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2010年11月13日 (土)

[映] THE 4TH KIND フォース・カインド

 怖い系の映画なんだとは思っていたが、どっち系(オカルト系か、ゾンビ系、宇宙人系、それか、リアルに社会問題を描いた系とか)かなーと思っていたら、宇宙人系。

 心理学者のアビゲイルは、夫を目の前で殺されたことがトラウマとなっており、未だ立ち直っていない。そのことを忘れようとするかのように、亡き夫がやっていた研究を引き継ぐ。それは、アラスカ州の小さな町ノームでの調査。300人以上のこの町の住民が、謎の不眠症に悩まされているのだ。彼らのカウンセリングをすることによって、原因の究明と、治療をすることに全力を注ぐアビゲイルだったが…

 冒頭、ミラ・ジョヴォビッチが登場し、この映画の説明をする。これは実際の事件であり、実際の映像を使っている。ミラが演ずるのはアビゲイル博士だが、実物の博士も出てくるのだ。事実だけを淡々と描き、信じるか、信じないかはあなた次第だと言う。ううむ。

 カウンセリングをしているうちに、患者の共通点に気づく。そして、自分の録音テープを聞くと、覚えのない音声が入ってることに気づく。それは、何者かがしゃべった古典語のシュメール語らしいとわかり、きっと宇宙人だろうとみな想像する。確かに謎めいている。

 だが、私個人の感想としては、どうも全体的に嘘くさく見えた。実際の映像に出てくる博士は、なんだか幽霊のようで、この人の存在自体がもう怖いのだが、彼女の夫の死に関して、これだけ明らかな記憶違いをしていると言う事から考えて、彼女の言動を信用できない。息子は、母を信用せず、父の死も母のせいと思っていると言うのも頷ける。だいたい、この博士以外の登場人物全て、この映画に関わることを拒んでいる辺り、怪しい。もし本当に、そういうことがあったとして、それを暴きたいと考えるのならば、もう少し頭を使って打つ手を考えるべきではなかったのか。これだけ映像が残っていながら、肝心な部分だけ映像が乱れると言うのは、どうにも合点がいかない。

 全体として、確かに怖い。もし本当だとしたら怖いだろうが、全体的にかおるウソくささが、映画を安っぽい物にしている気がした。

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