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2010年6月23日 (水)

[映] ある公爵夫人の生涯

 ダイアナ妃の祖先にあたる実在の女性のお話ということで、興味深く見た。なんとも悲しい運命というか、ダイアナ妃と通じるものがあるなと妙に納得。

 18世紀後半のイギリス。貴族の娘ジョージアナは、最も裕福な貴族の1人、デヴォンシャー 公爵のもとへ嫁ぐことが決まる。若干17歳。だが、年の離れた夫が彼女に望んだのは、立派な男子の後継者を生むことだけ。美しく知性あふれるジョージアナは、社交界の華として人々の注目を集める一方、妻としては孤独だった。ある日、同じような境遇の女性、エリザベス・フォスターと知り合い、親しくなるのだったが…

 彼女のような聡明な女性にとって、このような扱いは屈辱でしかないと思う。夫は彼女を小作りの道具としか考えておらず、一人の人間としては扱ってはもらえない。権力があるので、離婚もできない。本当の愛を知るには若すぎる結婚だったのだ。結婚を知ったときの嬉しそうな表情と、現実を知ったときの表情の差は、かつてのダイアナ妃の変貌を見るようである。

 それでも彼女はそんな境遇での生活に、耐える。それも、本当に愛する人を守るため。

 ジョージアナ役にキーラ・ナイトレイ。夫デヴォンシャー公爵役にレイフ・ファインズ。なんだか老けてさえないおっさんの風貌だったが、これは役作りか? また、ジョージアナにとって重要な存在であるベス役に、ヘイリー・アトウェル(プリズナーNo.6のルーシー)。ジョージアナの母役にシャーロット・ランプリング。

 貴族の奥様も大変なのねと言うのが正直な感想。特にこの時代、女性は何事も制限されていたのだろう。そんな中で、自分の気持ちを押し殺して、妻としてのつとめを果たしたジョージアナ。庶民で良かったとつくづく思った。

 

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