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2009年7月31日 (金)

皆既日食 in 中国 ~番外編~

 前述の出発編から帰国編までで、書きそびれたことを少々書いておきたいと思う。

<四つ星ホテル>
 今まであまりホテルの星の数なんて気にしたことがなかった。星の数って、何を基準に決めているんだろうと思う。以前、日本で、ものすごい酷いビジネスホテル(このホテルについては、いつか書きたいと思うのだが)に泊まったことがあるが、それ以外、それほど酷いと思ったことはない。
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 南京のホテルに着いて外観を見たときは、さすが四つ星、すごく立派と感じた。部屋は常識的な広さ。日本で庶民が泊まる普通のホテル、ツインルームと同様。だけれど、よくよく見ると、窓ガラスは薄汚れ、壁紙ははがれかけ、天井にはシミ。浴室に至っては、隅に黒いカビが。浴槽もあまり綺麗に掃除している感じではない。それでも、サービスでペットボトルの水が置いてあったし、冷蔵庫もある。テレビでは、日本のNHK-BSが見られたので、何の不自由もなかった。映画専門のチャンネルもあったりして、英語でしゃべっているところに中国語の字幕つきと言うのが、なんとも面白かった。

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 ところが、桐城のホテルは少々違う。外観もショボい感じだったが、エレベーターは2つしかない上に、なかなかやってこない。部屋には冷蔵庫がない。トイレットペーパーは前述の通り、かなり少な目。トイレでは、怪しい水の音。英語は通じない。別に一泊するだけだし、贅沢な事を言わなければ、全く問題はないのだが、同じ四つ星というところがどうもひっかかる。

<トイレ事情>
 一番気になったのはトイレ。小さな店のトイレが汚くてもしょうがないと思う。だが、立派なビルの綺麗なトイレも、個室の中はかなり劣悪。
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 紙がないのは当然なのだが、酷く汚れていたり、洋式なのに便座がなかったり、ドアが閉まらなかったり、カギが閉まらなかったり。それにトイレの向きが少々気になった。場所によって向きが違うのだ。トイレットペーパーホルダーの設置場所も、トイレによってずいぶんと違う。後ろについているところもあり、何も考えていないのかと疑問に思った。ま、紙がついていないのだから、あまり関係ないか。中国へ旅行の際は、ティッシュをたくさん持参するべし。

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 昔ながらのトイレらしい。建物が歴史ありそうなので、これは許せる。と言うか、こういうトイレも、そのうち見られなくなってしまうのかなと思う。だが、どこでもそうなのだが、むき出しの汚物入れには少々抵抗有り。どうも、中国の方々は、汚れたから掃除しようとか、壊れたから直そうとか、汚らしいから見えないようにしておこうとか言う発想がないらしい。細かいことは気にしないと言うことか。

<お金、物>
 通貨は元。この下の単位もあるらしいのだが、お目にかかったことはなかった。ペットボトルの飲み物が5元(70円くらい)。アイスの類が3元(42円くらい)。レストランで注文するビールは、20元(280円くらい)。かなりふっかけてる気もする。南京国際空港の免税店では、ポッキーやプリッツと言った、グリコ製品の現地味製品がたくさんあったのだが、12個入りで110元(1540円くらい。1個辺り128円)。これも割高な感じ。

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 ペットボトルは、日本でよく買うのは500mlの物だと思うが、これくらいのサイズの物も、何種類かあるようで、550mlだの450mlだの、あまり統一されていない様子。ミネラルウォーターのペットボトルは、あまりに素材が柔らかすぎて、蓋(これがまたうまく開かない)を開けるときに握りつぶしてしまいそうになる。開けやすいように工夫しようとか、丈夫な素材にしようとか、そういう発想もなさそう。

 自販機は一度も見かけなかった。ホテルの中にもないし、南京市内にもない。あるのは、ペットボトル用の冷蔵庫で、必ず対人販売。あまりの厚さに冷たい飲み物が欲しくなるのだが、あまり冷えていない。節電? それとも足りない? 冷たい物を飲む習慣がないとか?

 両替をどのくらいして行ったら良いのか迷ったのだが、今回のツアー、食事が全部コミだったので、土産物と飲み物くらいで済むだろうと考え、2万円だけ換金。最後に南京空港で土産物を買って使い切ったので、ちょうど良かった。

<交通>
 昔見た中国の映像では、みんな自転車でと言う風景だったが、さすがに車が増えたのだろう。バスも、少し前までは日本製だったが、最近は国産になってきたとのこと。例の虫の触覚のようなミラーのバスである。私たちが利用したマイクロバスも、ピカピカの新品。中もピカピカだったのだが、新しい樹脂の臭いなのか、異様な臭いに閉口。座席の上の方にエアコンの吹き出し口とライトが装備されているのだが、一カ所、向きが反対に取り付けられている物を発見。間違っちゃったけど、ま、いっか~ということか。どうも細かいことは気にしない感じである。

 車道はえらく広い。さすが大きな国。そして、自転車も、バイクと一緒に車道を堂々と走る。これがすごい。自転車も、バイクと一緒に道路のど真ん中で左折待ち(日本で言うところの右折待ち)しているのだ。どうやら一番端のレーンはバイクや自転車用のレーンらしい。そして、バイクには2人乗り、3人乗りが多かった。電動バイクも結構多い辺り、意外とエコ。電動自転車、電動リヤカーもあったらしい。

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 とってもいいと思ったのは、南京で見た信号。待ち時間が秒数で表示される。写真の信号は、今赤信号待ちで、あと8秒ほどで青に変わる予定。青信号や黄色信号も、あと何秒続くか表示される。

<気候>
 たった5日間、しかも南京近辺にいただけなので、広い中国全土の気候を語る訳にはいかないが、少なくともこの5日間は暑かった。この辺りの夏はかなり暑いらしい。日食当日および最終日は曇り→雨だったので過ごしやすかったが、最初の3日間は本当に暑かった。連日40℃近い。夕方になっても30℃を下回ることはなかった。

 だが、バスや、ホテル、レストランなどの建物の中は、これでもかと言うほどエアコンが効いていて、寒いくらい。羽織る物を持っていた方がいい。都心部では、大きな建物はエアコンがギンギンなのだが、田舎に住む人々はエアコンとは無縁のようだ。嬉子湖の辺りや、桐城市で見た昔ながらの家に住んでいる人々は、昼間は家の軒先(と言うのか? 土間?)で裸で涼んでいたりした。そして夕方、涼しくなってから人々が動くのだろう。商店街は8時過ぎても開いていたし、繁華街の夜は子供もいたりしてかなり賑わっていた。

<街並み>

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 南京は大きな都市だ。未だ開発中という感じではあるが、道路は広いし、立体になっていたりして、車がかなり多い。ビルもたくさんあるし、都会。だが、新幹線に乗って少しすると、景色は一変する。

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 新幹線に乗っている間、ほとんど景色が変わらなかった。ずっと田圃や畑、植林されたと思われる木々。田圃も、おそらく手植えなのだろう。日本の田圃のように綺麗に四角く区切られてはいない。思い思いの形をした田圃の間に、時折思い出したように畑もあったりして、なんとも不思議。

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 桐城市内は、南京とはずいぶん違って、田舎町な感じだ。道路が広いのは同じだが、整備された感じがない。そして気になったのが壁の落書き。スタンプも多い。この番号、どうやら電話番号のようで、偽造パスポート屋など、怪しげなものらしい。日本で言うところのピンク散らしみたいなもんか。鶏の丸焼き、とっても美味しそうだったのだが、さすがに市内観光の途中で買っても食べられないので断念。

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 古い通りを歩いたのだが、古いミシンを使った服の仕立てかお直し屋さん、雑貨屋さんなどが並んでいた。日本の昔の駄菓子屋さんを思い出させる。地元の人が普通に生活している通りを、私たち観光客がぞろぞろと歩いたので、なんだか妙な気分だった。

<人々、言葉>

 数年前、公民館でやっていた中国語初級講座と言うのを何度か受けたことがあるが、中国語はさっぱりわからない。書いてある字を見れば、なんとなく意味がわかることもあるが、読み方はまるでわからない。当然、話している言葉がわかるわけもないのだが、買い物するとき、ホテルやレストランなどでは、身振り手振りでなんとかなることがわかった。

 添乗員さんに、お土産を買いたいと無理を言って、ショッピングセンターに連れて行ってもらった時のこと。1F奥にスーパーマーケットがあったので、現地のお菓子を買いに行こうと考えた。みんなでぞろぞろと入ろうとすると、店員さんに呼び止められた。そのまま入っちゃだめだと言っている感じ。スーパーに入るのに、何が必要なの?? と困惑していると、どうやら荷物を持ったまま入ってはいけないらしい。バッグの類はカウンターに預けて、身軽な格好で入れという。万引き防止ということなのだろう。

 通訳さんの話では、私たちが「中国のどこの方言をしゃべっているのか」聞かれたと言う。中国は広い国。方言もかなり違うそうで、中国人同士でもなかなかわからないことがあるらしい。で、私たち日本人の話す言葉を聞いて、どこかの地方の中国人と思ったらしい。「日本人ですよ」と言ったら、「中国人と顔が同じなのに!」と言われたそうだ。確かに見かけは変わらないよね…

 しかし中国語は、ずいぶんと強い口調に聞こえる。中国人同士が話していると、普通に話しているのだろうが、喧嘩しているように見えるし、一方的に話しかけられると何か悪いことをして怒られている気分になってくる。でも、みんな自分の主張をはっきりする感じで、それは良いことかもしれないと思った。

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コメント

メイプルさん、こんにちは。コメントありがとう(^o^)。

万里の長城は、確かに卒倒しそうな規模だよね(^o^;。夏に中国に行くもんじゃないと言うのがよくわかったけれど、日食ばっかりは、こちらの都合で日を決められないのでねぇ…

台湾や中国出身のお母さんと知り合いになったので、旅行の時の謎を、徐々に解明していきたいと思う。今日も仕事で中国の方々に会ったんだけど、だんだん身近になってきたよね。

投稿: マイキー | 2009年9月29日 (火) 14:04

初めてコメントします。
2ヶ月前になるのに、今頃コメントごめんなさい。
日食とてもきれいに撮れてますね。南京の様子も楽しく読ませていただきました。
下のお子さんの発熱とか、大変でしたね。
私も2年前に家族で夏休みに北京に行きましたが、
やはり暑くて上の子が万里の長城(日陰がない)で貧血起こしたのを思い出しました。
暑さと毎回の中華料理と旅先の緊張で疲れたんでしょうね。無事に帰ればそれも思い出なのですが、、。
マイキーさんちも忘れられない夏になりましたね。
これからも時々お邪魔しますので、よろしくお願いします。

投稿: メイプル | 2009年9月28日 (月) 16:46

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