« [映] ペネロピ | トップページ | [映] スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 »

2009年2月26日 (木)

[映] エリザベス:ゴールデン・エイジ

 「エリザベス」の続編。ケイト・ブランシェットが再び演じているのだが…

 16世紀末、イングランド女王に即位したエリザベス。だが、国内では、スコットランド女王のメアリー・スチュアートを女王とする勢力が。一方、スペイン国王は、カトリックこそ王となるべきと考え、自分の娘を英国の女王にするべく画策。スペイン国王とメアリー・スチュアートが手を結び、プロテスタントであるエリザベスの暗殺を計画していたかに思われたが…

 前作で女王となったエリザベスのその後である。ヴァージン・クイーンと呼ばれた彼女は、生涯独身。強いカリスマ性を発揮して、英国をまとめ上げていくさまと、女として揺れ動く心が描かれている。

 歴史に疎いので、どこまで史実に忠実なのか、私にはわからないのだが、エリザベス暗殺計画や、それを利用してエリザベスを窮地に追い込んだスペイン国王など、なかなか見応えがある。エリザベスの指導者としての強い部分と、乙女心が描かれていて、そういう意味でも興味深い。衣装もすばらしく、アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞しただけのことはある。

 だが、全体としては駆け足で、ストーリーとしては物足りない感じが。一番の見所は、スペインの無敵艦隊との戦いなのだろうが、あまり迫力は感じない。それよりも、周りで戦っているのはみな男、側近も男ばかりだし、彼女は相当孤独だったろうなと、同情してしまった。

 メアリー・スチュアート役は、サマンサ・モートン(マイノリティ・レポートのアガサ)。エリザベスの侍女ベス役に、アビー・コーニッシュ(キャンディ)。エリザベスの相談役(?)にジェフリー・ラッシュ。そして彼女が恋する船乗り役で、クライブ・オーウェン。

 黄金時代ということなので、前作ほどすごい展開がないのはしょうがないのかもしれない。だが、あともう一押し欲しかった気もする。

|

« [映] ペネロピ | トップページ | [映] スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [映] エリザベス:ゴールデン・エイジ:

« [映] ペネロピ | トップページ | [映] スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 »