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2010年2月 2日 (火)

[映] デトロイト・コップ・シティ

 実は全く期待していなくて、ただサミュエル・L・ジャクソン主演というのに惹かれて見たのだが、いい意味で予想が外れた。ありがちな刑事物映画を想像していたのだが、なかなか面白い。異色のコンビという意味で、「48時間」と似ているかもしれない。

 舞台はデトロイト。武器密売組織の潜入捜査をしていたFBI捜査官ヴァンは、相棒が死体で発見され、内部監査から目を付けられるハメに。犯人逮捕のため、武器取引のおとり捜査を計画するが、そこに偶然居合わせた歯科用品セールスマンのアンディが取引相手と勘違いされてしまい…

 ストーリーは、武器密売の潜入捜査であり、サミュエル・L・ジャクソンが捜査官とくれば、まさに格好いい刑事物なのだろうが、そうはいかない。普通であれば、まず出逢うことがなかった、全く異次元の存在とも言うべきアンディが、急遽相棒になってしまうのだ。

 ヴァンは、映画の中の典型的な捜査官である。少々荒っぽいが、その道にかけては申し分ない。だが私生活ではうまくいっていない。妻とは離婚、愛娘は妻と共に新しい夫と仲良く暮らしている。娘にも妻にも未練タラタラだけど、うまく愛情表現できない。仕事を理由に、家族から距離を置いていたツケだ。
 それに対して、アンディは全く違う種類の人間である。まさに絵に描いたような家庭的なパパだ。3人の娘達を、ものすごくかわいがっているし、妻も大切にしている。仕事はセールスマンだけあって、どんな相手とでも仲良くやっていこうと考える。

 こんな2人がうまく行くはずもなく、アンディにイラつくヴァンだが、彼が取引相手と思われている以上、利用しないわけにもいかない。そんなこんなで、ぶつかり合いながらも、2人がいつの間にか協力しているところが面白い。

 アンディ役のユージーン・レヴィ、かなりの劇歴の方らしいが、初めて見た気がする。とにかく一日中でもしゃべっていそうな雰囲気は、そこかロビン・ウィリアムスを思い出させる。彼、ナイトミュージアム2ではアインシュタインの声をしていたらしい。

 よく、刑事や何かが捜査中に一般市民を無理矢理引き込んで… と言うストーリーがあるが、実際に自分がそんな目にあったら、こんな反応しちゃうかもと言う感じの、アンディの普通のおじさんぶりが楽しい。

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