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2010年3月 2日 (火)

[映] ベンジャミン・バトン 数奇な人生

 去年、ものすごーく話題になった作品。アカデミー賞にもノミネートされていたし、映画館へ行かれなかったので、とても気になっていた。が、正直言って、期待が大きかったせいか、思ったほど面白いと思えなかった。

 1918年のニューオリンズに、1人の男の子が生まれた。出産直後、母親は死亡。息子を託された父だったが、生まれた子は、なぜか老人のような容姿。ショックを受けた父親は、彼を老人ホームに置き去りにする。
 奇妙な容姿の赤ちゃんを拾った老人ホームを経営するクイニーは、彼をベンジャミンと名付けて、我が子として育てる。ホームの老人たちと共に暮らすベンジャミンは、成長と共に、なぜか若返り始める。
 12歳になったベンジャミンは、同じ年頃の少女デイジーと知り合う。その後、成長したベンジャミンは、船乗りとなって各地を飛び回る。戦後、帰宅したベンジャミンは、デイジーと再会。すっかり若返ったベンジャミンは…

 生まれたときに老人の外見ということで、一番かわいがってもらえるハズの時期に、父に捨てられ、老人ホームで暮らすことになるベンジャミン。だが、彼には好都合だったように思う。なんたって周りはみんな老人。そして、素晴らしい母クイニーとの出会い。

 子供時代に同世代と遊べず、孤独に生きていたベンジャミンだが、次第に若返り、デイジーと再会。つかの間の恋を楽しむ。そして、悲しい別れ。老人として生まれて、歳を取るにつれて若返ると言うストーリーは確かに斬新ではあるが、それだけと言う気がした。

 さらに残念だったのは、ブラピの実年齢より若返ったシーン。若い頃にやっとくべきだったねと言う感じで、やはり無理があると言えよう。

 同じような若返りの話として、先日書いた「胡蝶の夢」があるが、あちらの方がずっとミステリアスだった。数奇な人生というわりには、これと言った展開もないし、想像通りの結末。ちょっと残念だった。

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