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2010年10月12日 (火)

[映] パイレーツ・ロック

 コメディながら、実在のラジオ局を描いているらしい。60年代と言えば、ロック全盛期。そして舞台はイギリスだ。

 60年代半ば、民放ラジオ局が存在しなかったイギリス。ロック全盛期にもかかわらず、BBCラジオがポピュラー音楽を流すのは一日にたった45分だけ。そんな中、北海に浮かぶ船上から、24時間ロックをかけ続けるラジオ局があった。その名も「ラジオ・ロック」。イギリス中の若者が、このラジオに夢中になっていた。経営者はクエンティン。
 ある日この海賊ラジオ局に、高校を退学になった青年カールが乗船。母親が、更正のため彼を名付け親であるクエンティンに預けたのだ。だが、政府はこの海賊ラジオ局を潰そうと画策。果たしてラジオ局の運命は!?


 なんとも痛快なストーリーだ。
大人達がロックに不快感を持ち、悪魔の音楽などと言っていたと言うのは、アメリカだけかと思っていたが、どうやらイギリスでも同様だったようだ。お堅いBBCラジオは45分しかロックを流さないと言うことだが、考えてみれば、45分でも流すだけマシ?

 海賊ラジオ船のDJたちがユニークだ。みんなそれぞれ持ち味があるようで、楽しく仕事をする傍ら、空き時間はまた楽しそうに過ごしている。そんな中へ、カールがやってくる。母親は彼を更正させるために放り込んだらしいのだが、こんなところへ入れて果たして更正になるのだろうか? と言うのは、作品中のキャラクターも考えたようで(^o^;、ここに連れてこられたのには理由があるのだ。

 また、敵役である政府の役人も面白い。一見ヒトラーのようである。いかにも頭の固いオヤジだ。ラジオ局をつぶすためにあの手この手を使うのだが…

 クエンティン役にビル・ナイ。DJ役に、フィリップ・シーモア・ホフマン、クリス・オダウド(「こちらIT課」のロイ)などなど。カールの母親役にエマ・トンプソン。政府の役人役でケネス・ブラナー。彼の子分役にジャック・ダヴェンポート(フラッシュ・フォワードのロイド・シムコー)。

 ストーリーも面白いが、なんと言っても音楽が最高。当時のヒット曲が目白押しだし、彼らのお気楽な暮らしも見ていて楽しい。ロックファンなら見るべし!

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あらすじ1966年、イギリス。ラジオが流すポピュラー・ミュージックは1日45分。そんな中、海の上から24時間ロックをかけるゴキゲンな海賊ラジオ局が現れた・・・。感想下ネ... [続きを読む]

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