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2009年6月23日 (火)

[映] ハンティング・パーティ

 ボスニア紛争での出来事を、ジャーナリストの視点で描いた社会派サスペンス・アクション。いつ自分が殺されるかわからないような状況だが、所々笑える場所もある。

 一流の戦場レポーター、サイモン・ハント。彼は、カメラマンのダックと組んで、世界中の戦場を飛び回って取材していた。だがある時、生中継中に、暴言を吐いてしまいクビに。それ以来、すっかり落ちぶれてしまった。数年後、取材中にサイモンと再会したダック。サイモンは、サラエボ大虐殺の首謀者で、通称フォックスの居場所をつかんだと言い、500万ドルの懸賞金目当てに彼を捜し出すのを手伝って欲しいと頼まれるが…

 いつもいいとこ取りのサイモンと、いつも貧乏くじのダックのコンビ。それはそれでうまくいっていたらしい。だがサイモンがクビになり、それ以来運が向いてきたダック。サイモンの話に乗る必要は全く無かった。だが乗ってしまう。まさにジャーナリスト魂。

 サイモンは、何に取り憑かれたようにフォックスを追う。だが、武器があるわけでも、策があるわけでもない。当然なかなかうまくいかない。おまけに、CIAと間違えられ、災難に遭う。それでも彼らは諦めない。それにはある理由があった。その辺りが見所だろうか。

 アメリカ「エスクァイア」誌に掲載された実録記事が元になっているらしい。映画のために創作した部分もあるが、最後の説明を読む限り、かなり実録に忠実に作っているらしい。アメリカが、「意図的に首謀者を捕まえない」というのは、なるほどと言う感じだ。それだけに、この作品の結末はなかなか面白い。

 サイモン役にリチャード・ギア。ダック役にテレンス・ハワード。

 社会派サスペンスだが、どこかコミカルなところもあり、楽しめる。主人公が決してヒーローではないところがリアル。

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