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2010年4月 2日 (金)

[映] デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~

 この邦題の副題が気に入らん。これが入らないとスパイものってわからないからってことなんだろうか。もうちょっとシャレた副題考えてくれてもよかったのに。スパイもので男女ということで、「Mr&Mrs」スミスみたいなのを想像していたのだが、もうちょっと小粋な感じ? スパイはスパイでも、企業スパイのお話だ。

 業界大手のB&R社に、激しいライバル心を燃やすCEOのガーシック。B&Rが、画期的な新製品を開発中で、発売間近と言う情報をつかみ、詳細情報を入手するためにスパイチームを編成。チームに新しく加わることになったのは、元MI6のレイ。彼は、B&Rにモグラとして潜入しているメンバーと接触することになるが、それは因縁のある女スパイだった…

 なかなか面白いストーリーだ。B&Rに潜入しているクレアは、元CIA。レイとは数年前に会っており、因縁の相手。その相手と手を組むことになり… と言うお話かと思ってみていると、2人の関係が過去を振り返る形で次第に明らかになり、彼らの本当の目的が見えてくる。

 2人の微妙な関係が面白い。なぜか非常に惹かれあう2人なのだが、相手を信じ切れない部分もある。そして口論。だが、心の底ではお互い信頼しあっているようにも見える。企業スパイということなので、命の危険はとりあえずない。が、スリルが欠ける分を、2人の関係についての真実が少しずつ明らかになると言うおもしろさでカバーしていると思う。最後もなかなかシャレている。

 レイ役にクライヴ・オーエン。クレア役にジュリア・ロバーツ。ガーシック役にポール・ジアマッティ。B&Rの社員役で、「ボストン・パブリック」のケヴィン・ライリーことトーマス・マッカーシー。

 前半、映画の流れをつかむまでにちょっと辛抱がいるが、面白い作品だ。

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