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2009年8月31日 (月)

[映] ミラクル7号

 チャウ・シンチー制作、監督、主演のSFコメディ? とっても楽しく、そして泣かせてくれる作品だ。

 男手一つで小学生の息子ディッキーを育てるティー。極貧ながら、息子には最高の教育をと考え、建設現場で必死に働きながら、ディッキーを有名私立校に通わせていた。だが、周りには金持ちばかりの学校で、何かといじめられるディッキー。ある日、ディッキーは、クラスメートが持つ高価なおもちゃを、自分も欲しいとダダをこねる。困ったティーは、ゴミ捨て場から、奇妙なボールを見つけて持ち帰り、ディッキーに与えるが、それはUFOが置いていった物だった…

 ミラクル7号というのは、UFOが落とした(?置いていった?)謎の物体につけた名前。これは、生命なのか、ロボットなのか、イマヒトツよくわからないのだが、ディッキーたちはどうもロボットと思っているようだ。このミラクル7号と、ディッキー少年とのふれあいを描いた作品なのだろうと思っていたのだが、どちらかと言うと、ティーとディッキーの極貧親子愛を描いた作品だ。

 ディッキーは、偶然手に入れたミラクル7号を、ある意味かわいがるのだが、それはずいぶんと一方的で、自己中なかわいがり方だ。献身的に世話をすると言う訳でもなく、自分に都合の良いことを望む。のび太がドラえもんに望むように。それができないと知ると、役に立たないと怒る。全く自分勝手だ。だが、小学生はそういうもんだ。今までずっと我慢してきた分、新しくやってきた物体に求めてしまったのだろう。

 細かい突っ込みどころはたくさんあるのだが、全体として、主人公の少年はなんともイキイキとしていてかわいらしく、クラスメートたちもなかなか個性的で楽しい。そして、どんなに貧乏でも、喧嘩しつつも、とても仲の良い父子の姿はほほえましい。

 巨漢の女の子役は、男の子だろうなぁと思って見ていたのだが、なんと、主役の少年役は、実は女の子らしい。どんな女性に成長するのか、楽しみだ。

 SFと言っても、CGはチープだし、かなりコミカル。親子で楽しめる作品だ。

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