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2010年9月16日 (木)

[映] バッドタイム

 クリスチャン・ベール主演、これもまた、戦争の後遺症に苦しむ男の話と言えよう。

 アフガニスタンでの過酷な戦闘経験を経て、帰国したジム。LA警察の採用試験を受けるが、適性検査ではねられて不採用。長年の悪友で、同じく失業中のマイクと共に、酒やドラッグに溺れて憂さを晴らす毎日だ。だがついに国土安全保障省の試験に通り、コロンビアでの任務が決まる。マイクも就職が決まり、最後のウサ晴らしとばかりに、メキシコへ繰り出すのだが…

 軍隊でのジム(または採用試験で、試験官の前での彼)と、普段の彼のギャップがすごすぎる。これだけ礼儀正しく、一見しっかり者に見える男が、ドラッグにおぼれたり、女におぼれたりと言う姿が、かなりショッキング。こういう人多いんだろうか?? ジムの過酷な経験は、想像するくらいしかできないが、それでも、この堕落ぶりはちょっと疑問。いずれ何かをやらかすタイプである。

 苦労してやっと仕事も決まったのに、最後の憂さ晴らしでバカをやって一巻の終わりというお話だ。確かに、彼の常軌を逸した行動は、戦争の後遺症なのだろう。だが、あのだらしなさ、無責任さは、戦争とは関係ない、元々そういう人間なのではないかと思う。

 そういう意味では、戦争の後遺症に苦しむ男を描いた作品というよりは、ただのしょうもない男の物語とも言える。

 ジム役にクリスチャン・ベール。マイク役にフレディ・ロドリゲス(シックス・フィート・アンダーのフェデリコ、アグリー・ベティのジオ)。そしてマイクの恋人シルビア役に、エヴァ・ロンゴリア・パーカー(デス妻のガブリエルね)。

 見応えはあったが、クリスチャン・ベールにはやっぱり格好良い役をやってほしいな。

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