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2009年12月28日 (月)

[映] トロピック・サンダー/史上最低の作戦

 ベン・スティラー主演監督の痛快コメディ。映画を徹底的にパクリ、皮肉った作品。バリバリのコメディなのだが、今年のアカデミー賞助演男優賞に、ロバート・ダウニーJrがノミネートされて話題になった。 

 落ち目のアクション俳優タグ・スピードマン、下品なコメディ俳優ジェフ・ポートノイ、超のつく演技派俳優カーク・ラザラスの3人は、ベトナム戦争体験者の手記を元にした映画、トロピック・サンダーの撮影のために現地へ。ところが、なかなか原作者の思ったように進まない撮影。そこでリアリティを出すべく、彼らをジャングルに放り込んだ監督だったが…

 ジャングルに放り込まれ、撮影だと思いこんでやる気満々の彼らは、麻薬密造マフィアとの戦いに巻き込まれてしまうと言うお話だ。最初は、撮影だと信じているので、全くの怖いもんなし。ところが、やる気満々のスピードマンが拉致されてしまい、彼を連れ戻すべく奮闘するのだ。

 ストーリーはそれなりのデキだと思うのだが、小ネタが聞いている。映画業界を知り尽くした彼らしく、戦争映画のパクリ満載。俳優達の裏事情も見えてきて笑える。

 スピードマン役にベン・スティラー。ポートノイ役にジャック・ブラック。ラザラス役にロバート・ダウニーJr。原作者役でニック・ノルティ。スピードマンのエージェント役でマシュー・マコノヒー。大物エージェント役でトム・クルーズ(ハゲヅラ、ファットメークが笑える)。劇中劇「シンプル・ジャック」のシーンで、ベン・スティラーの妻クリスティン・テイラーも出演。また、チョイ役で、ベン・スティラーの姉エイミー・スティラーも出演。さらに、最後の授賞式シーンでは、本人役で俳優さんたちが多数出演している。

 出演者は豪華だが、やはり一番の見所はロバート・ダウニーJrだろう。黒人俳優に鳴りきっている演技派俳優という設定なのだが、なりきるあまり、自分が白人であることを忘れてしまう。自分をマイノリティーだと信じ込み、黒人ラップスター、アルパ・チーノ(このネーミングも笑える…)に、おまえ白人だろうと突っ込まれるのだ。

 オープニングの偽映画宣伝フィルムも笑えるし、パクリを探すのも面白い。ドンパチもあるので、苦手な人もいるかもしれないが、ここまで自分たちを笑い物にできるベン・スティラーに拍手。

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