« [映] 近距離恋愛 | トップページ | [ド] MAD MEN »

2009年9月23日 (水)

[映] ウォンテッド

 派手なアクションとスリリングな展開で、最後まで目が離せない。ジェームズ・マカヴォイが、さえないサラリーマンから、タフな暗殺者に成長する様子も楽しい。

 上司にはイビられ、親友には恋人を寝取られ、文句も言えないサエないサラリーマン、ウェスリー。そんな生活から抜け出したくても抜け出せない毎日だったが、ある日、突然目の前に現れた美女から、命を狙われていると忠告される。訳もわからぬまま銃撃戦に巻き込まれ、とある織物工場へ連れて行かれる。そこは、1000年前から続くと言う暗殺組織フラタニティの本部だった…

 さえないサラリーマンが、ある日突然、暗殺者にスカウトされ、訓練の末、立派な暗殺者に成長するが… と言う展開。平凡な生活をしていたのに、ある日突然、非日常が始まる展開、さえない青年が、立派な戦士に成長すると言うのは、「マトリックス」に似ている。さしずめモーフィアスがスローン、トリニティがフォックスといった感じか。だが、マトリックスとは違い、どんでん返しがおもしろい。

 ウェスリーは、パニック発作を抑えるために薬が手放せないが、それはパニック発作ではなく、遺伝的な、ある能力の証であることがわかる。この辺の設定も楽しめる。もちろんビジュアルも申し分ない。

 ただ、ストーリー的には少々弱い気もする。幼い頃に自分を捨てて姿を消した父も、この組織の一員であり、クロスという暗殺者に殺されたと聞かされ、ウェスリーは復讐という目的を持って、訓練に励む。だが、会ったこともない父である。おそらく苦労したであろう母親の姿を見て育ったウェスリーが、そこまで父の敵を倒すためにつらい訓練を続けられるだろうかと言うのが一つ大きな疑問。
 織物が暗殺すべき人物を見極めて指令をだすと言うのも、なんだかよくわからないし、なんでみんな盲目的にそれを信じるんだろうと言う気もする。

 とはいえ、難しいこと考えずに見れば、とても楽しめる作品だ。続編も制作中らしい。



|

« [映] 近距離恋愛 | トップページ | [ド] MAD MEN »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [映] ウォンテッド:

« [映] 近距離恋愛 | トップページ | [ド] MAD MEN »