« [映] サブウェイ123 激突 | トップページ | [ド] バトルスター・ギャラクティカ RAZOR »

2009年9月 8日 (火)

[映] イントゥ・ザ・ワイルド

 ジョン・クラカワーのノンフィクションを、ショーン・ペンが映画化。実在した主人公クリストファー・マッカンドレス役を、スピード・レイサーのエミール・ハーシュが熱演。

 90年、大学を優秀な成績で卒業し、ハーバードのロースクール進学も決まっていたクリス。裕福な家庭に育った彼だったが、家族に何も告げることなく、全財産を寄付し、1人アラスカへ向けて放浪の旅に出た。物質社会に毒されることなく、1人で自由に生きようと。

 彼がなぜ突然旅に出たのか、はじめは全くわからなかったのだが、次第に家庭環境などがわかるにつれ、心に重荷を抱えていたことがわかる。そして彼はアラスカを目指して旅に出る。金でラクをせず、できるだけ自分の力で行こうと決める。

 旅の途中で、様々人々との出会いがある。これがすばらしい。アメリカの大自然と、このすばらしい出会いが、この映画の見所。みな彼を心配し、彼を励ます。彼を養子にしたいという老人までいる。彼を傷つけないために、戻ってきてから話し合おうと、遠回しに断る。彼が二度と戻ってこないこと老人は知っている。

 彼が自由になりたいのはわかった。だが、アラスカで1人で暮らすことが自由なのか、ちょっと疑問に思った。若い頃の放浪の旅は良い経験だろう。この経験を、今後にいかすこともできただろうと思うと、彼の最期は残念で仕方がない。彼も、きっと両親を許すことができたに違いない。彼ほどの行動力があれば、きっといろいろな事ができただろうに。

 クリス役にエミール・ハーシュ。クリスの父役にウィリアム・ハート、母役にマーシャ・ゲイ・ハーデン。旅先で出逢った人々役で、キャサリン・キーナー、ヴィンス・ヴォーン、ハル・ホルブルック。

 旅に出たきっかけや、旅を満喫している前半は楽しめたが、目的が見えぬまますごしていた後半は、ちょっと残念。とはいえ、大自然やすばらしい人々とのふれあいは、心温まる。

|

« [映] サブウェイ123 激突 | トップページ | [ド] バトルスター・ギャラクティカ RAZOR »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [映] イントゥ・ザ・ワイルド:

« [映] サブウェイ123 激突 | トップページ | [ド] バトルスター・ギャラクティカ RAZOR »