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2010年2月 4日 (木)

[映] ラブリー・ボーン

 とても楽しみにしていた作品だ。原作が人気らしいし、主演はなんたって最近話題のシアーシャ・ローナンだし、監督がピーター・ジャクソンである。他の出演者もかなり豪華だし、当然のように期待したワケだが、大きく外された。はっきり言ってこのストーリー展開には納得がいかない。

 14歳の多感な少女スージー・サーモン。一家の長女であり、一家の中心的彼女が、ある日殺害される。そのことを理解できない彼女は、この夜と天国の狭間をさまよう。一方、娘の遺体が見つからないまま、おそらく殺害されたらしいと言う事実だけ判明し、悲しみに暮れる家族。母アビゲイルはスージーの部屋に入ることすらできない。父ジャックは、犯人探しに躍起になるが、決め手となる証拠は見つからない。そしてついに絶えきれなくなったアビゲイルは家を飛び出す。ある日、近所の住人を怪しんでいた次女リンジーは、強硬手段に出るのだが…

 出演者はみな素晴らしい。特にスージー役のシアーシャや、犯人役のスタンリー・トゥッチ。だがどうもこのストーリー、おかしい。だいたい、警察が情けなさ過ぎる。犯人に近づくことすらない。

 犯人探しに躍起になるジャックに愛想をつかし、家を飛び出したアビゲイルの気持ちはまだわかるとして、このジャックもまたマヌケだ。彼の直感はなかなか良かった。だが行動がお粗末。もうちょっとマシな対応はできなかったのか。

 唯一活躍したのは次女リンジーだが、彼女がちょっと調べてわかったことが、警察になんでわからなかったのか大いに疑問。

 前半、元気なスージーが殺害されるまではスリリングだし引き込まれたが、中盤の幻想的なシーンはかなり退屈だったし、結末に至っては本当にそれでいいのかと言う気がする。かなりぶっ飛んでるおばあちゃん役のスーザン・サランドンが、もう少し活躍出来たら良かったのにと思う。むちゃくちゃ残念な作品だ。

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» 「ラブリーボーン」え~と、何と申しますか…。 [シネマ親父の“日々是妄言”]
[ラブリーボーン] ブログ村キーワード  世界的大ベストセラーの映画化。しかもスピルバーグが製作総指揮、そんでもって監督はあのピーター・ジャクソン!「ラブリーボーン」(パラマウント ピクチャーズ ジャパン)。これで期待するなって方がムリでしょ?おまけに宣伝であれだけ『泣ける!』って煽られたらね~。  スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)は14歳。父・ジャック(マーク・ウォールバーグ)、母・アビゲイル(レイチェル・ワイズ)、妹、弟の4人家族で仲良く幸せに暮らしていた。或る日... [続きを読む]

受信: 2010年2月 9日 (火) 18:38

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