« [映] モンゴル | トップページ | [映] ラースと、その彼女 »

2009年3月 5日 (木)

[映] 危険な年

 82年、オーストラリアの作品。メル・ギブソンとシガニー・ウィーバーが若くて素敵。さらに、リンダ・ハントがアカデミー賞助演女優賞を受賞したと言うのが気になったが、彼女の役は男性の役でビックリだ。

 1965年、スカルノ政権下のインドネシア。民衆は貧困で苦しみ、PKIの反政府運動が高まり、情勢不安定なジャカルタへ、オーストラリアの放送局特派員ガイ・ハミルトンがやってきた。彼は、カメラマンのビリーに導かれ、大スクープをものにする。ビリーの紹介で、英国大使館秘書ジルと知り合い、親密になる。ある日、ジルは、仕事上で知った極秘メッセージを、ガイの身を案じて教えてしまうのだが…

 まず、ビリー役のリンダ・ハントがなんとも謎めいている。長年この地で取材しているらしく、情報通である。顔も広いようで、さまざまなコネがある。彼は、ガイを見込んでスクープの手助けをしたり、大好きなジルを紹介したりする。だが、ガイはあくまでも報道するのが仕事。特ダネがあれば、報道しないわけにはいかない。だが、報道したために、クーデターは失敗に終わってしまう。

 ビリーは、インドネシアの貧困に心を痛めている。なんとか救いたいと願うのだが、彼1人の力ではどうにもならない。最後は、彼なりの抗議をする。

 私の生まれた年のインドネシアって、こんな風だったのねと、しみじみ思った。

|

« [映] モンゴル | トップページ | [映] ラースと、その彼女 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [映] 危険な年:

« [映] モンゴル | トップページ | [映] ラースと、その彼女 »