴルフをすれば、ボールは有名俳優の邸宅に当たり…

 エリックはヴィンスの親友であり、マネージャーのような役目も果たしている。ロクに脚本も読まないヴィンスに対し、エリックはしっかり者で、ヴィンスが今後大物俳優になるためには、脚本を吟味し、出演作を選ぶべきだと考える。エージェントのアリ(ジェレミー・ピヴン)は、少々自己中。目先の出演料に惑わされて、しょうもない映画に出演させようとさえする。広報のショウナ(デビ・メイザー)は厳しい女性。ヴィンスのイメージを壊さぬよう、細心の注意を払う。

 ヴィンスの異母兄弟ジョニー・ドラマ・チェイス(ケヴィン・ディロン。マット・ディロンの実弟である辺りも、私生活に通じるところがあって面白い)は、自分も俳優なのだが、弟のようにブレイクしない。彼のコネを使ってなんとか自分にも転機が訪れないものかと考える。その辺、兄としてのプライドとか、弟に対する妬みはなさそうだ。

 4人の共同生活は、なかなか楽しそう。大邸宅には使用人もいて、毎日オキラクに暮らしている。これは全てヴィンスの稼ぎ? だとすると、駆け出しのスターと言っても、それなりに稼いでいることになる。

 アリのアシスタント役で、OCのアンナ、ダーティ・セクシー・マネーのジュリエットこと、サミーラ・アームストロング。そのほか、有名俳優が本人役でゲスト出演することも多いのが楽しい。

 シーズン1の放送が終了し、2月からシーズン2に突入。今のところ、ジェレミー・ピヴンの役は、イヤなヤツという感じで、何が良いのかさっぱりわからないが、今後に期待。正式にヴィンスのマネージャーとして働くことになったエリックの活躍にも期待。ジョニーも良い役がもらえるといいね。

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2009年2月 1日 (日)

[映] ナルニア国物語/カスピアン王子の角笛

 ナルニア国物語第二章。前作、ライオンと魔女の数年後、ナルニアの国では1300年も後のお話らしい。

 ペヴェンシー兄弟の治めた時代から、1300年後のナルニア。そこは、テルマール人に征服され、ナルニアの民たちは、森にひっそりと身を隠していた。テルマールでは、亡き王の弟が国を治めていたが、息子の誕生を機に、カスピアン王子の暗殺を企てる。すんでのところで、城を抜け出したカスピアンは、森に逃げ込み、側近から手渡された角笛を吹いた。それは、伝説の4人の王を呼び戻すと言う、魔法の角笛…

 と言うワケで、イギリスで再び子供の姿に戻って暮らしていたペヴェンシー兄弟は、学校帰りの地下鉄で、突然ナルニアへ呼び戻される。一度大人になり、国を治めた王であるにもかかわらず、また子供に戻って学校へ通うと言うのは、確かに屈辱的なことだろう。そんな生活をしていた彼らにとっては、再びワクワクする冒険だ。

 ナルニアに戻れたことに喜ぶ4人だが、すぐに自分たちのいた時代よりもはるか後の時代だと気づく。そして、ナルニアの現状を知り、命を狙われているカスピアンに協力し、かつてのナルニアを取り戻すべく戦うのだ。

 前作より、子供たちは多少成長。ルーシーも、小さな勇気を見せてくれる。カスピアン王子は、あまり良いところはないが、ピーターとスーザンは大活躍だ。子供向け冒険ファンタジーではあるが、戦闘シーンはなかなか迫力がある。

 こびとのトランプキン役で、NIP/TUCKのマーローこと、ピーター・ディンクレイジ。ウィローのワーウィック・デイヴィス。

 続編もそろそろ製作が始まり、ルーシーとエドモンドは引き続き出演。トランプキンとカスピアン王子も同じだ。今度はカスピアンが少しは活躍するのだろうか。ルーシーはどんな女性に成長するのか、楽しみだ。

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