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2010年12月11日 (土)

[映] ロビン・フッド

 今更ロビン・フッドと聞いてもあまりそそられるものはない。どうもケビン・コスナーの時のイメージが強いし、森に住んで弓持って戦う人? くらいの感じで、あまり興味なかったのだが、なんたって今回はラッセル・クロウだし、公開初日に仕事もちょうど休みであったので、ちょっとした好奇心から見に行くことに。これは、良い意味で予想を裏切られた。なかなか見応えのある作品である。

 12世紀末。英国リチャード王率いる十字軍の射手としてフランスで戦っていたロビン・ロングストライドは、戦闘中にリチャード王が殺されたことを知り、仲間と共に故郷へ逃げ帰ることに。だがその途中、王の側近らが王冠を持ち帰る途中で何者かに襲撃されたところに遭遇。瀕死のロバート・ロクスリーから、ノッティンガムの領主である父の所へ、黙って持ち出した剣を届けて欲しいと頼まれる。やむなく引き受けることにしたロビンだったが、息子の死を知ったウォルターから、ロバートの身代わりを頼まれることに。
 一方、兄リチャードの死で、王位を得た弟ジョン。全く戦闘経験の無い彼は、参謀の忠告に耳を貸さず、無理な課税をしたために民衆の恨みを買ってしまう…

 ロビン・フッドができるまで、と言う感じの物語だ。一兵士に過ぎなかったロビンが、ひょんなことからロバート・ロクスリーの身代わりとなり、民衆をまとめ上げてフランスの陰謀と戦うのだが、勝利を収めた国王は彼らを裏切ったため、森へ入ると言う設定らしい。

 なんと言っても、ラッセル・クロウ演ずるロビンがとにかく格好いい。身分の低い兵士であった彼だが、戦闘能力に加え、頭もいい。なにより世渡り上手である。そして、彼の父にまつわる話があとでわかるのだが、これがまた感動的である。マグナカルタについて、もうちょっと勉強しておくんだったと思った。
 ある日やってきた見知らぬ男を、突然夫の身代わりにすると言い出す義父に腹を立てるマリアンも面白い。当然のことながら、最初は嫌悪感をあらわにするマリアンだったが、領民たちに親身になるロビンの姿に、次第にひかれていく。

 ロビン役にラッセル・クロウ。マリアン役にケイト・ブランシェット。ウォルター役にマックス・フォン・シドー。王の参謀マーシャル役にウィリアム・ハート。ジョン王の親友ながら、フランス軍の手引きをする悪役ゴドフリー役に、マーク・ストロング。最近よく見る、気になる役者さんだ。リチャード王役にダニー・ヒューストン。ロビンの仲間ウィル役で、ERのモリスでお馴染みスコット・グライムス。なかなか活躍する役である。そして! 本物のロバート・ロクスリー役で、キャピタル・シティのデクランでお馴染み、ダグラス・ホッジが。

 ラッセル・クロウの弓を放つシーンもいいし、ロビンとマリアンの関係もいい。戦闘シーンも迫力満点だし、ストーリーも感動的だ。140分とちょっと長め(ディレクターズカットは156分らしい)だが、飽きるところが全くなかった。大画面で見ることをおすすめする。



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受信: 2010年12月16日 (木) 23:44

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受信: 2011年1月 6日 (木) 01:36

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