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2010年5月17日 (月)

[映] 路上のソリスト

 LAタイムズの記者と路上で暮らす天才音楽家の交流を描いた作品。実話が元になっているらしい。

 LAタイムズの記者スティーヴ・ロペスは、ある日、公園でバイオリンを弾く1人のホームレスに出逢う。名前はナサニエル・エアーズ。彼はかつてジュリアード音楽院に在籍していたと聞き、興味を持ったロペスは、記事のネタにするために彼を取材することに。その記事は反響を呼び、ナサニエルと深く関わるようになるロペスだったが…

 自分の記事のために、下心があってナサニエルに近づいたロペス。はじめは、楽器や楽譜を援助してくれるロペスを神とあがめていたナサニエル。だが記事が反響を呼び、ロペスがナサニエルの世話を焼くようになると、状況が変わってくる。本人はそんなことを全く望んではいないのだ。

 2人の様子の合間に、ナサニエルの過去のシーンが挿入されている。幼い頃から才能を発揮した彼は、ジュリアード音楽院に入学。だが、次第に精神を病み始める。統合失調症。妄想にとらわれ、最愛の姉をも傷つけかねない状況になり、家を出る。それ以来、路上で暮らしているらしい。

 とはいえ、彼の音楽の才能は半端じゃない。放っておくのはもったいないと、周りが思うのも当然だ。だが、彼は普通の生活になかなかなじめない。彼に薬を与えて、普通の生活をさせろと言うロペスだが、それは彼のエゴなのか。難しい問題である。

 ロペス役にロバート・ダウニー・Jr。ナサニエル役にジェイミー・フォックス。ロペスの元妻役にキャサリン・キーナー。ナサニエルの姉役に、リサ・ゲイ・ハミルトン(プラクティスのレベッカ・ワシントン)。

 その後、彼がどうなったのかはよくわからない。だが、とりあえず屋根のある場所で暮らしてはいるらしい。彼がロペスと出逢ったのは、良かったことなのだと信じたい。

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