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2011年1月31日 (月)

[映] ダレン・シャン

 多分、何もなければ見ることがなかっただろうこの作品。下の子が原作の大ファンであり、映画化も非常に楽しみにしていたので、ちょっと見てみる気になった。だが、下の子の期待を大きく裏切ったらしい。

 優等生のダレンは、親友スティーブに連れられて見世物サーカス「シルク・ド・サーカス」を見に行く。そこで見た、クレプスリーが操る毒蜘蛛に惹かれたダレン。ショーの後、楽屋に忍び込み、毒蜘蛛を盗み出してしまう。ところが、逃げ出した毒蜘蛛にスティーブが噛まれ、瀕死の状態に。親友を助けるため、解毒剤を求めて再びシルク・ド・サーカスを訪れるダレンだったが、クレプスリーが出した条件は、ダレンがハーフ・バンパイヤになり、クレプスリーの助手として働くことだった…

 私は原作を読んでいないのだが、それでも、ずいぶんと話をはしょっているんだろうなと言うのは想像できる。3巻分くらいの内容を、筋だけ追った感じになっている上に、だいぶ変えてあるらしい。原作にないキャラクターもいるそうで、その辺が不満とのこと。さらに、キャラクターがイメージとかなり違うと、これまたブーイング。確かに、原作のファンとしては、そういうの気になるよね。

 どうも話の展開が急過ぎて、納得行かない部分が多い。だいたい、優等生ダレンが、親友を救うためとは言え、ハーフ・バンパイヤになると言う決断をするだろうかと言う点。家族との暮らしに不満があるわけでもなく、成績が優秀なのだし、明るい未来が待っているハズである。全てを捨てて、ハーフ・バンパイヤとしてクレプスリーの仲間になることを決意したワケだが、あまりに本人がお気楽すぎると言うか、苦悩とか葛藤とかを感じないと言うか、ヘラヘラしているように見えるのも納得行かない。

 さらに、スティーブがなぜそこまでバンパイヤになることにこだわっているのかと言う点。悲惨な家庭事情らしいことはわかるのだが、だからってバンパイヤってちょっと唐突では?

 そして、とても残念だと思うのは、おそらくこの物語で重要な役を担うクレプスリーという存在が、あまり格好良くないこと。別にハンサムである必要はないとは思うが、もうちょっと貫禄というか、頼れそうな感じというか、ダレンが全てを捨てて彼についていこうと思えるような心強さを感じる人物であるべきだと思うのだが、(役者さんには申し訳ないが)それを全く感じないのだ。

 全体として、掘り下げ方の甘い、薄っぺらい作品になってしまったように思う。

 クレプスリー役にジョン・C・ライリー。Mr.トール役に渡辺謙。マダム・トラスカ役にサルマ・ハエック。コーマ・リムズ(?)役にジェーン・クラコウスキー(アリー・マクビールのエレイン)。彼女も全然変わらないねぇ。そういえばウィレム・デヴォーも出ていたけれど、何の役なのかイマヒトツわからず。

 続編もできそうな終わり方だったが、どうかな、できるのかな。

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[映] アイス・エイジ3

 アイス・エイジ3作目。そういえば2作目を見ていなかったかもと、ふと思った。(見たか?) いつの間にか、マンモスのマニーには奥さんがいて、どうやら始めての子供を妊娠中…

 マンモスのマニーは、もうすぐ生まれる我が子に夢中。そんな様子を見て、とてもうらやましく思う、ナマケモノのシド。ある日、偶然大きな卵を見つけ、自分も親になると張り切って持ち帰る。だが、それはティラノサウルスの卵だった…
 一方、マニーやシドたちとのすっかり平和な毎日に違和感を感じ始めていたサーベルタイガーのディエゴは、一人、旅に出ることを決意。だが、シドがティラノの赤ちゃんと共に行方不明になったことから、マニーたちと共に捜索に加わることに。

 いつもお騒がせなシドなのだが、今回もみんなを騒動に巻き込む。余計なことばっかりして、疎まれているシドではあるが、それでも大切な仲間、マニーたちは危険を冒してシドを助けに行くのだ。今回は、地底に絶滅したと思われていた恐竜たちの楽園があったと言うお話だ。

 どうやら劇場では3Dだったようなので、地底でのバトルは見応えがあったのかもしれない。また、オープンングやエンディングでお馴染みのリス(?)がドングリ巡ってドタバタのシーンも健在だ。

 ただ、できればやはり吹き替えではなく、字幕が良かったかな。声優として、クイーン・ラティファや、ジェーン・リンチなども出演しているので、声が聴きたかった。

 とはいえ、小さな子供と見るのなら、やっぱり吹き替えだろう。家族で楽しめる作品だ。

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2011年1月26日 (水)

2011年アカデミー賞ノミネート作品発表!!

 さ~て、今年もアカデミー賞の季節がやってきた!! ついにと言うか、やっとと言うか、ノミネート作品が発表された。今年は、授賞式が2月27日(日)(日本では28日(月)の朝からWOWOWで生中継の予定)ということで、例年よりさらに早い気がする。その日あいにく下の子の参観日で、生中継が途中までしか見られない~。翌日は上の子の卒業式だし、なかなか見られないじゃ~ん。crying

 今年の司会は、ジェームズ・フランコアン・ハサウェイ。ホストはコメディアンと言うのが定番だし、俳優2人というのはかなり異色。とはいえ、ヒュー・ジャックマンの例もあるし、期待できるか?

 去年から、作品賞候補が、一気に10作品に増え、かなり賑やかに。ノミネート情報については、こちらへ

 今年の作品賞はどれも多数部門にノミネートされており、

「英国王のスピーチ」は12部門、
「トゥルー・グリット」は10部門、
「ソーシャル・ネットワーク」「インセプション」は8部門、
「ザ・ファイター」は7部門、
「127時間」は6部門、
「ブラック・スワン」は5部門、
「キッズ・オールライト」「ウィンターズ・ボーン」は4部門、

と、かなりの混戦。ソーシャル・ネットワークとインセプションはなかなか面白かったし、前者はゴールデン・グローブ賞でも好評価だったので、何部門とれるか興味津々。

その中でも注目なのが、「トイ・ストーリー3」。アニメーションながら5部門ノミネートとかなりの健闘ぶり。

 また、俳優陣として注目なのが、今年のホスト、ジェームズ・フランコ。自身も主演男優賞にノミネートされている。果たして受賞はなるのか?

 ドラマファンとして気になるのは、主演女優賞候補のミシェル・ウィリアムス(「ドーソンズ・クリーク」のジェン・リンドリーでお馴染み)と、助演女優賞候補のメリッサ・レオ(「ホミサイド」のケイ・ハワード役でお馴染み)。特にミシェルは、婚約者であったヒース・レジャーを亡くしたあと(二人の間には娘さんがいるようだね)も、着実にキャリアを積んでいるようなので、今後も期待。

 さらに~、個人的には、ジェフ・ブリッジスコリン・ファース両方に主演男優賞をあげた~い! 助演男優賞はクリスチャン・ベールにあげたいっ!!

 と言うことで、2月28日を楽しみに!!

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2011年1月25日 (火)

[映] バレンタインデー

 バレンタインの日、15人の男女の恋愛にまつわるお話。何がすごいって、大物俳優たちを脇に、ドラマの俳優たちがメインストーリーを紡ぐあたり、ドラマファン必見という感じだ。

 バレンタインデーのLAの朝。花屋を営むリードは、同棲中の恋人モーリーの寝起きにプロポーズ。イエスの返事をもらい大喜びのリードだったが… 小学校教師のジュリ アは、外科医の恋人ハリソンが出張することに少々不満。親友リードから、追いかけるべきとアドバイスをもらい、飛行機に乗るのだが… 好きな女の子に花を渡そうとお小遣いをはたくジュリアの教え子エディソン、彼の祖父母で50年連れ添うおしどり夫婦エドガーとエステル、初セックスをこの日にしようと計画する高校生カップル、セックスは済みだが初デートをするジェイソンとリズ、意外な告白をするフットボール選手…

 「70’sショー」から、リード役のアシュトン・カッチャー(ケルソー)とジェイソン役のトファー・グレイス(エリック)。「グレイズ・アナトミー」からパトリック・デンプシー(デレク)とエリック・デイン(マーク)。そして「エイリアス」からジュリア役ジェニファー・ガーナー(シドニー)とブラッドリー・クーパー(ウィル)。「ダーク・エンジェル」のジェシカ・アルバに、「シカゴ・ホープ」のヘクター・エリゾンド、ジュリア・ロバーツと彼女の姪っ子であるエマ・ロバーツ(ジュリアの兄エリックの娘)は、「ナンシー・ドリュー」だ。

 そこへ、さらにキャシー・ベイツ、ジェシカ・ビール、ジェイミー・フォックス、アン・ハサウェイ、クイーン・ラティーファ、シャーリー・マクレーン、ジュリア・ロバーツ、カントリーシンガーのテイラー・スウィフト、テイラー・ロートナー(トゥワイライトシリーズのジェイコブ)、そしてほんの少しだけ、ジョー・マンティーニャも出演と、本当に豪華な俳優陣だ。

 様々な恋愛ストーリーが交差するのだが、中でも印象的だったのはラスト近くの熟年カップルエドガーとエステルのエピソード。バレンタインデーにお墓で映画鑑賞ってのも面白いが、見ている映画が実際に1958年にシャーリー・マクレーンが出演した映画"Hot spell"(邦題不明、もしかして日本未公開?)。なんとも粋な計らいである。アン・ハサウェイがテレホン・セックスのバイトというのも楽しいし、アシュトン・カッチャーが花屋ってのも面白い。

 いろいろな恋愛の形が楽しめる作品だ。さらに、飛行機で知り合った男女(ブラッドリー・クーパーとジュリア・ロバーツ)には、最後にちょっとしたオチもある。ちょっと長いけど、その価値はあるよ。

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2011年1月22日 (土)

[ド] プリズン・ブレイク4 #24

 ついに終わったプリズン・ブレイク。シーズン1では、兄を助け出すと言う目的のために、体中にした入れ墨を使い、頭脳明晰なマイケルが刑務所内で活躍。ついに脱走に成功するが、追われる身となった二人が逃走するシーズン2。そして逃げ切るかと思ったところで、今度はマイケルがパナマで刑務所へ入れられてしまい、そこから脱出するシーズン3。

 なんとかそこを逃げ出したマイケルだったが、またまた捕まってしまい、自由と引き替えにスキュラなる装置を盗み出すよう強要されるところから始まる。マイケルとリンカーン、サラ、そして元FBIのマホーンでチームを組まされると言う、何でもありの展開である。だって、囚人と医者と元FBIだよ。そこに、T-バッグやら、スクレやらが絡み、さらにマイケルとリンカーンの母が登場。将軍なる謎の組織のボスも登場し、最後はあのケラーマンに救われると言う…

 #22では、自由になった彼らなのだが、5年後と言う映像が出て終わる。私はてっきりこれで最終話なのだと思ったのだが、そうでは無かった。まだ2話あるのだ。#23では、めでたく結婚式を挙げたマイケルとサラ。だがその直後、サラが逮捕されてしまう。しかも、まだ裁判前だというのに、いきなり刑務所に入れられてしまうのだ。なんだかなぁ、みんな一度は刑務所は入れってか。と言うワケで、#23、#24は、サラの刑務所生活。そしてそれをマイケルが救う。ううむ、この2話は無くても良かったかも。

 シーズン1はとにかく面白かった。脱獄出来るのか否か、一番気になるところだったし、マイケルの機転や、刑務所でのハプニングなど、見所満載だった。だが、脱獄してからのシーズンは、惰性で続いている感じもあった。特にシーズン3、4は謎の組織がやたらと出てきて、スケールがでかくなってる割には、何を巡っての争いなのかが良くわからなかった。とはいえ、とりあえずちゃんとした結末があって良かったと思う。

 それにしてもマイケルって不運な人だなぁと思う。せっかくの才能が…

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2011年1月20日 (木)

[映] ソーシャル・ネットワーク

 アンストッパブルとどっちを見ようか考えたのだが、映画館へ行く当日、ゴールデングローブ賞受賞の話を聞き、それではとこちらにしてみた。なかなか見応えがあった。フェイスブックを作った人物を、実話に基づいて描いた作品。

 2003年。ハーバード大2年のマーク・ザッカーバーグは、ガールフレンドに振られた腹いせに、悪口をブログに書き込む。さらに、大学の女子寮のサイトにハッキングし、女子学生の写真をダウンロード、ルックスを比べてランキングすると言うサイト「フェイスマッシュ」を立ち上げる。このサイトはアッという間に大人気となり、そのことに目を付けた資産家の御曹司、双子のウィンクルボス兄弟らが自分たちのチームに誘う。それは、「ハーバードコネクション」と言う学内専用の出会い系サイトを立ち上げようと言うもの。すぐに誘いに乗るマークだったが、そのアイデアを元に、独自のサイト、「フェイスブック」をこっそり立ち上げ、ネット上に公開。たちまち大人気となってしまう…

 フェイスブックと言うのはSNSの先駆けであり、自己紹介のようなページがある。趣味とか特技とかと共に、つき合っている人がいるかと言うような情報を載せることで、友達作りや、恋愛に利用できるようなものらしい。日本ではあまり馴染みがないが、アメリカの若者の間ではかなり流行っているようで、ドラマや映画などにもよく出てくる。高校生がお目当ての相手をフェイスブックで見つけて、彼氏(や彼女)がいるかどうか、好きなことなどを確認して、アタックしてたりする。

 フェイスブックは世界的に大ヒットし、それを若くして作り上げたマーク・ザッカーバーグはなるほど天才である。先を見る目を持っているし、そういう意味ではすごい人物なのだろうが、人間的に少々(かなり?)問題があるように思える。相手の気持ちを全く考えないのだ。気がつかないのか、気にしていないのか、どちらとも言えないが、完全に自己中な人間である。考え方はなるほど合理的で、言っていることはいちいち正しい。だが彼には人情がない。

 そもそもガールフレンドに振られたのも、この人間性のため。先輩を裏切り、親友を裏切り、憧れの人をも裏切る。考えているのは自分のことばかり。年を重ねて、周りに目が向けられる人間になってくれればと、親のような気持ちで見てしまった。

 マーク役のジェシー・アイゼンバーグは、マーク本人とかなり似ている。双子のウィンクルボス兄弟役は、アーミー・ハマーの一人二役らしいが、部分的にタイラー役をジョッシュ・ペンスがやっているらしい。(体だけとか?最初の方かな?) また、ナップスターを立ち上げたショーン・パーカー役にジャスティン・ティンバーレイク。

 内容的にはとても見応えがあり、楽しめたのだが、何しろ早口。字幕を読もうとするとかなり疲れるので、慣れない方は注意。エンディング曲に、ビートルズの"Baby you're a rich man"が使われていて、ちょっとうれしい。

 
 

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[映] くもりときどきミートボール

 お子さま向けアニメーション。絵本を映画化したものらしい。なるほど。確かにそういう感じで、大人の発想だといろいろ突っ込みどころがあるが、そういうことは抜きにして楽しんだ方が良さそうだ。

 アメリカの、大西洋に浮かぶ小さな島。そこはかつてサーディンで栄えた街だったが、すっかりサーディンの人気が無くなり、街にも活気が無くなっていた。サーディンばかりを食べる毎日にうんざりしていたある日、発明家を夢見る青年フリントが、水から食料を作り出す装置を発明! だが装置が空高く飛び出してしまい、空からハンバーガーが降ってきた!! この美味しい食べ物に街の人々は狂喜乱舞。それ以来、街に様々な食べ物を降らせることで、すっかり活気を取り戻したのだが…

 水から食料を作り出すとか、空から食べ物が降ってくるとか、この辺りはまさに絵本の発想なのだが、かつて栄えた街がすっかり寂れ… と言う辺りは、アメリカの現状でもあり、子供向けアニメとバカにはできない内容だ。主人公の名前がフリントというのも、GM撤退で街が衰退したミシガン州フリントを意識してのことか。町おこしのために市長が躍起になるのも無理はないし、ちょっとしたことで街が再び活気づき、有頂天になると言うのもわかる話だ。

 だが、それでめでたしめでたしと言うワケにはいかない。この辺り、ドラえもんのオチにも似ているのだが、機械が暴走し始め、大変な事態に陥り、それを回避するために腰抜けだったフリントが勇気を振り絞る。お天気キャスターとの恋もある。

 ストーリーもなかなか面白いが、どうやら劇場公開当時は3Dだったらしい。なるほど、確かにそういう見せ方である。それならもっと楽しめたかも。

 声の出演で、ジェームズ・カーン(フリントの父)やニール・パトリック・ハリス(猿?)も。

 鰯はまずく、ハンバーガーはうまいと言うのは、いかにもアメリカ人の発想。鰯美味しいじゃ~ん、オイルサーディンだって美味しいよ~というのは貧乏人や年寄りの発想かもしれないが、少なくともハンバーガーよりはずっと体にいいと思うぞ。

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2011年1月18日 (火)

着メロ新作!

 趣味で携帯の着メロを作っている。作っていると言うか、海外ドラマのテーマ曲などをアレンジして着メロにしていると言ったところか。

 最近のドラマのテーマ曲は、なかなか凝った物が多く、私の持っているようなソフトでは再現できない物も多いのだが、気に入った曲の、気に入った部分だけとか、印象的な部分だけ、短い着メロにすることが多い。と言うのも、私の場合、携帯に電話がかかってくることはまずなく(^o^;、ほとんどがメール。電話の場合は長い着メロが必要なのだろうが、メールの場合は、ちょっと鳴ればいいのだ。

 自分がソフトバンク携帯なので、ソフトバンク用の専用ページを作ってある。このファイル形式だと、AUの携帯でも使えるのではないかと思う。ただ、最近は、MIDIファイルも使えたりするので、ソフトバンク用がダメな場合や、ドコモ携帯の方は、MIDIファイルのページのファイルをダウンロードしてみて!

 と言うワケで、最近作った新作をウェブにアップロードしたので、良かったら聞いてみてね。

海外ドラマ関連の着メロ:ナース・ジャッキー、CSIマイアミ、フリンジ、コールドケース、私はラブ・リーガル、グッドワイフ を追加

映画関連の着メロ
:「インビクタス」の挿入曲「Hamba Nathi」を追加

その他の着メロ:爆笑問題でお馴染み、AGAのCM曲を2曲追加

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2011年1月17日 (月)

[映] 新しい人生のはじめかた

 ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンという、ちょっと異色の顔合わせによる、大人のロマンス。とはいえ、エレジーとは対称的に、いたってプラトニックな物語である。

 NYのCM作曲家、ハーヴェイ・シャイン。一人娘の結婚式へ出席するため、ロンドンへ。離婚した妻たち家族との再会を楽しみにしていたハーヴェイだったが、ホテルに宿泊したのは彼一人。結婚式の準備は、妻と再婚相手ブライアンらによって完璧に計画され、ハーヴェイは完全に蚊帳の外。おまけに、娘からはヴァージンロードはブライアンと歩きたいと言われ、すっかり居場所を失ったハーヴェイ。披露宴には出席せずに帰国しようとするが、仕事をクビになってしまった挙げ句、飛行機に乗り遅れ… やむなく入った空港のコーヒーショップで、一人静かに読書をする女性ケイトと知り合い、意気投合。ケイトから、披露宴に出席すべきだと説得され…

 この、居場所がない感じ、すごく良くわかるので、妙に共感してしまった。ハーヴェイと妻ジーンの離婚の原因は詳しく語られていないが、想像はつく。全てに完璧を求めるジーンに対して、ハーヴェイはどう見ても野暮ったい感じだ。それは、前日のディナーに出席した際の服装によく表れている。ちょっと場違いな感じ。昔気質の作曲家、才能もあるのだろうが、本当にやりたかったのはCM曲の作曲ではない。なんとなく全てに自信が持てないでいることが、行動にも表れる。

 一方、ケイトも、ダブルデートで居場所のなさを感じる。婚期を逃してしまった感じのアラフォー。結婚する機会が無かったわけではないようだが、一歩踏み出す勇気というか気力がなかった感じだ。なんだかんだ理由をつけてはいるが、つまりは一人でいるのが一番ラクだから。恋愛を面倒と感じている。だが気づいてみれば、独身は若者ばかりで、居場所がない感じを味わっている。

 そんな二人が出逢う。妙に意気投合。居場所の無かった二人が、お互いに心地よさを感じるのも無理はない。そして、ケイトと知り合ったことで少し自信を取り戻したハーヴェイは、披露宴で素晴らしいスピーチをする。感動的なシーンだ。

 その後がちょっといただけないと言うか、ありがちなラブコメのラストシーンのようで、少々残念。知り合ってたった1日の彼女のためにロンドンに残る決意をするハーヴェイに、ちょっと疑問を持った。NYに友達はいないのだろうか? それに、昼の12時に同じ場所でまた会おうって(結局会えない)、昔の映画ならアリだけど、現代のイギリスでそれはかなり違和感。二人とも携帯持ってるだろうが。

 ジーン役にキャシー・ベイカー(ピケット・フェンスのジル・ブロック、ボストン・パブリックのMrs.ピータースなど)。優しい母の感じと、冷たい妻の感じが絶妙。ハーヴェイの仕事仲間マーヴィン役に、リチャード・シフ(ホワイト・ハウスのトビー・ジーグラー)。

 結末にはちょっと疑問が残るが、なかなか感動的な作品だ。

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2011年1月13日 (木)

[ド] 私はラブ・リーガル #13

 1シーズン#13と言うことで、アッという間に終わってしまったなぁ。全くノーマークだったのだが、意外と面白く、とても楽しめた。なんと言っても、ジェーン(と言うかデビーね)が明るくてよろしい。

 自分自身の体はもうないので、ジェーンとして生きていくしか道はなく、最愛の彼グレイソンも近くにいながら真相が言えず、しかも今の容姿では自身がなくて告白もできない。それでも毎日前向きに、しかも頭脳明晰になったので(^o^;仕事もがんばって生きているジェーンが素晴らしい。

 #13では、トニーとの仲を一歩進めようとすると、グレイソンもジェーンが気になっていることがわかり、さらに最後の最後で、イーサンという男性が登場。ジェーンの夫だと言う… と言うところで終わり。続きが気になる展開だが、もしかしたらグリーンカードのための偽装結婚だったりするのかなぁなどと想像。だって、周りの人誰も夫がいることを知らないんだもの。

 と言うことで、シーズン2が今から楽しみだ。

 

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[映] エレジー

 初老の男性と若い女性との恋(愛?)の物語ということだったので、ライムライト的流れを想像していたのだが、もっとエロティックなものだった。前半は完全に、エレジーというよりは「エロじぃ」である。

 初老の大学教授デヴィッドは、快楽主義的な人間哲学の本の著者であり、テレビでも持論を展開している、ちょっとした有名人。自身のライフスタイルも、妻子を捨て、時々愛人とセックスするお気楽な暮らし。ある日、美しい学生コンスエラに一目惚れした彼は、彼女と一夜を共にする。年齢差もあり、初めは軽い気持ちだったデヴィッドだったが、次第にすっかり彼女の虜となってしまい…

 デヴィッド役にベン・キングズレー。コンスエラ役にペネロペ・クルス。年齢差30歳ということだったので、20代の学生と50代の教授なのかなぁと想像するのだが、実際は30代半ばのペネロペと60代半ばのベンである。それにしちゃー、なかなかいい体してるよね、ベン・キングズレーって。学生が惹かれるのも無理はないと思える。

 とはいえ、理性的なイメージの彼のことなので、もっと紳士を想像していたのだが、この教授はかなりのエロオヤジである。しかも、若い学生に手を出すのだからタチが悪い。コンスエラに近づく際も、下心ミエミエなのだ。だが、コンスエラの方も、下心があるように思える。計算尽くで彼に近づいたように見えるし、途中からは完全に彼を意のままに操っているようにも見える。

 だが後半はちょっと雰囲気が変わる。遊び人だったデヴィッドが、親友の死によって、現実を思い知る。そんなところへ、やっと忘れかけていたコンスエラが再び現れる。しかも深刻な表情で。後半はまさにエレジーだ。

 デヴィッドの親友役でデニス・ホッパー。実際にも去年亡くなってしまったね。デヴィッドの愛人役でパトリシア・クラークソン。デヴィッドの息子役でピーター・サースガード。

 ペネロペのヌードもあるし、ストーリー的にも完全に大人向け。それにしてもペネロペのヌードは綺麗だったが、顔のお肌はちょっと荒れてたなぁ。

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2011年1月12日 (水)

[ド] フラッシュフォワード #22

 ちょっと待ってよ、これで終わりー? 当然シーズン2へ続くエンディングだと思ったのだが、どうやら打ち切りになってしまったらしい。

 ついにやってきた4月29日。世界中が見た未来は実現するのか? 街はお祭り騒ぎする中、ケイコをついに見つけることができたブライス。娘の救出に成功したアーロン。襲撃されるオフィスで、敵を待つマーク。なるべき関係に落ち着きそうなオリビアとロイド。そして組織のシステムに侵入したディミトリとサイモンは… サイモンからのメールで、フラッシュフォワードの謎に近づいたロイドは、すぐに第2のフラッシュフォワードが起こることに気づく。そしてそれを聞いたマークは、それが数分後に起こることを知り…

 いろいろあったけど、結局避けようとしてもなるようになると言う、興味深い結末。ただ、意識的に未来を変えることもできると言う部分もあり、それもまた興味深い。ケイコとブライスは今後どうなるのか気になるし、オリビアとロイドの関係も気になる。マークは危機をなんとか脱したようだが、すぐに第2のフラッシュフォワードが起こり、謎が謎を呼ぶ。なんと言っても、あの謎の組織が不明のままだし、なぜフラッシュフォワードが起こったのかなど、肝心な部分は何もわかっていない。当然続くべきエンディングである。

 打ち切りになってしまった理由は詳しく知らないが、怒ったファンが抗議しているようなので、別の会社が製作を引き継ぐ可能性もある。ジェリコの時みたいにね。まだ望みは捨てていない、だって先が見たいもの。

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[ド] 女検察官アナベス・チェイス #22

 1話完結なので、特に力も入れずなんとなく見ていたら、アッという間に終わってしまった。毎回だいたい正義が勝つ感じなのだが、時に理不尽なこともあったりして、それなりに面白い。

 だが、特別ママを意識させるシーンは多くなく、別にこういう設定じゃなくても良かったのかななんて思いつつ見ていたら、なんと、シーズン1の最終話で、夫があっけなく死亡。確かに出番はあまり多くなかったし、特別いいところもなかったしなーなんて思ったが、まだらぶらぶの新婚カップルだったのに、あまりにかわいそう。

 2月からすぐにシーズン2の放送に入るようだが、失意のアナベスがどう立ち直るのか、夫の協力がなくなり、ますます大変になるであろう、仕事と家庭の両立をいかにこなすか、などが焦点になるのだろうか。

 どうやらシーズン2で終わりの、短命シリーズだった様子。アナベスは魅力的だが、確かに新鮮みに欠けたかも。とはいえ、残り22話を見守りたい。

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2011年1月10日 (月)

[映] ジュリー&ジュリア

 メリル・ストリープには全く驚かされる。「恋するベーカリー」もこの作品も2009年の制作。同じ時期にこの全く違った役を演じていることになる。こちらでは、実在の人物ジュリア・チャイルドということで、彼女になりきり、ちょっと野暮ったい感じの大柄なおばさんを演じている。

 1949年、外交官の夫の赴任で、パリにやってきたアメリカ人主婦ジュリア。元々食べることが大好きなジュリアは、フランス料理のとりこに。有名な料理学校ル・コルドン・ブルーに通い、本格的にフランス料理を学ぶことに。
 一方、およそ50年後の2002年、NYに夫と共に住むジュリーは、作家になる夢を断念し、公務員としてストレスフルな毎日を過ごしていた。料理が大好きな彼女は、ジュリア・チャイルドのフランス料理本のレシピ524を、365日で実戦し、ブログにすると言う試みを思いつく…

 と言うことで、ジュリアが本を出版するまでの様子と、50年後にジュリーがその本を元にブログを作る様子が、同時進行で描かれている。この映画の元となった本の作者がジュリーなので、ジュリーがジュリアへの想いをつづる感じ。

 このジュリア・チャイルドなる人物を全く知らなかったのだが、アメリカでは有名な人らしい。身長188cm!! 大柄のがっちり体型で、メリル・ストリープは身長168cmと言うことなので、うまく化けたなぁと言う感じ。妹役がジェーン・リンチ(gleeのスー・シルベスターでお馴染みの彼女!! 183cm)で、まさにぴったりな感じ。

 独特の裏声のようなふわふわしたしゃべり方は、実際の彼女をまねたものらしい。彼女のTV番組を見られるサイトもあり、見てみたのだが、なるほどまさにそっくりである。

 フランス料理なので、バターたっぷり、ハイコレステロールな感じの料理ばかりではあるのだが、どれもなかなか本格的。それを全て再現したジュリーの熱意は素晴らしい。ただ、とっても残念な気持ちになったのは、彼女のブログの存在に、晩年のジュリア・チャイルド自身が不快感を表していたらしいこと。自分の本をそこまで愛してくれた人なのに、そんな風にしか思えないのかなぁと思うと、メリル・ストリープ演ずるジュリアのイメージとちょっと違う気もした。だが、それだけ思い入れのある自分の作品ということなのだろう。

 ジュリー役にエイミー・アダムス。「ダウト」でもメリルと共演していたね。若手ながら、彼女も様々な役を演じ分け、着実に実力派の道を進みつつある感じ。ここでは、料理に癒しを求める初々しい新妻であり、作家の夢を諦めきれない働く女性の苦悩を見事に演じている。ジュリアの夫ポール役に、スタンリー・トゥッチ。ジュリーの友達役でヴァネッサ・フェルリト(CSI:NYのエイデン)。ジュリーの親友役でメアリー・リン・ライスカブ(24のクロエ)。

 ジュリーもジュリアも、優しい夫に恵まれている。料理に打ち込む妻を、優しくサポートし、時にアドバイスする。二人の女性の料理に対する想い、料理を囲む家庭の暖かい雰囲気を見て、心癒される。

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2011年1月 9日 (日)

[映] 恋するベーカリー

 タイトルだけ見たら、若者向けのラブコメかと思ってしまうが、これは熟年向けのラブコメとでも言うのだろうか。もうちょっと渋いタイトルにできなかったのかと言う気もしたのだが、原題"It's complicated"もイマヒトツな気が。

 弁護士の夫ジェイクと離婚して10年、ベーカリーの経営者として成功し、3人の子供達を立派に育て上げたジェーン。息子の大学の卒業式のため、NYへ行ったジェーンは、同じくNYに来ていたジェイクとホテルのバーで鉢合わせ。若い女性と再婚し、幼い息子まで持つジェイクだったが、一緒に飲むうちに昔を思い出し、ベッドを共にしてしまう。それ以来、彼女との密会を楽しむようになったジェイクは、ジェーンとの再婚まで考えるようになるが…

 ジェーンを捨てて若い女に走ったジェイクが本当にバカに思える。仕事は成功しているし、料理が上手で、なんたって熟女の魅力むんむん。だけれど、結婚していた頃は、子供も幼く、仕事もおそらく大変で、今のような余裕は無かったのだろう。久しぶりに会って、昔の素敵なジェーンを思い出したと言うことなのだろう。

 ジェーンの方にしても、ジェイクが若い女に走ったことで、相当のショックを受けたはず。未練もあったはずで、その元夫が、今自分に夢中というのは、嬉しいことであり、そのために、自分を捨てた男なのに、誘われるがままに関係を続けてしまう。

 だが気づく。これでは以前の自分と同じになってしまうと。そんな頃、建築家アダムといい雰囲気になる。お互いバツイチで傷つけられた側なので、すぐに意気投合…

 と言うワケで、まぁ思ったように展開するストーリーなのではあるが、なんとも美しく魅力的な熟女メリル・ストリープの姿を見ているだけで、なんだか幸せな気分になってくるから不思議。アレック・ボールドウィンの、嫉妬丸出しの表情もまた楽しい。

 ただ、今のアメリカの現状から考えると、離婚後、仕事が順調であんな素敵な家に住み、子供達もみんな大学を卒業させるだけの財力のある人って、どれだけいるんだろうと思ってしまった。あくまでも映画の世界なのねと言う感じで、その辺がアメリカでの評価がイマヒトツな理由か。

 よく考えれば、メリル・ストリープとアレック・ボールドウィンって9歳も年が離れている。それなのに、とってもお似合いのカップルだななんて思ってしまった。恐るべしメリル。

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2011年1月 7日 (金)

[映] キャピタリズム ~マネーは踊る~

 マイケル・ムーア監督お馴染みの社会派ドキュメンタリー。今回は、資本主義がテーマだ。

 住宅ローン延滞のため、自宅を差し押さえられる人たちが増えるアメリカ。強制的に家を奪われ、住む場所をなくす人々がいる一方で、その家を安く買いあさり、売って金儲けする人々。大手金融機関は、経営不振を立て直すために税金から多額の援助を受けることができたのに、家を奪われた人たちへの援助はない。「1%の富裕層が底辺の95%より多い富を独占している」アメリカ。大手銀行の前で、「僕たちの金を返せ!」と叫ぶムーア監督。

 また一つ、アメリカの病んだ一面を見せられた気がする。
資本主義こそ善だと信じて突っ走ってきた国アメリカ。だが、それはいつしか、人がどうなっても自分だけ儲ければいいと言うことになってしまったようだ。

 確かに、頑張ったら頑張っただけ報酬が得られると言うのは魅力である。どんなに頑張ってもみんな同じなら、やっただけ損した気になる。労働意欲が失われる。それは認めるが、今のアメリカは明らかに行き過ぎである。金持ちは容易に金を増やせるが、貧乏人はそこから抜け出せないのだ。

 相変わらずのムーア監督、突撃取材を試みるが、門前払い。さすがにムーアの知名度のせいで、以前ほど簡単には突撃できなくなっているのだろう。その辺りパワー不足を感じたが、しょうがないのか。ただ、住宅ローンについては、ちょっと考えさせられた。詳しい事情は良くわからないが、金利がどんどん上がると言うのは、最初の契約の時にわかっていたはずで、ちゃんと理解しないまま、頭金もない状態で家を購入しようとする方にも問題があるのではないか。

 日本もそういう方向へ向かっているのだろうか。政治家が私利私欲を考えている時点で、ダメだよね。

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2011年1月 5日 (水)

[ド] ニキータ

 えっ、またニキータ? と思ったのだが、これは以前のTVシリーズとはまたちょっと違うようだ。映画のニキータの続編だそうで、組織を抜け出したニキータの3年後のお話らしい。AXNで#1のみ先行放送。

 6年前、犯罪者として死刑を宣告されたニキータは、政府の秘密組織ディヴィジョンにリクルートされ、暗殺者に育て上げられた。だが、やっと恋人を組織に殺され、3年前に組織から逃走した彼女は、すべてを奪ったディヴィジョンに復讐を果たすために行動を開始する…

 ニキータ役に、マギー・Q。なんとも洗練された美しさをもつ彼女は、まさにニキータにぴったりだ。母親がベトナム人だそうで、まさにアジアンビューティ。その辺、原作とは微妙に違う気もするが、イメージはバッチリ。 マイケル役にシェーン・ウェスト(ERのレイ)。アマンダ役にメリンダ・クラーク(OCのジュリー・クーパー)。前TVシリーズで言うところのマデリーンの役だろう。まさに彼女のイメージにピッタリだ。その他、バーコフもいるし、配役的には前シリーズと結構近いのだが、今回、新キャラとでも言うべきアレックスと言う役柄が、重要な役割を果たしそうだ。アレックス役には、リンジー・フォンセカ(デス妻のディラン・メイフェア)。

 このアレックスの描写が、まさにニキータの過去を思わせる。最初、ニキータ自身の過去のシーンを織り交ぜているのかと思ったほど。

 アメリカでも去年9月に始まったばかりのこのシリーズ。ニキータの活躍が期待できそうだ。

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[映] エスター

 これはちょっと展開が読めなかったビックリな作品。最後は、まぁありがちなホラーの結末ではあったが、途中はかなり楽しめた。

Orphan
 3人目の子供を死産してしまったケイトは、深い悲しみからなかなか立ち直ることができずにいた。失った子供への愛情を、必要な子供に与えたいと考えたケイトは、養子を迎えることを考え始める。孤児院へ見学に行ったケイトとジョンは、友達から孤立しながらも、一人で絵を描く聡明な美少女エスターを一目で気に入り、養女として迎えることに。だが、その直後、奇妙な事件がたびたび発生し、なぜかそばにはいつもエスターがいた… そのことに気づいたケイトだったが、エスターをすっかり気に入っているジョンは全く相手にせず、二人の仲は険悪に…

 邪悪な子供ってありがち。デス妻でもトムの隠し子が同じようなことをしていた。何とも悪知恵の働く小賢しい美少女エスター。一見とっても魅力的で聡明な美少女なのだが、陰では人さえ殺す狂気のかたまり。だが、これだけならありがちなストーリーだし、ただの残酷なホラーで終わるのだが、もう一ひねりある。エスターの正体とその目的がこの作品の見所。彼女はただの美少女ではないのだ。

 ケイト役にヴェラ・ファミーガ。ジョン役にピーター・サースガード。エスター役はイザベル・ファーマン。かなり強烈な役だが、見事に演じている。

 ハラハラドキドキなだけではなく、ストーリーも見事。だが、かなり残酷なシーンや、性的描写もあり、R15指定。

 

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[映] フォー・クリスマス

 クリスマス向けコメディだが、特別クリスマスでなくても良かった気はする。これ、正確には「フォー・クリスマシズ」とでも言うのだろうか、4つのクリスマスの意。「クリスマスのために」ではない。

 結婚という枠にとらわれず、アツアツの恋愛を続けてきたブラッドとケイト。それは、それぞれの両親が離婚していた影響もあり、結婚や子供を持つことにたいして魅力を感じていなかった二人は、クリスマス休暇も家族に嘘をつき、二人でこっそりフィジーでのバケーションを楽しむ予定だった。だが、天候不順で飛行機が飛ばず行かれなくなってしまったばかりか、空港でテレビに映ってしまい、家族に嘘がばれてしまう。やむなく、二人の父と母、それぞれの家へ、4つのクリスマスの集まりに順番に行くハメになってしまった二人は…

 と言うワケでの、フォー・クリスマシズである。ブラッド役にヴィンス・ヴォーン。ケイト役にリース・ウィザースプーン。ブラッドの父役にロバート・デュヴァル、母役にシシー・スペイセク。ケイトの父役にジョン・ヴォイト。母役にメアリー・スティーンバーゲン。姉役にクリスティン・チェノウィス。なんとも豪華な出演者たちである。

 実家で過去を思い出すことになり、屈辱を味わい、やっぱり結婚なんてと思ったりもするのだが、結局は子供も欲しいよね、結婚もいいよねと言う意見に落ち着くと言う、想定通りの結末に。

 それぞれの家庭でのドタバタは笑えるし、そういう家族もありがちーと言う場面もあるが、特別クリスマスならではと言う物語ではなく、一組のカップルの意識の変化をつづった物語という感じだろうか。

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2011年1月 2日 (日)

今年のローストビーフ

Cook106
Cook107  毎年、年末にローストビーフを焼いている。お節料理で作るのは煮物といかにんじん、栗きんとんくらいのもんで、黒豆やら田作りやら伊達巻きやらは生協で購入。栗きんとんだって、栗の甘露煮と冷凍の裏ごしサツマイモ(これなかなかの優れもの)で作ってしまう超手抜きバージョン。なので、我が家では、このローストビーフが唯一お正月のご馳走と言える。

 いつもはオーストラリア牛ばかりだが、この時だけは、少々奮発して国産牛を1kg購入。駅前のすずろくさんへ行くと、おじさんが良いところを切り分けてくれる。フライパンで作る超お手軽な方法なのだが、焼き加減がなので、毎回ちょっとドキドキ。が、ここ数年だいたいOKで、今年もバッチリ! 作り方は、ウェブの方に書いたので、良かったら参考にどうぞ。

フライパンで簡単ローストビーフのレシピ

 さすがに1kgあると、4人で食べてもディナーで2日は食べられる上に、切れっ端もサラダやチャーハン、サンドウィッチなどで、しばらくは楽しめる。

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