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2009年12月17日 (木)

[映] ワールド・オブ・ライズ

 ディカプリオとラッセル・クロウの役所の対比が面白い。ハリウッド映画らしいハッピーエンドもなく、リアルだ。 

 CIA工作員フェリスは中東に潜伏し、テロ組織のリーダー、サリームの捕獲をめざす。彼に指令を出すのは、アメリカで、安全な生活を送る上司ホフマン。現場の様子を理解しない彼は、フェリスの妨害をしてしまい、協力者の信用を失ってしまう。そこで2人は、偽のテロ組織をでっち上げると言う無謀な作戦を考え出すが…

現場での苦労をまるでわかっていない上司ってありがちだなーと、立場は違うが、妙に納得。フェリスが体を張って苦労しているのに、アメリカで子守りなんかしながら電話で指示出しているホフマンは、肥えたブタである。この肥えたブタの役を、ラッセル・クロウがよくやったと、私は思う。

 とはいえ、ホフマンも、鬼ではない。一応フェリスを心配してみたりもする。彼をうまくおだてて、利用する。つまりは嘘つきなだけ。フェリスにしてみても、頼れるのはホフマンだけだ。そんな2人が協力して、かなり無謀な作戦を考え出す。テロ事件の自作自演。いかにもアメリカがやりそうな話である。綿密な計画を練り、実行するが、そううまくはいかない。バレるものだ。そしてまたしても窮地に立たされるのは現場のフェリス。

 そんな、なんとも理不尽な現状を描いた作品だ。リアルなのだろうが、見終わってすっきり感は全くない。なんともやりきれないモヤモヤが残る。巻き添えでたくさんの善良な人々が死んでいく。原題は「Body of lies」。bodyと言うのは、CIAのことか。それとも仲間という意味でホフマンのことか。

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