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2011年6月30日 (木)

[映] SUPER 8

 先日の「スカイライン」でハズされたので、ちょっとドキドキだったのだが、こちらはとても楽しめた。さすが、製作スプルバーグ、監督JJエイブラムスというだけある。

 1979年夏。オハイオの田舎町に暮らす少年ジョー。4ヶ月前に母を亡くし、保安官補佐である父と2人暮らし。夏休みに入り、仲間5人で8mmカメラを使って映画製作を進めていた。深夜、こっそり家を抜け出した彼らは、駅で撮影を開始。だが、列車に車が衝突し、脱線事故が起こり、目撃してしまう。衝突した車に乗っていたのは、理科教師。瀕死の重傷を負いながら、今日見たことは他言してはならないとクギを刺される。
 すぐに空軍が捜査にやってくる。だが同時に、街では不可解な事件が多発。少年達は、偶然撮影した映像に、謎の生き物が映っていることに気づき… 列車に積んであった物はなんだったのか…?

 いやはや、これは良かった。少年達がプチ冒険をすると言う意味では「スタンド・バイ・ミー」、事件に巻き込まれると言う意味では「グーニーズ」、そしてSFとしてはエイリアンやET、トランスフォーマー的なシーンもあり、映画ファンとしては見ていて楽しい。

 79年というのは、70年代の雰囲気を残しつつ、80年代の香りも少しする。エンディングに流れた「マイ・シャローナ」は70年代の曲って感じだが、ウォークマンの登場は80年代の幕開けな感じ。

 少年ジョーは、事故で母を亡くす。そのことを、少し吹っ切れてきた頃、映画撮影を通して憧れの女の子と親しくなる。だが、彼女の父は、ジョーの父とどうやら険悪な雰囲気。そしてその理由が後にわかるのだが、この辺りの描写は最後にちょっと感動的である。

 ジョー役はジョエル・コートニー。デビュー作になるのかな?  ジョーが憧れる少女アリス役にエル・ファニング。ダコタ・ファニングの妹だね。全くもう、美人姉妹なんだから~。本当にキュートである。アリスの父役で、ロン・エルダード(ERのシェップ)。ちょっと太った? 映画仲間のプレストン役で、ザック・ミルズ。「マゴリアムおじさんの~」の時から見るとずいぶんと成長したねぇ。でも出番はあまり多くなく、ちょっと残念。

 そうそう、エンドロールの時に、貴重な映像(!?)が流れるので、エンディングになった途端に席を立ってしまう人(これ、実は結構迷惑)、注意してね。

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2011年6月29日 (水)

[映] シェルター

 はっきり言って、これはハズされた。ちょっと悲しい。多重人格らしき患者が出てくるので、サイコサスペンスかと思いきや、そっちかよ、オイ。

 精神分析医カーラは、多重人格に否定的であり、それを理由に罪を逃れようとする犯罪者の嘘を見破ってきた。ある日、同じく精神分析医である父から、興味深い患者がいると紹介される。さっそくデヴィッドとアダムという二つの人格を持つとされる人物と面接するカーラ。だが、25年前に惨殺されたデヴィッドという人物になりきっているのではないかと考え、調査を進めていくと、アダムも死んでいることがわかり… さらに次々と他の人格が現れ…

 ジュリアン・ムーアには、「フォーガットゥン」でもやられたことを思い出した。この時は宇宙人だったが、今回は霊!?。シェルターって、魂を閉じこめるもののことを言っているらしい。

 なんと言ってもストーリーが浅い。カーラは、夫を失い、それ以来信仰を失っていると言うカーラの父。そして娘。そして、この何者かは、信仰を失った者を襲うらしい。まぁ、どんな宗教を信じるのも個人の自由だけど、信じない自由もあると思う。こういう、キリスト教だけが宗教であるかのような、さらには、それを信じることだけが正しいことであるかのようなストーリーは嫌いだな。

 カーラ役にジュリアン・ムーア。デヴィッド、アダム役にジョナサン・リース・マイヤーズ(The Tudorsのヘンリー王ね)。かつて息子を失った老女役でフランシス・コンロイ(シックス・フィート・アンダーのルース)。

 結局、何が言いたいのかよくわからない。信仰を捨ててはいけないと言うことなのか。似非牧師(神父?)に騙されるなと言うことなのか。

 

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2011年6月28日 (火)

[ド] THE EVENT

 去年始まった新作ドラマ「The Event」の#1が、スーパードラマTVで先行放送された。#1だけだと、話が複雑すぎてよくわからないのだが、なんだかすごいことになりそうだと言う予感。

 サンパウロ行き飛行機が離陸した直後、ショーン・ウォーカーは席を立ち、コックピットへ向かうと銃を出す。その8日前、ショーンは恋人レイラとカリブ海クルーズを楽しんでいた。だが、現地で知り合ったカップルと飲み明かした翌日、レイラはホテルから姿を消し、さらに彼らの乗船記録まで抹消されていた…
 ショーンは、パイロットを説得しようとしていた。そしてそのパイロットは、何者かに強要されて乗り込んだレイラの父マイケルだった…
 一方、アメリカ大統領マルティネスは、政府閣僚の猛反対を押し切り、アラスカ州の収容施設にいる収監者たちを釈放する声明を出そうとしていた。だがそこへ、サンパウロ行き飛行機が…

 と、いろいろな話が同時進行し、しかも時間を前後するので、よく見ていないと話について行かれない。とりあえず#1を見た感じでは、何者かが飛行機を墜落させるため、レイラを誘拐し、人質にとってマイケルを脅し、この飛行機に乗り込ませたように見えた。それを知ったショーンが乗り込んで止めようとしているようなのだが、墜落直前に不可解な出来事が起こるのだ。

 と言うことで、この、大統領が出そうとしている声明が非常に重要であることが想像できる。そして、大統領に釈放を迫る人物がいるのだが、彼女が何者なのか、この収監者というのがどういう人たちなのか、まだ何もわからない。

 大統領役にブレア・アンダーウッド(LAローのジョナサン・ローリンズ、ダーティ・セクシー・マネーのサイモン・エルダー)。彼の妻役にリサ・ヴィダール(ERのサンディ・ロペス)。謎の女性ソフィア役にローラ・イネス(ERのウィーバー)。

 すごーく期待したのにハズされたフラッシュフォワードの件もあるので、なんとも言えないのだが、今後の展開が気になるドラマではある。

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2011年6月23日 (木)

[映] ダブル・ミッション

 ジャッキー・チェン主演の作品は、安心感があると言うか、結末はハッピーエンドだし、途中はアクションが必ず入るし、コミカルなことが多いしで、ある程度の内容は保障されている感じがある。これもそう。タイトルからするとスパイ物か?と言う感じは受けるが(確かにそうなのだが)、ファミリー向けコメディなので、原題"The Spy Next Door"の方がしっくりくると思う。

 一見さえないペンのセールスマン、ボブ。だが実は、中国から出向しているCIAエージェント。ついに任期を終え、引退することになったボブは、隣人であるシングルマザーのジリアンと結婚を考え、真剣につき合っていた。ある日、ジリアンの不在中、3人の子供達を預かることになるが、ロシア当局から狙われてしまい…

 今時ロシア当局のスパイと闘うと言うのもなんだか古くさい感じだし、そのロシアのスパイたちは「いかにも」な感じで嘘くさすぎるしで、明らかにお子さま向けの作品。ではあるが、ジャッキーのアクションは健在だし、スパイグッズを使って子供達を手名付けるところは見ていて楽しい。マッチョな男性がベビーシッターをすると言うのは、ヴィン・ディーゼルの「キャプテン・ウルフ」を思い出させる。

 エンドロールの際、恒例のNGシーンもあり。撮影現場はとても楽しそう。今回もいろいろな小道具を使ったアクションを見せてくれたし、気楽に見るにはいいかも。

 

 

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2011年6月21日 (火)

[ド] 禁断の関係 ~愛と憎しみのブーケ~

 イギリスのミニシリーズ。全3話。去年イギリスで放送されて大反響を呼んだドラマらしく、70年代の同名ドラマ("A Bouquet of Barbed W ire")のリメイクらしい。ショッキングな内容というふれこみだったので、かなり期待したのだが…

 ロンドンで建築設計事務所を経営するピーターは、大学入学をひかえた娘プルーを溺愛。結婚相談所で働く妻キャシーと、息子デヴィッドの4人は、円満な家族。特にピーターとプルーは、何でも話せる間柄だった。だがある日、プルーは恋人ギャヴィンを連れてくる。彼はプルーの高校の国語教師であり、すでに2人は肉体関係にあった。そして、プルーの大学進学は無意味であること、さらにプルーが妊娠していることを告げるギャヴィン。突然の事に激怒するピーターだったが、2人は結婚してしまい…

 仲良し父娘のピーターとプルーが、ギャヴィンの登場で突然険悪になる。さらに、ギャヴィンの態度からは、なぜかピーターに対する敵意を感じる。そのため、この妊娠→結婚は、純粋な恋愛ではないことが容易に想像できる。彼はピーターへの復讐のためにプルーと関係を持ったことがわかるのだが、その辺りのストーリーはなるほどショッキングな展開ではある。

 だが。キャラクターそれぞれの行動に、納得がいかないところが多すぎる! まずピーター。一見、イケてるオヤジであり、娘を愛する良き父なのだが、実はとんでもない浮気男である。昔から女癖が悪かったらしく、そのせいで今回の事件となったワケなのだが、懲りもせず、職場の若い女性にも手を出す。こういうのわかんないのよね。自分の娘はものすごく大切にするくせに、人の娘に平気で手を出すってむちゃむちゃ自己中。さらに、ギャヴィンをとっちめようとして手を回すのだが、これがまた実に中途半端。初対面で敵意むき出しなんだから、もっと調べろってーの。

 さらに娘のプルー。成績優秀で大学進学を考えていていたくせに、それはパパを喜ばせるためで自分の意志ではないと、あっさりやめて結婚。確かに突然の妊娠で多少の軌道修正はやむを得ない場合もあるだろうが、大学進学って、オイ、自分のためだろう。そんなにあっさりやめるなよ。さらに、ギャヴィンの態度を見て、おかしいと思わんのか? あんな態度とる男だったら、私だったら結婚はしないよ。

 そして妻キャシー。夫から相手にされず、満たされない日々が続いて寂しかったのはわかる。でも、そりゃないでしょう… 娘をはらませた相手だよ。この行動はありえないし、そういう感情を持つなんて考えられない。

 父と娘の関係っていろいろな形があるとは思うのだが、あの年頃で、あそこまで父親とベタベタする娘ってちょっと異様。百歩譲ってアリだとしても、男ができると父への態度が少し変わるんじゃないかと思うなぁ。パパのニオイのする上着を愛おしそうに着たりはしない気がするがどうだろう。

 プルーの弟くんは完全に影が薄かったね。いなくても良かったのかも。エンディングもそれでいいんかって感じだし、引っ張ってくれた割にはお粗末な結末だった。ちょっと残念。

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2011年6月20日 (月)

[映] 50歳の恋愛白書

 ロビン・ライトが、まだロビン・ライト・ペンとして出演。年上の男性と結婚した50歳の妻役を体当たり演技… でも彼女、まだ40代半ばなんだよね…

 30歳も年上の作家ハーブと結婚して2人の子供をもうけたピッパ。若く美しく、完璧な妻に見える彼女には、意外な過去があった。ハーブの体調を考えて、郊外の高齢者ばかりのコミュニティに引っ越した2人だったが、明らかに場違いなピッパは、ある日自分が夢遊病であることに気づく…

 一見完璧な妻に見えるピッパだが、実は暗い過去がある。ハーブと共に、年寄りばかりのコミュニティに引っ越すが、明らかに浮いている。さらにハーブはピッパに、かつてのような情熱を注いでくれない。そんなこんなで、精神的に少々参っているピッパ。自分が夢遊病だと知り、ショックを受ける。

 そんなところへ、同世代の男性が登場。でも、それで心が揺れると言うワケではない。むしろ、同世代の人と関われることで、落ち着く。ハーブの浮気を知って、ホッとする。それは、かつて自分がしたことへの罪の意識から、やっと逃れることができたと言うことなのだろう。

 ピッパ役にロビン・ライト。=若くて綺麗というイメージだったんだけど、彼女ももう40代半ば。お肌の荒れが… そして若い頃のピッパ役に、ゴシップガールのセリーナこと、ブレイク・ライブリー。なるほど、まさにと言う感じである。ハーブ役にアラン・アーキン。確かに魅力的な年上(かなり)の男性だ。ピッパの友人で、ハーブの浮気相手役にウィノナ・ライダー。ピッパの母スーキー役にマリア・ベロ(ERのアンナ・デル・アミコ)。ご近所さんドット役にシャーリー・ナイト。その息子役にキアヌ・リーヴス。ピッパの叔母役にロビン・ワイガート(デッドウッドのカラミティージェーン)。彼女のパートナー役にジュリアン・ムーア。ハーブの前妻役にモニカ・ベルッチ。

 まだまだ人生これからのピッパ。もしかしたら、本当に自由になったこれからが本当の人生の始まりかも。

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2011年6月19日 (日)

[映] スカイライン

 はっきり言って、なんで見に行っちゃったんだろうと言う感じ… なのだが、実はそれなりに楽しんだことも確か。と言うのも…

 LAで豪勢な暮らしをする親友テリーに招かれ、彼の住むペントハウスを訪れたジャロッドとエレイン。飲んで騒いだ翌朝、早朝に、地震と共に、窓の外からブラインドごしに差し込む青白い光で目覚めたエレイン。その直後、仲間の1人が光の中に姿を消してしまう… おそるおそる外を見てみると、空から落ちてくる謎の光、そしてたくさんの巨大な飛行物体… 多くの人々がその飛行物体に吸い込まれていった…

 こういう、宇宙人に侵略される系って、アメリカ人は好きだねぇ。だがこの作品、ストーリー展開としては全くもって物足りないし、そんなところで終わっちゃうのかい、あんたと言う消化不良の結末。評判悪いのも頷ける… そう、なんでわざわざ映画館に見に行っちゃったんだろう、である。

 とはいえ、自分たちの手に負えない相手に突然襲われ、日常を奪われた人々が、どういう行動をとるかと言うのは、見ていてなかなか面白い。SFではあるが、あえて人間ドラマとして見てみよう。

 主人公はおそらくエレインなのだろう。彼女はこの襲撃の直前に、妊娠がわかる。恋人ジャロッドは、それを知ってちょっとショック。まだ早いと言うことらしい。ありがちな光景。2人の状況を知ってしまい、ちょっと気まずいテリー。彼は俳優?か何か、映画に関する仕事をしているらしく、羽振りがいい。妻(?)がいるが、愛人も近くにいる。そのことに気づいてしまう妻。

 こんな状況の中で、突然の襲撃。とりあえず、今までの心配事とかは吹っ飛び、どうでもよくなる。まず様子を見に行こうと言い出すテリー。彼はすぐに行動に起こすタイプらしい。渋々従うジャロッド。彼はどうもあまりそういうことに積極的ではない様子。屋上から外を見て、惨状を目の当たりにする2人。さらに、再び吸い込まれそうになり、ここから逃げ出さなくてはと考える。だが、ここに隠れていた方がいいのではと考えるエレイン。これ、守りの体勢だね。元々そういう性格なのか、妊娠したせいなのかはわからないが、動くか動かないかと言う判断を迫られると言う点で、昔流行った「チーズはどこへ消えた? 」という本を思い出した。

 ジャロッド役にエリック・バルフォー(シックス・フィート・アンダーのゲイブ)。エレイン役にスコッティ・トンプソン。テリー役にドナルド・フェイソン(scrubsのターク、フェリシティのトレイシーなど)。ペントハウスの従業員役にデヴィッド・ザヤス(デクスターのエンジェル、OZのモラレスなど)。そうか、ドラマ勢ばかりだね…

 メンバーが1人減り2人減り、そしてついに… と言う感じのホラーでもある。最初は、なんでこんなことに巻き込まれる? 俺にどうしろってーのよ的、今時の若者っぽい反応を見せていたジャロッドが、愛する女性とお腹の子供を守らなくてはと言う強い意志を見せる。(ちょっとね) さて、どうなるんだと見ていたところで、突然終わった。敵の正体も、意図も、その後の展開も全くわからぬまま、突然に。これは明らかに次回作を狙った物だろう。

 果たして、次回作はできるのか。納得のいく結末だといいのだが。実はまだ希望を捨てきれていない。

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2011年6月18日 (土)

[映] バウンティ・ハンター

 ジェラルド・バトラーもジェニファー・アニストンも好きなので… とりあえず最後まで見られました~って感じの作品。アクション・ラブコメとでも言うのだろうか。ストーリーはミエミエだが、2人の魅力でなんとか見られる。

 元刑事のマイロは、賞金稼ぎ。借金苦の最中、5000ドルの賞金が出る依頼が。それはなんと元妻であり、新聞記者であるニコール。交通違反の裁判に出頭しなかったため。彼女の行動パターンを知り尽くしているマイロは、すぐに捕まえるのだが、ある事件を追っているニコールは、何度も逃走を図る。だが、2人は事件に関係する犯罪組織から追われるハメになり、2人は捜査に乗り出すが…

 ラブコメとしたら、ちょっと変わった設定ではあるね。しかし、ニコール、裁判に出頭しなかっただけで5000ドルの懸賞金がかけられるって、どんな人物やねん。その裁判も、交通違反して警察に暴行って… 普段相当警察の恨みを買ってる様子。

 この2人、元夫婦ということなのだが、なんだかんだで復縁を予感させるエンディング。でも、そもそも何で別れたのかなぁ。そこんとこ気になるんですけど。

 ニコールの母役で、クリスティン・バランスキー(「グッドワイフ」のダイアン・ロックハートでお馴染み)。

 2人のファンか、お時間のある方はどうぞ。特別おすすめはしませんが。
 

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2011年6月17日 (金)

[映] 華麗なるアリバイ

 タイトルに惹かれて見てみたのだが、全くもってハズされた。どこも華麗じゃないし、アリバイもない。だいたい、華麗なアリバイってどんなアリバイよ…

 フランスの小さな村に住む夫妻が、週末、友人達を食事に招待した。だが、客の1人で精神科医であるピエールと、その愛人、そしてかつての恋人が同席することに… 翌朝、ピエールは撃たれて死亡。そばにいたのは妻と愛人。果たして犯人は…?

 って妻にしろ愛人にしろ、元恋人にしろ、とにかくこの敷地内にいた誰かが犯人であることに違いはなく、こんな遊び人の男が殺されたとあれば、動機は察しがつく。それに、招待した妻は、かつてピエールの愛人だったらしいが、そんなヤツを食事に招待するか?? ピエールの元恋人までもが招待されていたのは何とも不自然で、この状況から、もっと複雑な犯罪(全員が何かしらの恨みを持っていて共犯とかね)なのかと、楽しみに見ていただけに、結末にはガッカリ。

 容疑者はその場にいたんだからアリバイはない。それに、自宅敷地内で友人が死んだのに、それほど取り乱した様子がない夫妻もなんだか変だし、なんだかちっとも楽しめなかった。残念。

 

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2011年6月15日 (水)

[映] スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団

 シネ・プレーゴのチケットカウンターで「スコット・ピルグリムを」と言ったら、「○番スクリーンになります。こちら、今、ほとんどのお席が空いておりますが、ご希望の席はありますか?」と聞かれた。なるほど、シアターにいたのは、私を含め7人。まぁ、いいさ。

 トロントに住む22歳の青年スコット・ピルグリム。アマチュアバンドでベースを担当する彼は、最近彼女に振られ、今は高校生とつき合っている。ある日、夢に出てきたピンクの髪の女性に一目惚れ。その女性が実在するとわかり、さっそく猛アプローチ。その憧れの女性ラモーナとつき合うには、邪悪な元カレたちを倒さなければならないとわかり…

 なんともバカバカしい話なのだが、マンガのような、そして対戦ゲームのような映像はなかなかのもの。さらに、一見さえないスコットなのだが、戦闘シーンではなんだかとっても格好良く、そのミスマッチ感も面白い。

 音楽がまたいい。彼らのバンド、セックス・ボムオムの演奏もいいし、挿入曲もゲーム音楽風で、ベースを効かせたビンビンの曲に合わせてテンポよく進む。

 スコット役にマイケル・セラ(「ブルース一家は大暴走"Arrested Development"」のジョージ・マイケル)。あの頃よりだいぶ成長し、ちょっと痩せて、またナヨナヨ感を増していた。が、ギターは実際に弾けるらしい。スコットのルームメイト役で、キアラン・カルキン。マコーレーの弟だね。結構格好良くなっていた(^o^)。あと、2番目の元カレ役で、クリス・エヴァンス(ファンタスティック・フォーのストーム)。

 2番目の元カレとの対戦場所が、カーサ・ローマ。ここ、実は20ン年前に新婚旅行で行った場所でもあり、懐かしかったなぁ。と言うワケで、なんじゃこりゃのストーリーではあるが、映像と音楽で楽しませてもらった。

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[映] レクイエム

 テロ事件の加害者と、被害者が対面すると言う、ただそれだけの内容だが、2人の様子を実に緻密に描いた作品。

 1975年北アイルランド。日常的に爆弾テロや殺人事件が起こるこの地で育った16歳のアリスターは、敵対組織への報復として、ジムという青年の殺害を命じられる。仲間3人と共に盗んだ車で現場へ行ったアリスターは、家の外から発砲し、ジムを殺害。だが、たまたまジムの弟ジョーがそれを目撃してた…
 30数年後。テレビ番組の企画で、対面することになったアリスターとジョーだったが…

 人を殺すと言うことが、周りにどんな影響を与えるかと言うことを描いた作品だ。アリスターが犯行に及んだのは、ある意味当然の成り行きだったように思う。周りではテロによる殺人事件が多発する地域で生まれ育ち、「死」や「殺人」が日常的になっていたアリスター。敵を殺すことは「善」であると信じ込まされ、何の疑問も持たなかったのだろう。むしろ、そうすることで、名をあげるとさえ考えており、チャンスとさえ思っていたようである。

 だが、30数年後に自信をふりかえるアリスターの表情は暗い。服役し、罪は償ったものの、心の傷は癒えない。人の人生を変えてしまったと言う深い罪の意識。自らの体験を人前で語り、同じような罪を犯した人々の心の傷を癒すことで生計を立てているようで、成功しているように見える彼だったが、彼の心の傷を癒してくれる人はいない。

 一方、兄を目の前で殺されたジョーは、この対面に対してかなり複雑な思いを持っている様子。彼は、その時、何もできなかったことで、母親から責められ続けたらしい。兄を殺されたことで、彼の人生も一変してしまった。犯罪を犯しておいて、被害者の自分よりもいい暮らしをしているなんて許せない。兄を殺した男を責めたい。復讐したい。当然の思いである。

 だが、ジョーには家族がいる。裕福とは言えないが、幸せな家庭があり、自分を支えてくれる家族がいると言う意味では、ジョーの方が恵まれているのかもしれない。

 アリスター役にリーアム・ニーソン。ジョー役に「ジキル」でお馴染み、ジェームズ・ネスビット。

 殺す方も殺される方も、人生が変わる。報復は憎しみ以外何も生み出さない。テロで問題は解決しないのだ。

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2011年6月12日 (日)

[映] X-MEN:ファースト・ジェネレーション

 昨日から公開のX-MEN最新作を、さっそく見てきた(^o^)。このシリーズ、結構好きなのだが、今までの作品の中で一番私好みだった気がする。プロフェッサーXとマグニートーの出会いから分裂までが描かれている。

 1944年ポーランド。強制収容所へ連れて行かれ、母親から引き離された少年エリック。彼の能力に気づいた男、ショウは、彼の能力を引き出すために、彼の目の前で母親を射殺。同じ頃、ニューヨークの裕福な家庭で育った少年チャールズは、ある日、何にでも変身できるミュータント、レイヴンと知り合う。
 1962年。イギリスで大学教授となったチャールズの前に、CIA捜査官モイラが現れる。国家の危機に関わる事件にミュータントが関わっていることを知った彼女は、ミュータントに詳しいチャールズに協力を求めてやってきたのだ。CIAと共にショウを追うチャールズとレイヴンは、同じくショウを追う男エリックと出逢う。さらに他のミュータントを探し出し、その能力を訓練する組織を作ろうと考えるが、人類を守ろうと考えるチャールズと、ミュータント以外の人類を敵と考えるエリックの考えは次第に食い違い…

 チャールズ役にジェームズ・マカヴォイ。悪役ショウ役にケヴィン・ベーコン。捜査官モイラ役に、ドラマ「ダメージ」でお馴染みローズ・バーン。X-MEN誕生に貢献してくれたCIAのスタッフ役にオリヴァー・プラット。フロスト役にジャニュアリー・ジョーンズ(マッドメンのベティ)。大佐役でグレン・モーシャワー(24のアーロンでお馴染み)。ジェームズ・レマー(SATCのリチャードなど)、レイ・ワイス(ツインピークスのリーランド・パーマーなど)、ブレンダン・フェア(ロズウェルのマイケル)なども、ちょい役で出演。あと、1シーンだけ出演で、ヒュー・ジャックマン、レベッカ・ローミン。

 対称的な環境で育ったエリックとチャールズがいかにして出逢い、友情をはぐくみ、そして別れるに至ったか。それが、ちょうどキューバ危機に関係していたと言うストーリーも巧みだし、なによりエリックもチャールズも魅力的。ミスティークとチャールズは幼なじみとも言える関係であり、苦悩の末エリックと共に去ったこともわかった。チャールズが車いすになった理由もわかった。

 さて、このあと続編もあるのだろうか。このままあのX-MENに続くのだろうか。せっかく魅力的なキャストなのだから、あと数本映画作れそうな気もしてきた(^o^;が、この辺でやめといた方がいいのかもしれない。

 

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[映] アーサーと魔王マルタザールの逆襲

 これは… 続編だからとりあえず見てみたのだが、3部作の2番目ということで、完全につなぎの作品。ちょっとがっかり。

 遊びに行った祖父母の家で、アーサーは再び「ミニモイの国」への扉が開く、満月の日を楽しみにしていた。王女セレニアに再会できるのだ。そんな時、彼の元に、米粒に書かれた「助けて」のメッセージを受け取ったアーサー。しかも満月に雲がかかり扉は開かず… 苦労の末、ミニモイの国へ入れたアーサーだったが…

 セレニアに何か危険が? と慌ててミニモイの国へ行ったアーサーだったが、
それは魔王マルタザールの罠だった…と言うところでおしまい。マルタザールの野望は、ビッグになること。そして意外にも、アーサーのおばあちゃんに惚れたようで(^o^;、その辺の展開も期待できるのだろうか。完全につなぎの作品で、時間も短いし、お話はあっけないしで、ちょっとがっかりだが、相変わらずのこの世界観はファンタジックでいい。

 とりあえず、ちょっと大人になって声変わりしつつあるハイモアくんが見られて良かったか。エンディングで、レディ・ガガのポーカー・フェイスを、子供達が歌っているのが良かったね。

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2011年6月11日 (土)

[映] レポゼッション・メン

 好きだなぁ、こういう皮肉の効いた作品。人工臓器を高く売りつけて、支払いが滞ると回収するって、現実にはあり得ない気はするけれど、これがたとえば臓器じゃなくて、「家」だとしたら…

 人工臓器で延命が容易になった近未来。臓器を高値で移植しているユニオン社で働く男、レミー。彼は、相棒ジェイクと共に、臓器移植のローンが払えなくなった患者から、臓器を回収する仕事、「レポメン」だった。だが、その仕事を嫌う妻に言われ、営業の仕事に変えてもらうことを決意。レポメンとして最後の仕事に向かったレミーだったが、仕事中の事故で入院。気がついてみると、ユニオン社の人工心臓が取り付けられていた…

 まぁ、相手の立場になって初めて相手の気持ちがわかるってことだね。
今まで、人の体から人工臓器を回収して給料もらっていたんだから、自業自得と言えなくもない。が、この事故、単なる事故ではないことが後でわかる。(想像つくけどね)

 さらに、自分が追われる身になると、なんとか自由になろうと、あの手この手を考えるわけだが、これはやっぱり自分勝手かなぁ。おそらく、妻に見放されなければ、こんなことにはならなかっただろう。この妻、なんだか最初からレミーに冷たい。

 レミー役にジュード・ロウ。相棒ジェイク役にフォレスト・ウィテカー。彼、この辺りから激やせしたよね。クリミナル・マインドのスピン・オフ出演ではかなり細くなっていてビックリ。ユニオン社の上司?役にリーヴ・シュライバー。

 オチはなんともやるせない感に襲われる。途中、かなりあり得ない映像が出てくるが、このオチを見て納得。

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2011年6月10日 (金)

[ド] デクスター5 #9

Dexter5
 早いなぁ、もう終盤にさしかかってる… 1シーズン12話って短いよ… けど、デクスターは1話1話の内容がかなり濃いので、ちょうどいいのか。

 さてシーズン5のデクスター。最愛の妻を失い、しばらく様子がおかしかったが、ルーメンの登場、新たな目的を見つけたことで、本来の彼に戻った様子。子供達との関係は最悪だったが、この#9でアスターとの関係が良くなったようで、本当にうれしい。思春期の女の子って難しそう…

 だが、またまたデクスターに危機が。彼を怪しんだクインが独自の調査を始め、ヤバイ写真を撮られてしまう。さらに、ターゲットを調査している間に、気づかれてしまう。さて、この難局をどう乗り越えるのか??

 ルーメン役にジュリア・スタイルズ。ターゲットであるジョーダン・チェイス役にジョニー・リー・ミラー(イーライ・ストーンでお馴染み!)。悪徳警官役でピーター・ウェラー(ロボコップや、オデッセイ5でお馴染み)。

 デボラもラグエルタの不手際の尻ぬぐいをさせられ、酷い目に遭っている。さらに、クインがデクスターを怪しんでいたことも知ってしまい…

 あと3話、じっくり楽しみたい。

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[映] アイアンマン2

 とりあえず続きもんだから見たと言う… CGのアクションシーンは見事だし、ストーリーもちゃんと考えられているとは思うけれど、どちらかと言うと単純かな。スカッとはするかも。

 自分がアイアンマンであることを公表してしまったトニーは、政府から危険視され、パワードスーツを没収されてしまう。そんな中、同じくパワードスーツを身につけた謎の男が出現、トニーを襲う。父の技術をトニーに盗まれたと恨んで、ロシアから復讐にやってきたのだった。さらに、胸に埋め込んだ「リアクター」の副作用で体内毒素が上昇。体にダメージを追うが、誰にも助けを求めることができず…

 と言うことで、
アイアンマンとして一躍ヒーローになったものの、数々の困難というか、試練が彼を襲うと言う展開。悪役として、ミッキー・ロークが登場。さらに、強い見方となりそうな組織として、サミュエル・L・ジャクソン、スカーレット・ヨハンソンが出演。また、トニーの父親役でジョン・スラタリー。軍人役でドン・チードル。秘書役はグウィネス・パルトロウ。一時的に社長に。トニーとの恋模様も気になるところ。

 見所はCGの戦闘シーンなのかなぁ。毒素の問題は、結構あっさり解決。復讐劇も決着つくが、次へ続くエンディング。これ、エンドロールの後にもう1シーンあるので、エンドロールで退場しちゃった人、見逃したんじゃない?

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2011年6月 7日 (火)

ドデカ竜田揚げ&ジャガイモのお焼き

 時々作る超手抜き料理。唐揚げが食べた~い、でも面倒くさ~いと言う時におすすめ。鶏もも肉を1枚そのまんまタレにつけて、片栗粉をまぶして揚げる。その際、火の通りが早いように、厚みをある程度均一にしておくのがポイント。分厚い部分は切れ目を入れたり、広げたりしておく。

フライパンや中華鍋を使い、少な目の油で揚げると後がラク。Cook121
ドデカ竜田揚げup
鶏もも肉1枚を豪快に揚げる!!

Cook122

盛りつけるとこんな感じup

豪快に揚げたドデカ竜田揚げは、包丁で適当な大きさに切り分けて盛りつければOK。簡単な割に、外はサクサク、中はジューシーの竜田揚げができる。

Cook123

ジャガイモのお焼き(ニラとサクラエビ入り)up

 もう一つの簡単料理はジャガイモのお焼き。友達に教えてもらったのだが、特別な材料がなくてもパパッとできるので、よく作る。ジャガイモの代わりにレンコンでも美味しい。中にチーズを入れたり、ネギを入れたり。お気に入りはニラとサクラエビ。ゆでサクラエビを使うと、少し塩気があるので何もつけなくても美味しい。

 少な目の油で揚げると言うか、多めの油で焼くと言うか。外側カリカリで、中はモチモチ。できたてアツアツが一番美味しく、おつまみやおやつにもGOOD。

 どちらも詳しいレシピはこちら

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2011年6月 6日 (月)

[映] 17歳の肖像

 舞台設定は60年代。優等生である高校生が、ちょっと痛い人生の勉強をするお話だ。あまり期待していなかったのだが、ストーリー展開は実にテンポ良く、また主人公も魅力的で引き込まれた。

 1961年、ロンドン郊外。16歳の高校生ジェニーは、庶民である両親の期待を背負い、オックスフォード大を目指して勉強に励む優等生。ある日ジェニーは、大人の男性デイヴィッドと知り合う。初めは警戒していたジェニーも、彼の紳士的な態度に次第に心を許すように。彼に誘われるまま、彼の友人ダニーとその恋人ヘレンと共に大人の遊びを楽しむように。ジェニーの両親をも魅了するデイヴィッドの知的な雰囲気に、すっかり恋をするジェニーだったが、次第に彼の本性が見え始め…

 ジェニー役キャリー・マリガンが実にキュート。高校生が大人の男性と出会って、周りにいる男の子とは違う、大人の世界に連れて行ってくれる相手に惹かれると言うのは、とても良くわかる気がする。優等生であるジェニーは、周りの友達よりもちょっと大人になった気がして、その世界の虜になる。デイヴィッドは紳士的で、会話もうまい。なんと言っても両親のウケがいい。ジェニーが彼に夢中になるのも無理はない。

 だが、冷静によく見れば、このデイヴィッドという男、ちょっと腹の出たにやけた男である。おそらく30代。ジェニーの倍くらいの年だ。そんな男と、大事な一人娘をつき合わせる両親が、ちょっと信じられなかった。しかも、大学受験をひかえた大事な時期。外泊まで許して。でもそれだけ彼のクチがうまいと言うことであり、おそらく金持ちに見えたのだろう。そう、この両親、ちょっと打算的である。娘の将来のためにオックスフォード入学を考えていたのだろうが、学問を身につけさせたいと言うよりは、「いい暮らしをさせるためのいい結婚相手を探せる場へ娘を行かせる」と言う意味だった様子。そういう時代だったと言うことだろう。

 ジェニー役にキャリー・マリガン。デイヴィッド役にピーター・サースガード。まぁ、彼がやるんだから、ただのナイスガイではないだろうなと言うのは、最初から見当がついたが(^o^;。ジェニーの父役で、アルフレッド・モリーナ。亭主関白で頑固な父ちゃんかと思いきや、意外と小心者で、優しい一面を持つ父を好演。ヘレン役にロザムンド・パイク。校長役にエマ・トンプソン。スタッブス先生役にオリヴィア・ウィリアムス。こういう先生こそ必要だと思う。

 なにはともあれ、ジェニーは頭がいい。自分の犯した過ちは、自分でケリをつける。痛い経験ではあるが、いい勉強になったことだろう。彼女なら、この先何があっても大丈夫そうだ。そんな勇気づけられる結末がうれしい。

 

 

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2011年6月 2日 (木)

[映] (500)日のサマー

 ちょっと変わったタイトル。なぜかカッコつき。これは、主人公が、憧れの女性サマーと出会い、吹っ切るまでの500日の物語。主演は、ジョゼフ・ゴードン・レヴィット。インセプションの時とは全く違うタイプの役柄だ。

 建築に興味を持ちつつ、グリーティングカードの会社で働くトム。ある日、同僚のサマーに一目惚れ。二人はエレベーターで会話を交わして以来、次第に親密に。だが、サマーへの気持ちがどんどん大きくなるトムに対し、次第に冷めていくサマー…

 主人公のトムも、サマーも、ものすごく魅力的だ。サマーはなんと言ってもキュート。トムが憧れるのも無理はない。トムがごく普通の青年であるのに対し、サマーはちょっと変わっている。気まぐれというか、奔放というか、何事にも束縛されない、自由な風船みたいな女性である。トムが、普通の恋人関係を期待しているのに対し、サマーはそういう関係を信じていない。

 とっても気まぐれにトムの相手をするサマー。そうとも知らず、または知ってるのかもしれないが本能に逆らえない一途なトムがこれまたキュート。

 トム役にジョゼフ・ゴードン・レヴィット。超ハンサムという人ではない分、どんな役にも成り得るのは彼の強みかもしれない。インセプションではクールなアーサー役が似合っていたが、ここでは純粋な青年トム役がはまっている。最初のシーンでは、なんだかサエない感じだなぁと思ったが、見ているうちにものすごく素敵な青年に見えてきた。

 サマー役は、ズーイー・デシャネル。姉のエミリー・デシャネルの、知的だがちょっと冷たい感じとは全く対称的で、愛くるしい笑顔、空気みたいなふわふわした感じが素敵な女優さん。美人姉妹だが、ずいぶんと印象が違うね。彼女の持ち味がバッチリ活かされた役だと思う。

 また、トムの親友役で、クリミナル・マインドのスペンサー・リードこと、マシュー・グレイ・ガブラー(ギュブラー?)も出演。

 サマーの次はオータムという、最後のオチもなかなかいい。ちょっとほんわかした気分になる素敵な作品だ。

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