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2011年3月26日 (土)

[映] ダーリンは外国人

 あまり日本の映画は見ないのだが、原作マンガを楽しく読んでいたので、ちょっと見てみようと言う気になった。これはこれで面白いのだろうが、原作マンガのノリを想像していたので、ちょっと期待はずれかな。

 イラストレーターのさおりは、語学オタクの外国人トニー知り合い、つき合うように。一緒に暮らすようになるが、文化の違いからお互いの気持ちがすれ違うようになり…

 と言う、多分実話に基づいたお話なんだろうと思う。ラブコメとして見れば、それなりに面白い。確かに外国人とつき合えばいろいろ大変なことはあるだろう。言葉の違いや文化の違い、習慣の違い。でも、相手は日本大好きな外国人なわけで、そういう点ではかなり恵まれている。日本で暮らすことになるんだろうし、相手は日本語がペラペラ。漢字にも詳しいし、文化についてもかなり意欲的に学習しているようだし、日本で暮らして特別困ることもなさそうだ。何が問題なのか、何を悩んでいるのかがイマヒトツわからず。

 おそらく、父親に反対されたことが、彼への気持ちをネガティブなものに変えてしまったのだろうと思うのだが、母親はかなり好意的だし、すでに一緒に住んでいるほどの行動派なのに、何を気にしているんだろうと思う。私自身、結婚の話をしたときにはかなり反対され(こんなもんゃなかった)、親と一緒に住んでいたので、もっと険悪な感じだった。それでも今となっては、「そうだっけ~?」ってなもんだ。親なんてそんなもの。最初は反対するもんだ。

 さおりの姉の結婚式で、神父さんの役をやっていたのは、トニー・ラズロさんご本人だね!!

 私としては、もっと原作マンガのおもしろさを全面に出して欲しかったな。外国人と暮らして初めてわかる、面白いトリビアを見せるコメディでも良かったんじゃないかと思う。妙にシリアスにしてしまった点が、私にはちょっと残念だった。

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[ド] グッドワイフ #23

 意外と面白かった作品。毎週楽しみにしていたが、終わってしまった。

 ピーターのスキャンダルは、結局良くわからないまま、無罪放免!? 娼婦を買ったのは事実のようなのだが、収賄罪には問われなかったと言うことのようで、検事として復帰する意欲満々のピーター。でも、娼婦を買ったと言う時点で、夫として信頼できなくなったアリシアは、職場の同僚であり、学生時代からの友人ウィルに心惹かれる。法廷物として、ブランクのあるアリシアが、持ち前の頭脳とねばり強さを発揮して弁護士として見事復帰する物語に加え、この辺りの大人の恋愛も描かれていて興味深い。

 同じくらいの年頃の子供を持つ親として、(つまり同世代ってことなのかなぁ) アリシアをとても身近に感じる。ブランクがありながら一生懸命に仕事をする。不信感を持ちながらも夫を支える。恋愛感情を持ちつつも、ウィルとは友達としての関係を保とうとする。アリシアの揺れる心、踏みとどまる気力など、見ていて心動かされる。

 個人的には、夫ピーターも魅力的だし、ウィルもいいなー。この二人だったら、確かに悩むわと、妙に納得(^o^;。でも、子供もいることだし、離婚となればピーターには大きな痛手。ウィルに踏み込む一歩は難しそう。

 最終話では、ついに出馬表明したピーター。妻として、傍らに立つべきその時、ウィルからの電話が来たところでのエンド。さて、アリシアはどうするのだろう。次のシーズンが待ち遠しい。

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[映] ミレニアム 3部作

 映画なのかドラマなのかよくわからなかったのだが、とりあえず長いので映画? AXNミステリーで一度放送されたのを見るつもりだったのだが、なんとなく見そびれ、WOWOWで一挙放送があったので、再チャレンジ。スウェーデンの作品ということで、言葉がわからないと言うこともあり、最初は取っつきにくいかなと思ったが、ベストセラーが原作と言うだけあって、なかなか見応えある作品だった。

「ミレニアム ドラゴン・タトゥの女」
主人公であるリスベットと、雑誌記者ミカエルの出会い、その後二人が協力して、ある少女失踪事件の真相を解明する。

「ミレニアム 火と戯れる女」
前作から1年後、リスベットと連絡をとれずにいたミカエルは、彼女が殺人事件の容疑者にされていることを知る。彼女の無実を信じたミカエルは、独自に捜査。そこにはリスベットの実の父が関与していたことがわかる。

「ミレニアム 眠れる女と狂卓の騎士」
前作で、瀕死の重傷を負ったリスベットだったが、再び過去を持ち出さされ、父親の殺害未遂で起訴されてしまう。ミカエルは、彼女の過去を調べ、彼女の不遇の過去が明らかとなる。

 リスベットは強烈な個性を持った人物で、ものすごく惹きつけられる。特別美人というわけでもなく、どう考えても社交的な人間ではない。口数も少なく、友達も少ない。だが頭脳明晰、そしてかなりタフである。ハッキングの才能を活かして、調査などの仕事をしているらしい。彼女を見て、「グッドワイフ」のカリンダを思い出した。まさにああいう感じ。

 レイプシーンやセックスシーン、残酷なシーンなど非常に暴力的なシーンが多い。だが、一見か細いリスベットが、いかにしてこの苦境を、たった一人で乗り切ってきたのかを考えると、3作目のエンディングは感動的だ。

 名前が覚えにくいし、最初はちょっと苦労したが、3作を全部見た方がいい。見る価値はある。

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[ド] マイ・ネーム・イズ・アール4 #27 最終回

 シーズン4で終わりとは、ちょっと短かった気もするが、ネタが無くなっていると言う感じもあったので、しょうがないのだろう。

 #27では、なんとダッジの本当の父親が判明。一番気になっていたことだけに、なかなか興味深い内容だった。オチもいい。だが、新たな謎が… 「続く」と出て終わってしまったのはなんとなく納得行かないが、この番組なりのジョークなのか、それとも打ち切りだったのか。

 怠け者で悪さばかりしていた彼らが、いつの間にか他人を思いやるようになっていた。相変わらずのおバカぶりではあるが、少なくとも善悪の区別はつくようになっている。彼らの成長ぶりを評価したい。4年間笑わせてくれて、そしてちょっと感動させてくれてありがとう。

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2011年3月19日 (土)

黒糖ドーナツ

Cook116
 大震災があってから、節電のためオーブンの使用を控えていたのだが、やっぱり何かおやつが欲しい… 考えた末、ホットケーキミックスを使ってドーナツを作ってみた。簡単にできるし、作り始めてから30分ほどでできあがるので、食べたいときにすぐ作れる。

 なんだか見た目はイマヒトツだが(^o^;、味は市販の黒糖ドーナツに負けてない。揚げたてはふにゃふにゃで、こりゃ失敗したかな~と思ったのだが、冷めるとちゃんとドーナツの食感に。

 レシピはこちら

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2011年3月14日 (月)

日本が揺れた日

 その日その時、コタツでのんびり上の子と話をしていた。前日の3月10日(木)は大学の合格発表であり、落ち着かない日々を過ごしていた我が家に春が来た。午前中に大学入学金の振り込みを済ませ、お昼を食べた後、そのままのんびりと今後の予定について二人で話していた時だった。

 なんだかふらふらする感じに襲われた。最近、更年期のせいか、よくめまいがするので、またそれかと思った。が、上の子も感じている様子。よく見れば、天井からぶら下がる蛍光灯が揺れている。壁にかけた時計も揺れている。地震だっ。でもいつもの揺れ方と全然違う。ゆっくりとした、船に乗っているような揺れ。しかも長い。船酔いしたような感覚に襲われた。

 すると、テレビに宮城県沖で地震という速報が。ん? まさか、その地震の影響が、こんなところまで!? すぐに2Fに駆け上がり、自分のパソコンを確認に走る上の子。テレビのチャンネルをあちこち変えてみる。なんだかすごい地震が起こったらしい…

 すぐに私と夫の実家に電話をしてみるが、夫の実家福島は電話が通話中の音が鳴るのみ。私の実家中野は何度呼び出しても出ない。どうしよう… 心配は募るが、どうすることもできない。とりあえずテレビで情報を収集するしかない。

 そうこうするうち、中野からは電話がきた。近くに出かけていたらしい。家の中は物が落ちたりしているようだが、怪我もなく、家の被害もないとのこと。ホッとしたが、福島とは連絡が取れないまま。

 携帯に下の子の中学から連絡が入り、電車が動いていないので迎えに来いとのこと。慌てて車で飛び出す。こういう時、近くの中学じゃないって不便。夕方なんとか下の子を連れて帰宅。この日、午後から学校へ学割をもらいに行こうと思っていた上の子、のんびりしていて面倒になってしまい、結局行かなかったのだが、行っていたら帰ってこられないところだったと気づく。さすがに清水までは車で行かれない私。行かなくて良かったねー、のんびりしていていいこともあるもんだねーと話す。

 地震は何度も起き、津波の被害も甚大、さらに原発も危険な状態にと、未曾有の大惨事となってしまった。原発がダメージを受けたことで、被災地のみならず、東京の交通網も麻痺。なんてこと… 東北大に合格した友人親子は、アパート探しのために仙台に行っていて、帰れなくなったらしい。昨日の時点でなんとか仙台を脱出して山形にいると言う連絡がきた。もう帰れただろうか。仙台にいる友人一家も無事だったが、親戚を亡くしたらしい。

 今朝、やっと義父と連絡が取れた。家は無事、怪我もしていないと言う元気そうな声にホッとした。だが未だ断水が続き、ガスも出ないと言う。昨日やっと電気が通じるようになり、コタツにあたれるようになったとのこと。やはり水が出ないのはかなり不便で、自分がそういう身になって初めて、被災者の気持ちがわかったと言う。

 とりあえず、今自分にできることをしようと思う。花粉症の時期なので、浴室乾燥機で洗濯物を乾かしていたのだが、節電のためにやめた。以前のように室内の窓辺に吊してみた。いつか乾くだろう。暖房便座も切った。代わりに便座カバーを久々につけた。真冬じゃないし、それくらい我慢できる。オーブンを使うのもちょっと控えよう。

 この状態がいつまで続くのかはわからないが、それぞれ自分にできることで協力しよう。義捐金を送るのもいいだろう。町内でまたお金を集めるだろうし、協力しようと思う。そして、しばらくは節電を続けたい。

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2011年3月 8日 (火)

ご飯パン:エピ、ミニピザ、カルツォーネ

Cook112

エピ

Cook113

ミニピザ

Cook114

カルツォーネ

 季節労働者なので(^o^;、仕事が少ないこの時期、結構時間がある。つまりヒマなワケなのだが、一般的に年度末は忙しい人が多い。遊んでもらえないことが多い。しかもこの花粉。いくら花粉症でないと言っても、いつ発症するかもしれず、また受験生もいるのでインフルエンザも心配だし、あまり外をふらふら歩きたい時期ではない。結果、家で不健康な生活を送ることになる。

 とはいえ、今年は1日に卒業式を終えた上の子が家にいる=昼食を作らなくてはならない! と言うことで、せっせとパンやらケーキやらを焼く毎日となっている。幸い、ご飯パンがかなり好評だったので、いろいろなご飯パンを焼いてみた。

 ご飯パンの良いところは、ほんのりとした甘みと、もちもち感。ピザ系に合うか心配だったが、なかなかイケた。砂糖を減らしてもいいのかもしれない。時間が経っても固くならないのもありがたい。

 ご飯パンのレシピはこちら。生地はいつものご飯パンとほぼ同じだが、バターの代わりにオリーブオイルを使ってみた。カルツォーネやエピの成型方法は、一般的な方法と同じ。

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2011年3月 6日 (日)

[映] DR.パルナサスの鏡

 ううむ、いかにもテリー・ギリアムという感じの映像。ヒース・レジャーが撮影中に急死したと言うことで、部分的にジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが彼の役を務めているのだが、これはこれでうまく行っているように思う。

 ロンドンで、旅芸人一座を率いるパルナサス博士。それは、イマジナリウムという「願望を満たす鏡」を売りにした一座だった。かつて偉大な僧侶だった博士は、自分の欲望を満たすため、数世紀前に悪魔と取引していた。それは、娘が16歳になったら悪魔に引き渡すと言うもの。迫り来る期日を恐れる博士の前に現れた悪魔は、新たな取引を持ちかける。悪魔より先に、鏡の中に5つの魂を呼び寄せれば、娘は奪わないと言うのだ。一方、一座は橋に吊されていた男性トニーを助ける。口のうまいトニーが一座に加わり、客が増え、新たな取引に勝てる見込みが出てきたが…

 映像はなかなか面白い。テリー・ギリアムっぽい作りである。ストーリーも、面白くないわけではないのだが、どうにもわかりにくいというか、ちょっと脇道が多すぎると言うか。

 ヒース・レジャーが撮影途中で死亡ということで、現実の世界では彼が、鏡の世界ではジョニー・デップたちがそれぞれ演じると言う形になっているのだが、これ、かえって良かったかもしれないと思う。まず、個性の薄い感じであるヒース・レジャーに対し、鏡の中では、ジョニー・デップがミステリアスな感じを、ジュード・ロウが妙に陽気な感じを、そしてコリン・ファレルがいい加減でちょっと危うい感じをうまく出している。

 博士役にクリストファー・プラマー。アントン役に、ソーシャル・ネットワークで主人公の親友役をやっていたアンドリュー・ガーフィールド。

 不思議な映像が楽しめる作品。面白くなくもないけれど、見終わって思ったのは、「???」。

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2011年3月 3日 (木)

[映] ヒアアフター

 受験の付き添いで東京へ行った。とにかく私に似て方向音痴、かつ「お上りさん」の上の子が心配で、二日とも朝一緒に出発し、学校の門の前までついて行った。上の子を置いた後、私は一日目は父の墓参り、そして二日目は、映画を見に行くことに。

 何しろ朝早く出てしまうので、早い時間にやっている映画館はないかと探した結果、新宿バルト9で9:00と言う映画を見つけた。ヒアアフター。ちょうど見たかったし。とはいえ、上の子を見送るのが8:30ごろ。ちょっとギリギリな感じなので、走った。すごく久しぶりに走った。エスカレーターも駆け上がった。新宿三丁目の駅を出たら目の前。なんてわかりやすい! だけどチケット売り場は9F、上映するのは13F… ゼーゼーハーハーしながら座席へ。何やってんだ私は。

 恋人と共に東南アジアでのバカンスを楽んでいたパリのジャーナリスト、マリーは、突然の津波に飲み込まれ、生死をさまよう。一命を取り留め、職場復帰も果たすが、その時に見た不思議なビジョンに悩まされ続ける。仕事を休職し、自身の体験を本に書き上げたマリー。ブックフェアで作品を朗読するため、ロンドンへ。
 サンフランシスコで霊能者として生活していたジョージは、死者との対話に疲れ果て、今では素性を隠して工場で働いていた。料理学校で知り合った女性と親しくなるが、彼の能力のせいで去ってしまう。再び霊能者として仕事をすることを兄から勧められるが、何もかも投げ出して、ロンドンにある、大好きなディケンズの博物館へ。
 ロンドンで母と共に暮らす双子の兄弟ジェイスンとマーカス。何事にも積極的な兄ジェイスンに対し、いつも兄を頼りにしているマーカス。二人は、ドラッグ中毒の母親を支えながら暮らしていたが、ある日、兄ジェイスンが事故で亡くなってしまう。さらに、母親もリハビリ施設に入るため、里親に預けられることになったマーカスは、兄との対話を求め、霊能者を捜し始める。そしてウェブサイトで偶然ジョージの存在を知り…

 別々の場所に住むこの3人が、ロンドンのブックフェアで出逢う。彼ら一人一人のプロフィールがかなり丁寧に描かれ、特にロンドンのマーカスのくだりはとても切ない。いつも頼りにしていた兄を突然失った悲しみは計り知れないし、もう一度話したいと思う気持ちはよくわかる。マリーにしても、臨死体験をして、この気持ちわかってほしいのに誰もわかってくれないと言う孤独感が伝わってくる。そして、霊能者としての能力を呪いつつ、人とどう接したらよいのかに悩むジョージ。

 この3人が、どこかで出逢って、何かが起こるんだろうと言う予測はつくのだが、出逢うまでがとにかく長い。長いのだが、出逢って何かが劇的に変わるわけでもなく、出逢って終わり。マーカスは、ジェイスンと話すことができ、踏ん切りがついたのかも知れないが、ジョージとマリーに関しては、これから何が起こるのかと言う意味では全くの未知数。ただ、やっとお互いを分かり合える存在に出逢えたんだろうと言う幸福感だけは伝わってくる。

 今までのクリント・イーストウッド監督作品とはかなり違う。映画全体を通して、深い悲しみ、切なさが描かれ、最後の最後に、明るい「兆し」だけが見える。何かが起こるわけでもなく、何かがわかるわけでもなく、結局見終わった後に、なんだったんだろうと言う不思議な余韻のみが残る。なんとも形容しがたい作品だ。

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