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2009年5月14日 (木)

[映] ノーカントリー

 去年のアカデミー賞で4部門受賞した、コーエン兄弟の話題作。早くもWOWOWに登場である。殺し屋を演じたハビエル・バルデムの怪演が話題で、とても気になっていた。

 メキシコ国境近くに住むルウェリン・モスは、狩猟中、砂漠で車と数名の死体を発見。車には大量のヘロイン。そして近くに大金の入ったカバンを見つける。危険を承知で金を持ち帰ったルウェリンは、殺し屋アントンに追われるハメに… 事件の捜査にあたる老保安官エドだったが…

 麻薬がらみで銃撃戦となり全員死亡。ヘロインと金が残され、それを持ち去った男が殺し屋に追われる。まぁありがちな話である。何がこの作品を際だたせているかと言えば、間違いなく殺し屋アントンを演じたハビエル・バルデムだろう。彼に一般常識は通用しない。

 請け負った仕事は、何があってもやり遂げる。獲物は決して逃さない。その過程で邪魔者があれば殺す。でも、ターゲット以外は、殺すか否かをコインで決めたりして、気まぐれだったりもする。とにかく、敵に回してはいけないタイプである。

 ルウェリンとアントンの追跡劇が張りつめていて目が離せないのに対し、妙に脱力系なのがトミー・リー・ジョーンズ演ずる保安官エドである。彼はいい年であり、仕事にスリルを求めていない。できれば穏便に済ませたい口だ。若い頃は違ったのかもしれないが、今は違う。その彼が、重い腰を上げて捜査に乗り出す。ルウェリンを救うべく立ちあがるのだが…

 ルウェリン役にジョッシュ・ブローリン。アントン役にハビエル・バルデム。エド役にトミー・リー・ジョーンズ。ルウェリンの妻役にケリー・マクドナルド。アントンを止めようとして失敗したカーソン役にウディ・ハレルソン。

 追跡劇はスリリングで見応え充分。だが、ルウェリンがなぜそこまで金にこだわるのかが、ちょっとわからなかった。男の意地!? それにしても、ジョッシュ・ブローリンはここ数年良い作品に恵まれてるね。

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