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2010年2月 9日 (火)

[ド] Glee

 学園物でミュージカルということで、実は全く期待していなかったのだが、先日のゴールデングローブ賞の受賞、アメリカでの高評価もあり、気になって見てみた。こ、これは…

 マッキンリー高校のグリー部は、かつてはトップを誇っていたのだが、顧問亡き後は変わり者のいる部という位置に。校長はそんなグリー部に予算を割いてもくれない。そんなグリー部の顧問となったスペイン語教師のウィルは、周りに認めさせるためにはグリー部をなんとか立て直す必要があると考える。部員を新たに募集し、新生グリーを誕生させるのだが…

 なんかどこかで見たことあるストーリーだなーと思ったら、そう、映画「ロック・ミー・ハムレット」である。まさに流れは同じ。ただ、映画では超イケてない情けない先生だったのに対し、こちらの教師ウィルはイケメンである。そしておそらくは才能もありそうだ。

 学園物だが、つまはじき者が主役ということで、好感度大。「ボストン・パブリック」をもっと明るくコミカルにした感じだ。校長は、予算は人気のあるフットボール部とチアリーダー関連に使いたいらしく、グリー部なんかには割いてくれない。なので、部費はウィルの自腹になってしまう。おまけに、練習場所を確保したいがために、時間外の仕事を無給でするハメに。お金のために教師を辞めて会計士になることまで考えるが、なんとか踏みとどまる。

 ウィルは、しがない教師なので、お給料もそれほど多くはないらしい。妻テリは、パートで働いているが、2人の収入を合わせても、贅沢をできるほどではなさそうだ。それなのに、テリはどうやら浪費癖があるらしい。高級な物、ブランド物などをカードでばんばん買ってしまう。

 進路指導のエマは、ウィルに妻がいることを知りつつ思いを寄せる。一緒にいたいがために、ウィルをグリー部に引き留める。潔癖性なのも面白い。彼女に思いを寄せるフットボール部顧問ケン・タナカは無骨なブ男。チアリーダー部の顧問スーは、権力を持っていて、グリー部をハナからバカにしている。グリー部元顧問サンディは、ゲイで、まさにピッタリのようだが、問題を起こしてクビになってしまったらしい。

 グリー部の部員達もなかなか個性的。フットボールのクォーターバックでありながら、グリー部にも参加することになったフィン。ウィルの悪巧みで無理矢理参加させられたのだが、自分の才能に気づき中心的存在に。レイチェルは、なんでも完璧にこなそうとする勝ち気な女性。周りからバカにされていても、全然気にしない。イジメられっ子だが、いつもブランド物の服を着ているカート。迫力満点のメルセデス。車いすのアーティ。しゃべるとどもってしまうが歌うとすごいティナ。どう見てもデコボコフレンズなのだが、歌唱力は抜群だ。

 ウィルの妻テリ役に、ボストン・パブリックのローレン、NIP/TUCKのジーナ、ヒーローズのメレディスでお馴染みジェサリン・ギルシグ。スー役にジェーン・リンチ。エマ役に、ヒーローズのチャーリー、アグリー・ベティのチャーリーでお馴染み、ジェイマ・メイズ。サンディ役にスティーブン・トボロウスキー。フィン役は、「KYLE XY」のチャーリーこと、コーリー・モンテース。

 で、この「Glee」ってなんのことだろうとずっと思っていたのだが、元々はイギリスで17世紀中頃に発祥した「グリー」と呼ばれる音楽ジャンルを歌う団体のことを言うらしい。なので、合唱団(特に男性合唱団)につけられることが多いとのこと。パフォーマンスを見る限りでは、チアリーディングとも通じるものがあると思うので、うまく協力すればいいのにと思うのだが、どうもチアリーダーは花形で格好良く、グリーはダサくて格好悪いと言う位置づけらしい。

 ストーリーも面白いが、挿入曲がまたすばらしい。懐かしい曲から流行りの曲までなんでもありだが、とにかく楽しい。グリー部の面々の歌声もなかなかのもの。練習や、他校との試合などもあるだろうし、どんな曲が出てくるのか楽しみだ。

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