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2009年6月27日 (土)

[映] バンディダス

 ペネロペ・クルスとサルマ・ハエック、ラテン系2大美女共演と言う異色のウェスタンコメディ。

 1848年メキシコ。債務不履行で土地を地主に押さえられてしまった父娘。娘マリアは、すぐに地主に文句を言いに行くが、そこにはすでに土地購入のためにやってきたアメリカ人ジャクソンが。彼は、マリアの父を撃って土地を奪い、さらに地主も契約後に毒殺。地主の娘サラは、突然の事に呆然とするが、すぐにジャクソンの仕業と感づき、逃亡。なんとか仕返しをしようと考え、とりあえず資金調達のために銀行へ押し入る。だがそこにはすでにマリアが押し入っていて…

 この二人が銀行強盗って、本当に笑える。マリアは確かにお転婆娘という感じではあるが、サラはお嬢様。二人ともおっかなびっくりの感じだが、元強盗に訓練してもらい、ドレスも脱ぎ捨てて、強盗に変身だ。

 二人に強盗の指導をするのは、サム・シェパード。また、科学分析を開発した刑事役に、スティーブ・ザーン。美女二人に、彼が絡むことで、またちょっと面白くなる。

 日本では劇場未公開だったらしい。わかる気もするが、気楽に見るにはそこそこ面白いと思うよ。

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[映] 君のためなら千回でも

 なんてサエないタイトルだろうと思ったが、この言葉が映画の中で涙を誘う。感動的な作品だ。アフガン生まれのホッセイニ氏の自伝的小説を映画化したものらしい。彼自身も、ドクター役でチョロッと出演している。

 70年代のアフガニスタン。裕福な家庭の少年アミールは、使用人の息子ハッサンと仲良し。いつも一緒で、ハッサンにたこ揚げを教わったり、アミールがハッサンに本を読んでやったりしていた。ところがある出来事をきっかけに、友情が壊れてしまう。その後ソ連軍によるアフガン侵攻があり、アミールと父はアメリカに亡命。2000年。自叙伝を出版することになったアミールの元へ、父の親友から、アフガンに戻れという電話が入る…

 70年代の平和なアフガニスタン。二人の少年の友情は本当にほほえましい。ハッサンは勇気ある頭のいい子だ。だが、使用人の子であり、ハザラ人であることで差別されていた。それに対してアミールは、裕福な家庭のおぼっちゃまであり、何不自由なく育つ。だが、父親が、ハッサンの勇気や行動力ばかりほめるため、自分は愛されていないのではないかと不安になる。

 そして凧揚げ大会。ハッサンの指導で、アミールの凧は見事優勝。父親も大喜びだ。今まで、なんとか父に認められたいと思っていたアミールは、これ以上嬉しいことはない。ハッサンは、アミールのために、落とした相手の凧を探しに行く。だが直後に、事件が起こる。そしてこの事件を境に、二人の友情は壊れてしまう。

 アミールは事件を目撃している。その場で戦う勇気はなかったにしても、何かすることはできたはずだ。だが彼は何もしない。見て見ぬ振りをしてしまう。なぜ父親に言いつけて相手を懲らしめることをしなかったのだろう。なぜ自分のために戦ったハッサンに、優しい言葉をかけてあげることができなかったのだろう。そう、それは、やっと勝ち取った父からのほめ言葉を失うことにつながり、またもやハッサンがほめられ、同情されるだろうことにつながるからに違いない。なんとも利己的で、思いやりのない行動ではあるが、子供らしい行動とも言える。彼にはまだ人を思いやる余裕がなかったのだ。

 そんな彼も、すっかり大人になり、結婚して、自叙伝を出版。そして、ハッサンの訃報、彼と自分との意外なつながりを知る。ここからはもう、アミールがんばれ!と言う感じである。最後には、冷静に、正しいことをはっきりと言える立派な青年に成長する。

 アミールの父が、亡命途中で見せた勇気が忘れられない。本当に感動的な、すばらしい作品だ。

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[映] リボルバー

 リュック・ベッソンと、「スナッチ」の監督ガイ・リッチーの作品、しかも主演がジェイソン・ステイサムと言うことで、期待したのだが…

 カジノ王マカの罠にはまり、7年間投獄されていたジェイク。隣の独房にいた「チェスの達人」と「詐欺の達人」に鍛えられて出所。マカのカジノで大金を手に入れて恨みを晴らす。だが、マカはジェイクの命を狙う…

 罠にはめられた男が、出所後に復讐というのはよくある話である。刑務所でなんらかの情報を得るとか、能力を得るとかして、パワーアップして復讐するのだ。この場合も、一度も顔を見たことのない隣人から、チェスと詐欺の極意を教わり、大金を手に入れる。

 だがこの後が少々変わっている。ジェイクは何者かに命を狙われ、ほぼ同じ頃、不治の病も見つかる。そこへ、手をさしのべる二人組。全財産を渡せば、守ってやると言う。だがこの二人、いかにも怪しい。二人に言われるままに動くジェイク。

 と、スピーディな展開にアクションで、2/3くらいは楽しく見ていたのだが、最後がいただけない。はっきり言って、わけがわからない。ちょっとがっかり。

 ジェイク役にジェイソン・ステイサム。マカ役にレイ・リオッタ。二人組のザック役にヴィンセント・パストーレ(ソプラノズのプッシー)。

 最後にうまく収束すれば、もっと良い作品になった気がする。なんとももったいない。

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2009年6月23日 (火)

[映] ハンティング・パーティ

 ボスニア紛争での出来事を、ジャーナリストの視点で描いた社会派サスペンス・アクション。いつ自分が殺されるかわからないような状況だが、所々笑える場所もある。

 一流の戦場レポーター、サイモン・ハント。彼は、カメラマンのダックと組んで、世界中の戦場を飛び回って取材していた。だがある時、生中継中に、暴言を吐いてしまいクビに。それ以来、すっかり落ちぶれてしまった。数年後、取材中にサイモンと再会したダック。サイモンは、サラエボ大虐殺の首謀者で、通称フォックスの居場所をつかんだと言い、500万ドルの懸賞金目当てに彼を捜し出すのを手伝って欲しいと頼まれるが…

 いつもいいとこ取りのサイモンと、いつも貧乏くじのダックのコンビ。それはそれでうまくいっていたらしい。だがサイモンがクビになり、それ以来運が向いてきたダック。サイモンの話に乗る必要は全く無かった。だが乗ってしまう。まさにジャーナリスト魂。

 サイモンは、何に取り憑かれたようにフォックスを追う。だが、武器があるわけでも、策があるわけでもない。当然なかなかうまくいかない。おまけに、CIAと間違えられ、災難に遭う。それでも彼らは諦めない。それにはある理由があった。その辺りが見所だろうか。

 アメリカ「エスクァイア」誌に掲載された実録記事が元になっているらしい。映画のために創作した部分もあるが、最後の説明を読む限り、かなり実録に忠実に作っているらしい。アメリカが、「意図的に首謀者を捕まえない」というのは、なるほどと言う感じだ。それだけに、この作品の結末はなかなか面白い。

 サイモン役にリチャード・ギア。ダック役にテレンス・ハワード。

 社会派サスペンスだが、どこかコミカルなところもあり、楽しめる。主人公が決してヒーローではないところがリアル。

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[映] ヒットマン

 文字通り暗殺者のお話。暗殺者として育てられた人間が、ちょっと情に目覚めるお話と言えるかもしれない。デッドウッドのブロックこと、ティモシー・オリファント主演。

 暗殺者を養成する闇の組織。そこで育てられたエージェント47は、ロシアの大物政治家ベリコフの暗殺指令を受ける。予定通り暗殺に成功したハズだったが、ターゲットが生きている上に、目撃者もいると言われ愕然。目撃者抹殺のため、指定された場所へ出向くが、それは罠だった…

 なんだかどっかで見たような内容ではあるが、なかなか面白い。なんと言っても、主演のティモシー・オリファントが怖い。この人、デッドウッドやダイハード4でもそうだったが、表情があまり顔に出ない分、何をするかわからない怖さがある。サマンサ・フーでも坊主頭だったが、最近はこの頭なのか? 

 暗殺者とはいえ、大きな陰謀のコマの一つに過ぎない。だがそれに気づいた彼は、反撃に出る。そして、愛情というものを知る。

 デス妻のイアンことダグレイ・スコット、 プリズン・ブレイクのTバッグことロバート・ネッパー、LOSTのデズモンドことヘンリー・イアン・キュージックなど、テレビ勢が多数出演。

 ティモシー・オリファントが格好いい。でも、坊主頭にバーコードって、街中にいたらかなり目立つと思う…

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[映] ゴーン・ベイビー・ゴーン

 どんでん返しが楽しめる作品。「ジェシー・ジェームズの暗殺」のケイシー・アフレック主演。

 私立探偵のパトリックとアンジーは恋人同士。ある日、4歳の少女が誘拐され、その伯母夫妻から調査を頼まれる。はじめは躊躇したものの、地元でもあり引き受ける二人。調査を進めていくうちに、少女の母親ヘリーンが麻薬常習者であり、密売の売り上げを横取りしたことが原因らしいとわかるのだが…

 前半、ありがちな誘拐ものかと思いきや、後半はちょっと意外な展開で、なかなか面白い。だが、日本で劇場未公開だったらしい。

 警部役にモーガン・フリーマン。刑事役にエド・ハリス。パトリック役にケイシー・アフレック。アンジー役にミシェル・モナハン。少女の伯父役にタイタス・ウェリヴァー(ブルックリン・サウスにディラン・ウォルシュ(ニップ・タックのショーン・マクナマラね)と一緒に出ていたね)。

 結末がなんともやるせない。それで本当に良かったのかと思う。だがそうせざるを得なかったのだろうと言う気もする。

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2009年6月21日 (日)

[ド] ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ

 映画ターミネーター4も公開中だし、なんともタイムリーで、とても楽しみにしていた。映画ターミネーター2の後のお話らしい。タイトルから分かるとおり、サラの物語だ。

 サイバーダイン社の爆破で、97年に起こるはずだった審判の日を回避。それから2年後、ジョンがターミネーターに殺される悪夢を見たサラは、恋人チャーリーにプロポーズされたにも関わらず、彼に何も告げずにジョンと二人で再び新天地へ。
 突然サラたちが姿を消したため、チャーリーは捜索届けを出す。だがそのことがFBI捜査官のエリソンの目にとまり、チャーリーは尋問を受けることに。そして、サラがかつて起こした事件について聞かされる。
 一方、ジョンと二人でニューメキシコに落ち着いたサラ。ジョンは地元の高校へ通い始めるが、代理教師としてやってきたのはターミネーターだった… その時、ジョンを助けたのは、クラスメートのキャメロン。彼女は、二人を守るために未来から送られたターミネーターだったのだ。
 キャメロンは、2011年にスカイネットが始動したことを告げる。そして、スカイネット始動を今度こそ阻止するため、キャメロンは二人と共に2007年へタイムトリップする。

 #1の内容はだいたいこんな感じだ。ターミネーター2の雰囲気そのままに、今度は舞台を2007年に移して、スカイネット阻止のための死闘が始まる。

 このドラマの一番のウリは、キャメロンだと思う。女子高生型ターミネーターという発想も面白いが、一見、本当に高校生なのもすごい。キャメロン役は、4400のテス、ユニットのクリスタルでお馴染み、サマー・グロー。

 サラは、T2からとても強い女で、ここでもそれは健在。ジョンを守るためなら、なんでもする。それに対し、ジョンはまだ高校生。自分が本当にリーダーになれるのか、自信を持てずにいる。T3でもまだ頼りない感じだったので、彼が今後、どんな風にしてT4のたくましい彼になるのかが見物だ。ジョン役は、ヒーローズのザックこと、トーマス・デッカー。

 また、サラの恋人役に、OZのオライリーこと、ディーン・ウィンターズ。さらに、#1にはまだ登場していないが、カイル・リースの弟デレク・リース役で、ブライアン・オースティン・グリーン(ビバヒルのデイヴィッド)も出演するらしい。

 2008年に始まったこの作品、シーズン1が9話、シーズン2が22話で、どうやら打ち切りの様子。ちょっと残念だが、評価が高い作品なので、楽しみに見たい。

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2009年6月15日 (月)

[映] ターミネーター4

 3部作だと思っていたので、4が出来たと聞いたときは、正直「えー、まだやるのー??」と思った。だが、宣伝を見る限り、面白そう。公開を楽しみにしていた。

 2018年。核戦争で荒廃した地球。スカイネットが世界を支配し、生き残った人々は抵抗軍を組織して、マシーンたちと戦っていた。成長して部隊のリーダーとなっていたジョン・コナーは、スカイネットが、自分の父親となるカイル・リースを狙っていることを知る。一方、少年カイル・リースは、核戦争の事を知らない男マーカスと知り合う。タフなマーカスに助けられ、抵抗軍のラジオ放送で聞いた名前、ジョン・コナーを探すことに…

 どうやら、新3部作ができるらしい。スターウォーズみたいな感じ? これまでは、抵抗軍リーダーとしてのジョン・コナーが生まれる前のお話だったが、いよいよ「審判の日」以降のお話へと突入。スカイネットと人間の戦いが本格的に始まる。

 部隊のリーダーではあるが、抵抗軍のリーダーというところまでは行っていないと言うところがミソ。また、カイル・リースとの運命的な出会いも見られる。だが、何より興味深いのは、マーカスの存在だろう。

 彼は2003年に死刑になった。その後、スカイネットの実験台にされ、マシーンと人間のハイブリットとなった。彼の存在が、どう影響するのかが見物だ。

 ジョン・コナー役がクリスチャン・ベールというのは、ピッタリだと思った。3のニック・スタールにはガッカリだったが、今後もクリスチャンなら期待大。カイル・リース役、少年ということでどうなるのかなと思っていたが、アントン・イェルチンが。スタートレックではチェコフを演じていたし、TAKEN以降映画にも進出で、今売り出し中かな。また、セリフが一つもなかったのだが、スター役のジェイダグレイスが、なんともいい味を出していた。今後に期待。シュワちゃんも(多分昔の映像だね)チラリと登場。ヘレナ・ボナム・カーターが重要な役で登場。

 様々な偶然が重なって、抵抗軍リーダーのジョン・コナーが誕生するのだろう。物語はまだまだ続く。人間とマシーンの戦いはまだまだ続くのだ。最後まで見届けたい。

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[映] ヴェニスの商人

 有名なシェークスピアの作品である。。中学生の頃、簡略版を読んだことがあり、話の概要は知っていた。英語劇でバッサーニオ役を演じたこともあるのだが(^o^;、彼がどんな役割だったのか、すっかり細かいところを忘れてしまっていた。たまたま民放の深夜枠で放送されていて、アル・パチーノの名前を見つけてしまったので、ついつい見てしまった。

 1596年のヴェニス。財産を使い果たしてしまったバッサーニオは、ベルモントに住む美女に求婚するため、資金を親友アントーニオに借りに行く。だが、アントーニオは貿易商。全財産は船の積み荷となって世界各地の海に出払っていた。そこで、ユダヤ人金貸しのシャイロックに借金を頼みに行く。シャイロックは、アントーニオの肉1ポンドを担保に、3000ダカットを貸すことを提案。これを承諾し、その金を持って求婚に行くバッサーニオだったが…

 お馴染みのストーリーである。予想通り、シャイロック役がアル・パチーノ。アントーニオ役にジェレミー・アイアンズ。バッサーニオ役にジョゼフ・ファインズ。そうそうたるメンバーである。非常に残念な事に吹き替えだったので、アル・パチーノの声を聴くことができなかったのだが、名優揃いでもあり、見応えは充分だった。

 だが、学生の頃には全く気づかなかった、ユダヤ人に対する偏見に、大きなショックを受けた。彼らがどんな風に扱われ、どんな思いをしてきたのか。キリスト教=善であり、それ以外の宗教は悪であると言わんばかりの物語。ユダヤ人は人でないと言わんばかりの扱い。そんな環境の中で、シャイロックがアントーニオたちに敵意を持つのもムリはない。

 確かにシャイロックの行動は行き過ぎだった。仕返しのチャンスに飛びついてしまったのだが、限度を超えてしまった。だが、最後に受けた仕打ちはもっと酷い。なんだかうまくごまかされて、全て巻き上げられてしまったように見える。しかも、改宗まで強要されて。ハッピーエンドのように描かれているが、それはキリスト教信者のエゴであり、あまりに一方的な見方だ。

 シャイロックの娘もよくわからない。父を捨て、自身の宗教も捨て、あっさり恋人と駆け落ちしてしまう。シャイロックの怒りの原因でもあるが、本人は父の様子を、まるで人ごとのように語る。父親によっぽど酷い扱いをされていたのか。

 そして何よりわからないのは、バッサーニオ。財産使い果たしておいて、金がいるからと親友に金を借りさせるって、いったいどんな男? 求婚にお金がいるって、成功したからいいようなものの、失敗したらどうするつもりだったのか。返すアテはないだろう。金が必要なら自分で借りろと言いたい。親友を危険な目に遭わせておいて、シャイロックを責めると言うのは偽善者な気がする。

 と、アル・パチーノファンとして、シャイロック側から見てみるのもなかなか面白い。

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[ド] マルコム in the middle 7 最終回

 ついに終わってしまった… 番組が始まった頃の彼らは、まだほんの子供だった。フランシスはミリタリースクール、リースはイタズラガキ、マルコムは生意気ガキ、デューイはまだ幼くてトロいと思われていた。ジェイミーはいなかった…

 シーズン5放送後、しばらく間が空いたので、FOXがちゃんと最後まで放送してくれるか非常に不安だったが、なんとか最後まで放送してくれて、本当にうれしい。結局、FOXlifeでの放送となった上に、いつの間にか「マルコム in the middle」から「天才少年マルコム奮闘記」なるさえないタイトルに変更されてしまったが、その辺はいいだろう、無事最終回を見られたのだから。

 彼らが小さい頃の話に比べ、成長と共におもしろさがパワーダウンしてきたようにも思う。だが、シーズン7はかなり笑えるエピソードが多数あったし、最後までがんばった気がする。そしてなにより、最終回はなかなか感動的。

 

フランシスはなんだかんだいって、うまくやっている。ピアマとの仲も文句なし。リースは高卒で自立の道を選んだが、何をやるにも前向き。あのパワーがあれば、どれだけおバカでも人生乗り切っていけるだろう。マルコムは、これからも何かと苦労しそうだが、それが彼の使命らしいので(^o^;、これからも頑張ってほしい。なんたって彼には誰にも負けない頭脳があるのだから。そしてデューイ。彼もある意味天才だろう。打たれ強さは誰にも負けないし、さすが四男、ちゃっかり者である。今まで苦労した分、今後は苦労なく世の中渡っていけるのかもしれない。ジェイミーはまだ幼すぎてどんな人間になるのか不明だが、あの両親に育てられれば、たいていの事ではへこたれない人間になるだろう。

 

ロイスハルは、どうやらまだ懲りないらしい。でも、ずっとラブラブなのはいいことかも。まだまだ引退できそうにない。苦労の連続だけれど、ボケるヒマもなさそう… と、彼らの今後を思って、いろいろな事を想像してしまった。続きが見られないのは残念だけれど、久々に昔の話を見てみたくなった。そのうち映画もできたりしてね(^o^;。

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2009年6月12日 (金)

[映] モーテル

 原題は「Vacancy」。なので、「空き室有り」とかでも良かった気がするが、まぁタイトル通りモーテルのお話なので、これでもいいか。怖い怖いモーテルのお話。

 子供を亡くしてから夫婦仲が冷え切り、離婚話を進めているエイミーとデイヴィッド夫妻。深夜、親戚の家からの帰り道で、車が故障。やむなく寂れたモーテルに泊まることに。小汚い部屋で、何の気ナシにビデオを見ると、どれもモーテルの宿泊客が覆面の男たちに襲われ、殺害される映像ばかり。よく見ると、その部屋とは、まさに自分たちが宿泊している部屋で…

 殺人モーテル。自分たちの泊まっている部屋が、そんな部屋だったらどうする? なかなか面白いストーリーだ。覆面の男達が部屋に侵入し、殴る蹴るの暴行をしたのち、殺害。その様子をビデオに録画して売って儲けるモーテルなのだ。そんな映像を見てしまい、次は自分たちの番だとわかったら?

 まずは、とりあえず逃げようとするだろう。だが、彼らは車の故障でやってきたので、逃げるための足がない。電話も通じない。それでは、部屋にたてこもればいいのか。だが、部屋には秘密の通路があり、外部から侵入されるおそれがある。それなら、戦うべきか。武器は?

 自分ならどうするだろうかと、考えながら見るとなかなか面白い。すっかり冷え切った夫婦なのだが、この騒動のおかげで絆が生まれる。お互いを思いやり、助け合う。

 だが、少々疑問も残る。警官がやってきたが、殺されてしまう。いくら田舎町でも、警官が偵察に行ったまま戻らなければ、仲間がやってくるだろう。この時点で、部屋にこもって待っていれば良かったのではと言う気がした。

 エイミー役がケイト・ベッキンセール。デイヴィッド役がルーク・ウィルソン。あんまりいいところなかったけれど、最後は万事解決? 夫婦仲も戻りそうだしね。

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[映] ブラッド・シンプル/ザ・スリラー

 84年に制作されたコーエン兄弟のデビュー作を、15年後、彼らの手で再編集されたものらしい。オリジナルとどこがどう変わったのかわからないのだが、スリラーとついているので、よりスリリングになったと言うことだろうか。

 テキサスの田舎町。バーを経営するマーティは、妻アビーの浮気に気づき、私立探偵に調査させる。部下レイとの浮気の証拠をつかみ、現場に踏み込む。妻を脅すが逆にやられてしまい、怒ったマーティは、探偵に二人の殺害を依頼。探偵は二人を殺害した証拠写真を見せ、金を要求するが…

 確かにどうなるかわからないストーリー展開は、スリリングではあるが、どうも話がすっきりしない。まず、探偵は、マーティから、レイとアビーの殺害を依頼され、引き受ける。だが、実際には殺さず、証拠をねつ造して金を要求。ここまではわかる。だが金を受け取った後、マーティを射殺。これがわからない。マーティに、レイとアビーの殺害をしていないことがバレる事を恐れてなのだろうが、どのみち殺人を犯すのなら、レイとアビーを殺しても同じでは? 二人殺すより、1人の方がラクだから?

 ここから先は、レイとアビー、それぞれが勘違いをして、妙な方向へ話が進む。レイの行動はマヌケとしか言いようがないし、なんで二人でちゃんと話し合わないんだろうと思う。探偵も、ちょっとしたミスを修整すべく動くが、かえって悲惨な結果となる。なんだかね。マーティだって、安易に殺人依頼なんかしないで、もうちょっと頭の良い解決方法があったんじゃないかと思ってみたり。

 フランシス・マクドーマンドは、コーエン兄弟のお気に入りなのかな。ファーゴにも出ていたし、先日のバーン・アフター・リーディングにも出ていた。最後になんだか女性が得をしてしまうことが多い気がするが、原点はここか?

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2009年6月 9日 (火)

[映] クローバーフィールド/HAKAISHA

 予備知識なしで見たのだが、かなりハズされた感じ…

 NYの高級アパートで、東京への転属が決まったロブのためにパーティが開かれていた。だが突然、地震のような震動と爆音が。外を見ると、建物が爆発しており、自由の女神の頭部が飛んできた… ロブたちは、マンハッタン島を脱出しようとするのだが…

 前半はかなりスリリングだ。平和な日常が一転し、何者か得体の知れない者が街を襲い、破壊する様子が、素人が手持ちビデオで撮影という感じで描かれているので、リアルだ。まず、何が起こったのかわからない。だが、見慣れた街は、どんどん破壊されていく。どこへ逃げれば良いのかもわからないが、とりあえず島を出ようと考える。とは言っても、出る方法は限られており、さらに橋が破壊されてしまう。おまけに、巨大な怪獣(エイリアン?)がチラチラ見えるし、ちっこい化け物もワラワラ出てくるしで、みんなパニックだ。ビデオなんか撮影してる場合じゃないよ、あんた、って言いたくなったが、それじゃ映画終わっちゃうじゃんね(^o^;。

 とまぁ、こんな感じで前半はいいのだが、後半があっけない。と言うか、短すぎる。えーこれで終わりかよーってな感じである。とはいえ、これ以上長いと、酔ってしまってまずいかもしれない。下の子と1時間10分ほど見たところで二人とも気分が悪くなってしまい、この日は断念。翌日、気を取り直して残りにチャレンジした途端、終わってしまった。86分である。

 いったい何があったのか、あの怪物は何者なのかは、ついにわからずじまい。このエンディング、かなり拍子抜けではあるが、リアルとも言えよう。おそらく、廃墟となったセントラルパーク跡地から、このビデオが見つかり… と言うことなのだろう。多くを語らない分、見ている側の想像力がかき立てられる。

 とは言っても、これ、普通の撮影だったら、ゴジラとか宇宙戦争とか、ありがちな作品だっただろう。ブレアウィッチ効果というか、手ぶれ効果というか、現場に遭遇した人目線というところだけが、この作品のウリ。でも、寝っ転がってテレビで見てても酔ったんだから、映画館だったらかなりキツかったろうなと思う。見に行かなくて本当に良かった。

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[映] 最高の人生の見つけ方

 原題が「The Bucket List」なので、棺桶リストということなのだろう。確かに邦題の方がいい感じではある。なかなか評判の良かった作品なのだが、私はどうもひっかかる。

 自動車整備士として働くカーターは、検診でガンが見つかり入院。たまたま同室になったのは、その病院のオーナーであり、実業家のエドワード。すぐにエドワードもガンが見つかり、共に余命数ヶ月と診断される。苦しい時を共に過ごすことになった二人は、人生の終わりに、やり残したことにチャレンジする旅に出ることに。

 今まで日々の暮らしに精一杯だった人が、死期が近いことを知り、やり残したことをすると言うのは、とても共感できる。カーターは博学なのだが、生活のために大学進学を諦め、自動車整備工として働いている。生活は楽ではないが、愛する家族に恵まれ、幸せな人生と言えよう。彼がやり残したことをリストにして、何かに挑戦してみようと言う気持ちは、わからないでもない。だが、残り少ない最後の日々を、知り合ったばかりの男と一緒に過ごすだろうか。私だったら、家族や、親しい友人と過ごしたい。

 一方、エドワードは、カーターとは正反対である。仕事で成功したので、金はうなるほどある。だが、私生活はかなり寂しい。結婚は何度かしたものの、今現在は独身。自分を心配してくれる身内はいない。それには、彼自身の性格も影響しているように思う。あまり思いやりのある人物とは思えない。このような人物が、たまたま同室になった男と一緒に旅に出るだろうか。確かに、彼には友人がいなかった。やりたいことをやる金はあるが、一緒に楽しんでくれる友達がいなかったから、同士を見つけて旅に出たくなる気持ちもわからなくはない。と言うことは、これはエドワードの独りよがりなのか。

 とは言っても、二人はとても楽しい日々を過ごす。冒険。短くても、充実した日々。そして最期を迎える。男二人旅のシーンは、やがて訪れる最期を、一時忘れさせてくれる。この映画で一番いいシーンだろう。ただ、余命数ヶ月の彼ら、体調は万全では無いはず。もう少し若く、元気な時にこういう旅ができたら良かったのにねと、ついつい思ってしまった。

 自己中の頑固オヤジだったエドワードは、すっかり穏和になり、カーターの葬式での彼は、まるで別人のようになっていた。最初からそういう人間だったら、家族にも恵まれただろうにと思う。

 と言う訳で、見ながら自らの人生に重ね合わせ、いろいろな事を考えてしまった。やっぱ、やりたいことは元気なうちにどんどんやらなくちゃね!

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