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2010年4月16日 (金)

[映] アメリカン・ガール

 このタイトルだけ見ると、なんだかアメリカ人ナイスバディ美女が出てくる、軽いノリのビジュアル重視の映画かなと思ってしまう。録画したまま、ずっとそんな風に思って後回しになり、HDDに残っていた作品だ。だが、とんでもない! アビゲイル・ブレスリン主演の、なかなか感動の物語である。

 アメリカ大恐慌時代。新聞記者を夢見る少女、キットは、両親と共に幸せに暮らしていたが、ついに父が失業。シカゴに職探しに行くことになってしまう。そのため、母は空き部屋を間貸ししてなんとか食いつないでいたが、ある日、みんなの貴重品を預かっていた金庫が盗まれてしまう。家に出入りしていた浮浪者、ホーボーの少年が容疑者に。だが、彼らの無実を信じるキットたちは、真犯人探しを始めるのだが…

 一つの家に、様々な家族が一緒に暮らすことになる。大変な時代である。だが、子供達は案外と楽しそうだ。父親がいなくて寂しいキットが、涙をこらえつつ、父に向けて前向きな手紙を書く姿がいじらしい。

 物語は、子供も楽しめるように、それほどシビアな描き方はされていない。なので、犯人も、それほど凶悪犯という感じではなく、間抜けな感じ。だが、苦しい時代の子供達の寂しさ、悲しさ、つらさは伝わってくる。特に、ホーボー。列車で旅しながら、下働きをして金をもらって生活している人たちらしいのだが、そういえば、クリミナル・マインド(だったか?)にも出てきたことを思い出した。彼ら独自のサインがあるそうで、お互いに連絡しあって生活しているらしい。つまり、この時代特有の人たちではなく、現代アメリカにもいるのだ。

 なんと言っても、子供達の演技がいい。キット役のアビゲイルはもちろんだが、スターリング役のザック・ミルズ(「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」のエリック)もかわいい。仲良しが集まってツリーハウスで誓いを立てるなんて、なんてワクワクする話だろう。

 母役にジュリア・オーモンド。父役にクリス・オドネル。間借り人役で、ジェーン・クラコウスキー(アリー・マクビールのエレイン。今は「30 rock」で活躍中だね)、ジョーン・キューザック、グレン・ヘドレー。マジシャン役でスタンリー・トゥッチ。

 親子で楽しめる作品だ。ちょっとワクワク、ちょっとドキドキ、そしてちょっと涙して、感動できる。

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