« [映] 大いなる陰謀 | トップページ | [映] ジェシー・ジェームズの暗殺 »

2009年4月 6日 (月)

[映] 再会の街で

 コメディのイメージが強いアダム・サンドラーだが、今回は真面目なお話だ。911で妻子を失い、失意のあまり記憶を失った男を演じている。

 マンハッタンで歯科医を営むアラン。収入も良く、愛する妻と娘たちとともに、平穏な毎日。そんなある日、街で大学時代のルームメイト、チャーリーを見かける。しばらく音信不通だったチャーリーに話しかけるが、彼はアランの事を覚えていなかった…

 つらい記憶を封じ込めようとしているうちに、そのこと自体を忘れてしまうって、本当にあるんだろうか。こういう物語を見るたびに、911の後遺症がまだまだ続いているんだなと感じる。アランは、なんとかチャーリーを立ち直らせようと、あれこれ世話を焼く。

 アラン自身も満たされない物を感じている。家族は愛しているし、大切に思っているけれど、どうも全て妻に仕切られて束縛感を持っている。そんなアランが、チャーリーとつき合うことで、次第に自分の問題も解決していく。

 とはいえ、チャーリーの心の傷は深く、そう簡単に立ち直れる訳ではないと言う見せ方は、リアル。少しずつ、時間をかけて前へ進むのだろう。最後は、ホッとする内容だ。

 チャーリー役にアダム・サンドラー(ボブ・ディランみたいだなぁ)。アラン役にドン・チードル。精神科医役にリブ・タイラー。アランの妻役にジェイダ・ピンチェット・スミス(ウィル・スミスの奥さんだね)。判事役にドナルド・サザーランド。きっつーい受付嬢役でポーラ・ニューサム(リトル・ミス・サンシャインでも同じような役やってたねー)。

 全体として、チャーリーの問題の核心に近づくまでがちょっと長く、見ていて疲れるが、2人のふれあいが心温まる作品だ。

|

« [映] 大いなる陰謀 | トップページ | [映] ジェシー・ジェームズの暗殺 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [映] 再会の街で:

« [映] 大いなる陰謀 | トップページ | [映] ジェシー・ジェームズの暗殺 »