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2010年1月 2日 (土)

[映] その男ヴァンダム

 アクションスターである、ジャン・クロード・ヴァン・ダムが、自身をネタにした作品。落ち目のアクションスターという設定がいい。

 ハリウッドのアクションスターとして数々の作品で人気を博したジャン・クロード・ヴァン・ダム。だが、人気も落ち目。年のせいか、アクション映画の撮影にも疲れが見える。離婚訴訟の真っ最中でもあり、何もかも下り坂の彼は、心機一転、故郷のベルギーでやり直そうと戻ってきたのだが、金をおろすために入った郵便局で、強盗事件に巻き込まれ…

 私は長いことこういうのを待っていた! なんたってルックスのいい彼のこと、同じようなアクション映画だけではもったいないと、ずっと思っていたのだ。フランス語の他に、スペイン語やドイツ語も話せるらしい。こんなに才能のある俳優が、アクション映画だけなんて、絶対にもったいない。もっと演技の幅を増やすべき。

 銀行強盗事件に巻き込まれた挙げ句、警察からは犯人と勘違いされてしまう彼。人質にされつつ、なんとか他の人質の救出をと考えるのだが、アクション映画のようにうまくはいかない。結末も、痛快とは言えない。

 この作品は、まさに自分自身をネタにしている感じだ。離婚訴訟で娘の親権をかけて戦っているらしいが、実際に彼は何度も離婚をしているようだ。次回作をスティーブン・セガールに奪われたとか、彼のおかげでジョン・ウー監督はハリウッドで有名になったのに、ジョン・ウーは「フェイス/オフ」に彼を使わなかったとか、かなりリアルな彼のぼやきが入っていて面白い。タクシーの運転手からはファンだと言われるが、映画の方がいい男だとか、実物は愛想が悪いとか、好き勝手なことを言われる。強盗犯から、サインをねだられる。

 とにかく、ヴァン・ダムの、いつものマッチョなイメージとは違う一面が見られる作品だ。単純痛快なアクションを期待している人は見ない方がいいかも。

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