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2011年2月 7日 (月)

[映] サロゲート

 これ、設定はとても面白そう。確かアバターと同じ頃に上映されていて、偽物の体を操ると言う意味では同じような設定だなと思い、興味を持ったのだが、どうにも評判がイマヒトツで、なぜだろうと思っていたのだが、なるほど。

 人間は自宅にいて、身代わりロボット「サロゲート」を遠隔操作することで生活するようになった近未来。犯罪、伝染病、人種差別は激減。理想的な社会を実現したかに見えたある日、殺人事件が発生。サロゲートが破壊されただけでなく、操作していた人間も死亡したのだ。事件を担当したFBI捜査官グリアーとピータースは、捜査に乗り出すが…

 この設定は面白いと思う。確かに前半はなかなか面白い。外で働いているのはほぼ全部サロゲート。そのため、みなどこか無表情で、妙に顔色がいい。無駄な動きもない。一見完璧であり、平和に見えるが、かなり殺伐とした味気ない世界だ。そんな世界が殺人事件の発生で騒然となる。

 この後がなんだかな~の展開で、かなりガッカリした。展開が読めるけど深く感動したアバターと、大きく違う点はなんだろう。"avatar"と言うのは、「化身」と訳すようで、アバターを見る限り、まさにその人の成り代わりと言うことだろう。それ故に、最後はああいう結果になったと言うのも納得だ。それに対し、"surrogate"を訳すと「代わり」。なるほど、自分が怪我や病気をもらってこないよう、身代わりとして使うロボット。だから、自分そっくりである必要は全くないし、太った男がブロンド美女のサロゲートを使っていたと言うのもアリなのだ。似た設定ながら、全く違う代物だ。

 グリアーと妻の間には、悲しい過去があり、そのことで妻はサロゲートにすっかり依存している。グリアーは、もっと本物の妻と接したいと願っているが、それがままならないと言うのが、ストーリーの軸。その辺を、事件のストーリーラインとうまく絡ませて深みを出せたら良かったのにと思う。

 代理ロボットが働く世界というのも面白そうだし、一見安全そうではあるが、その間、自宅に横たわっているだけじゃ、あまりに不健康。かえって病気が増えるのでは?

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