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2011年3月 6日 (日)

[映] DR.パルナサスの鏡

 ううむ、いかにもテリー・ギリアムという感じの映像。ヒース・レジャーが撮影中に急死したと言うことで、部分的にジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが彼の役を務めているのだが、これはこれでうまく行っているように思う。

 ロンドンで、旅芸人一座を率いるパルナサス博士。それは、イマジナリウムという「願望を満たす鏡」を売りにした一座だった。かつて偉大な僧侶だった博士は、自分の欲望を満たすため、数世紀前に悪魔と取引していた。それは、娘が16歳になったら悪魔に引き渡すと言うもの。迫り来る期日を恐れる博士の前に現れた悪魔は、新たな取引を持ちかける。悪魔より先に、鏡の中に5つの魂を呼び寄せれば、娘は奪わないと言うのだ。一方、一座は橋に吊されていた男性トニーを助ける。口のうまいトニーが一座に加わり、客が増え、新たな取引に勝てる見込みが出てきたが…

 映像はなかなか面白い。テリー・ギリアムっぽい作りである。ストーリーも、面白くないわけではないのだが、どうにもわかりにくいというか、ちょっと脇道が多すぎると言うか。

 ヒース・レジャーが撮影途中で死亡ということで、現実の世界では彼が、鏡の世界ではジョニー・デップたちがそれぞれ演じると言う形になっているのだが、これ、かえって良かったかもしれないと思う。まず、個性の薄い感じであるヒース・レジャーに対し、鏡の中では、ジョニー・デップがミステリアスな感じを、ジュード・ロウが妙に陽気な感じを、そしてコリン・ファレルがいい加減でちょっと危うい感じをうまく出している。

 博士役にクリストファー・プラマー。アントン役に、ソーシャル・ネットワークで主人公の親友役をやっていたアンドリュー・ガーフィールド。

 不思議な映像が楽しめる作品。面白くなくもないけれど、見終わって思ったのは、「???」。

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コメント

ちょい悪中年です。この映画見ました。テリ―ギリアムってちょっと苦手だったんですけど、絵画の好きな方とかには人気あるでしょうね。やっぱり
ジョニーディップが印象的でした。怪演が上手いから、この人の映画には欠かせないのでしょうね。また、解説と、感想、楽しみにしています。
音楽も、お互い、楽しみながら、頑張りましょう。

投稿: marika | 2011年3月 6日 (日) 21:53

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