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2009年5月11日 (月)

[映] バートンフィンク

 先日の映画の件もあるし、コーエン兄弟の作品ということで、とても期待して見たこの作品。正直、意味が良くわからず、見終わってしばらく考え込んでしまった。

 NYの劇作家バートン・フィンク。作品が好評だったため、一躍有名に。ハリウッドから声がかかり、映画の脚本を書くことになった。だがそれはB級レスリング映画。自分の書きたい作品とはほど遠く、なかなか書けないバートン。それにも関わらず、異様に期待している映画会社の社長。気が滅入るような薄汚いホテルにこもり、悶々としているバートンのところへ、隣室の男チャーリーがたびたび訪れるようになり…

 バートンは、自分の作品にイマヒトツ満足していないのに、観客には大人気。そしてハリウッドに呼ばれ、ものすごく期待されるのだが、全く作品が書けない。社長の希望は、単純なレスリング映画。マッチョなレスラーが戦えばそれでいいと言う感じだが、バートンが書きたいのはそんな作品ではないと言う辺り、コーエン兄弟の心の叫びというか、本心が描かれているのだろう。

 せっかく太陽いっぱいのハリウッドにやってきたのに、薄汚いホテルの一室にこもるバートン。この辺りも、因果な商売なんだよと言いたいのか。

 はがれてきた壁紙がネットリしている上に、隣人チャーリーが耳垂れに悩まされていたり、いつも癒されている壁にかけられたビーチの女性の写真が、最後に出てきたりするところを見ると、この物語はバートンの妄想なのかなとも思える。そう思えば、一夜を共にした女性が朝起きたら死んでいたことや、炎のチャーリーのシーンなども、わかる気がする。

 バートン役はジョン・タトゥーロ。隣室のチャーリー役にジョン・グッドマン。ホテルのベルボーイ役にスティーブ・ブシェミ。メイヒュー役にジョン・マホーニー(フレイジャーの父マーティンでお馴染み)。ベン・ガイズラー役にトニー・シャローブ(モンクね!)。社長秘書(?)役にジョン・ポリト(ホミサイドのクロセッティ刑事)。ドラマ「モンク」では、兄弟を演じたトニー・シャローブとジョン・タトゥーロ、ここでも共演していたんだね。

 よくよく見れば深いのかもしれないが、私にはおもしろさが良くわからなかった。残念。

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