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2009年12月14日 (月)

[映] パブリック・エネミーズ

 ジョニー・デップ VS クリスチャン・ベール。そこにマリオン・コティヤールが絡む。こちらもなんとも絵的に美しい作品である。だが、実在した銀行強盗、ジョン・デリンジャーの物語だけあって、激しい銃撃戦は迫力満点。

 

1933年のシカゴ。銀行強盗ジョン・デリンジャーは、刑務所にいる仲間を脱獄させるため、収監を装って刑務所へ。仲間と共に脱獄した彼は、せっせと銀行強盗で稼ぐ。強盗ながら、国民からスターのようにもてはやされていた。ある日、美女ビリーに一目惚れした彼は、彼女を連れ歩くように。
 一方、FBI長官フーバーは、なんとしてもデリンジャーを逮捕すべく、彼を社会の敵として指名手配、若手敏腕捜査官パービスを迎える。さっそくデリンジャーの居場所を突き止めるパービスだったが…

 銀行強盗デリンジャーとFBI捜査官パービスの攻防戦。時代的にも、アンタッチャブルを思わせるが、こちらはデリンジャーの視点から描かれている。警察の裏をかき、何度も銀行を襲い、逮捕されてもすぐに脱獄。デリンジャーとその仲間達は無敵のように思えるが、時代は変わり、銀行強盗より少ないリスクでがっぽり儲ける者が現れる。強盗にこだわるデリンジャーは、顔が割れていることもあり、次第に逃げ場を失う。

 デリンジャーの良き相棒レッド役に、「ブラザーフッド」のトミー・カフィーこと、ジェイソン・クラーク。同じく仲間のホーマー役でスティーブン・ドーフ、フレンズのフランクやアールのラルフでお馴染みジョバンニ・リビシ。FBIのバウム捜査官役で、CSIマイアミのスピードルこと、ロリー・コクレイン。銀行の人質役で、LOSTのクレアでお馴染みエミリー・デ・レイヴィン。フーバー長官役でビリー・クラダップ。シェリフ役で、シックス・フィート・アンダーのリサこと、リリ・テイラー。デリンジャーの弁護士役で、「ホミサイド」のガーティ刑事ことピーター・ゲレッティ。テレビドラマ勢がたくさん出ていて、ちょっとうれしい。

 結末は見えているが、次第に追い込まれる様は手に汗握る。ジョニー・デップ演ずるデリンジャーは妙に魅力的だし、追うクリスチャン・ベールも格好いい。また、マリオン・コティヤール演ずるビリーの輝くばかりの美しさも魅力だ。そんな中で、脇役ながら、いぶし銀の魅力を放っていたのは、デリンジャーを仕留めた男を演じたスティーブン・ラング。実にいいキャラクターだ。

 デリンジャーとパービスの攻防戦であり、デリンジャーとビリーのラブストーリーでもある。デリンジャーを、強盗ながら、仲間を大切にする昔気質の魅力的な男として描いている。時代の流れを読めなかったのが彼の敗因かな。この事件がきっかけで、FBIが州を超えて捜査する権限を持ったと言うことらしい。それにしても民衆の影響って怖いね。

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受信: 2009年12月17日 (木) 10:21

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