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2009年8月 3日 (月)

[映] おくりびと

 今年のアカデミー賞で話題になった日本の作品が、もうWOWOWに登場。3月くらいまでシネ・プレーゴで上映していたのに、早いもんだ。

 チェロ奏者の小林大悟は、やっと楽団に入団したものの、解散となってしまい失業。夢を諦め、故郷の山形へ、妻美香と共に戻ることに。そこで職探しを始めた大悟は、求人広告を見て小さな会社に就職。だがそこは、遺体を納棺する会社だった…

 大筋は、かなり話題になったので知っている人も多いだろう。夢やぶれた男が、旅行会社か何かと誤解して納棺の仕事に就く。はじめは戸惑うが、社長の仕事姿を見るうちに、この仕事に意義を見いだすと言う話だ。

 本人が、とまどいから、次第に仕事に慣れてきた頃、今度は周りからのバッシングに遭う。どうもマトモな仕事ではないと思われているらしい。旧友からは、蔑まれ、妻からは汚らわしいとまで言われる。それでも仕事を続ける大悟。そして、彼の仕事ぶりは、周りの見る目を変える。

 アメリカドラマの「シックス・フィート・アンダー」(葬儀屋のお話)と、どうしても比べてしまうのだが、アメリカでは未だ土葬も多いためか、葬儀屋の仕事も日本とは少々違うようだ。遺体の防腐処置(時には修復も)が重要な仕事になってくるらしい。地下の処置室で、まるで解剖台のような台の上に、素っ裸で乗せられた遺体に、フェデリコやデイヴィッドが修復や防腐処置をしていたシーンが印象的だった。そういうことも含めて葬儀屋の仕事な訳だが、日本の葬儀屋は葬儀を、納棺は納棺師がすると言うのを、今回初めて知った。棺に納めるための納棺の儀を、あんなにも厳粛な雰囲気の中で行うとは。

 しっとりとした映画だ。舞台が山形県というところも関係あるだろう。最後はなかなか感動的だ。

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あらすじ所属する東京のオーケストラが解散し職を失ったチェロ奏者の大悟は演奏家を続けることを諦め妻の美香を連れて故郷の山形に戻ってくる。早速、求人広告で見つけたNKエージェントに面接に出かけ、その場で採用になるが、それは遺体を棺に納める納棺師という仕事だ...... [続きを読む]

受信: 2009年8月21日 (金) 08:24

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