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2010年9月19日 (日)

[映] プライド&グローリー

 なかなか骨太の作品。警官一家の物語なのだが、汚職警官の物語でもある。

 NY市警の警官4人が射殺される事件が発生。警察幹部のフランシスは、次男のレイに特別捜査班の指揮をとらせることに。過去に失敗して以来、現場から退いていたレイだったが、父に頼まれ渋々引き受けることに。だが、調べを進めるうちに、事件に警官が絡んでいること、それが兄であり署長であるフラニーの部下であること、さらに、義理の弟(妹の夫)ジミーが関わっていることがわかり…

 彼らのようなアイルランド系警官一族と言うのは、NYに多いらしい。結束するだろうし、相談もしやすいだろうし、いいこともあるのだろうが、このような不正が絡んでくるとちょっと複雑になってくる。

 以前偽証をさせられたことがあるらしいレイ。もう偽証はしたくないと言い張る。だが、真実が明るみに出ると、身内に汚職警官がいたことになってしまい、さらに管轄すべき立場である長男にとっても非常に不利となるため、黙っていれば丸く収まると説得する父。確かにこういう地位にいれば、そう考えるのも無理はない。だが、そこらの組織ではない、警察なのだ。

 ジミーはまるで「シールド」のヴィックのようだ。ヤクの売人から金を巻き上げようとして、失敗して同僚を死なせてしまう。そのことを悔いていないワケではないのだが、保身のために、そして妻や子供達を守るために、工作を続けてしまう。

 苦渋の選択を迫られるレイ。闘病中の妻から、正義を貫いて欲しいと訴えられるフラニー。この辺りの展開は、どうなってもおかしくないストーリーなので、なかなか緊張感がある。

 レイ役にエドワード・ノートン。ジミー役にコリン・ファレル。フランシス役にジョン・ヴォイト。フラニー役にノア・エメリッヒ。フランシスの娘であり、ジミーの妻ミーガン役にレイク・ベル(プラクティスや、ボストン・パブリックのサリー・ヒープ役)。

 見応えあるが、少々長いのでじっくり見る覚悟がないとつらいかも。

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