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2011年6月19日 (日)

[映] スカイライン

 はっきり言って、なんで見に行っちゃったんだろうと言う感じ… なのだが、実はそれなりに楽しんだことも確か。と言うのも…

 LAで豪勢な暮らしをする親友テリーに招かれ、彼の住むペントハウスを訪れたジャロッドとエレイン。飲んで騒いだ翌朝、早朝に、地震と共に、窓の外からブラインドごしに差し込む青白い光で目覚めたエレイン。その直後、仲間の1人が光の中に姿を消してしまう… おそるおそる外を見てみると、空から落ちてくる謎の光、そしてたくさんの巨大な飛行物体… 多くの人々がその飛行物体に吸い込まれていった…

 こういう、宇宙人に侵略される系って、アメリカ人は好きだねぇ。だがこの作品、ストーリー展開としては全くもって物足りないし、そんなところで終わっちゃうのかい、あんたと言う消化不良の結末。評判悪いのも頷ける… そう、なんでわざわざ映画館に見に行っちゃったんだろう、である。

 とはいえ、自分たちの手に負えない相手に突然襲われ、日常を奪われた人々が、どういう行動をとるかと言うのは、見ていてなかなか面白い。SFではあるが、あえて人間ドラマとして見てみよう。

 主人公はおそらくエレインなのだろう。彼女はこの襲撃の直前に、妊娠がわかる。恋人ジャロッドは、それを知ってちょっとショック。まだ早いと言うことらしい。ありがちな光景。2人の状況を知ってしまい、ちょっと気まずいテリー。彼は俳優?か何か、映画に関する仕事をしているらしく、羽振りがいい。妻(?)がいるが、愛人も近くにいる。そのことに気づいてしまう妻。

 こんな状況の中で、突然の襲撃。とりあえず、今までの心配事とかは吹っ飛び、どうでもよくなる。まず様子を見に行こうと言い出すテリー。彼はすぐに行動に起こすタイプらしい。渋々従うジャロッド。彼はどうもあまりそういうことに積極的ではない様子。屋上から外を見て、惨状を目の当たりにする2人。さらに、再び吸い込まれそうになり、ここから逃げ出さなくてはと考える。だが、ここに隠れていた方がいいのではと考えるエレイン。これ、守りの体勢だね。元々そういう性格なのか、妊娠したせいなのかはわからないが、動くか動かないかと言う判断を迫られると言う点で、昔流行った「チーズはどこへ消えた? 」という本を思い出した。

 ジャロッド役にエリック・バルフォー(シックス・フィート・アンダーのゲイブ)。エレイン役にスコッティ・トンプソン。テリー役にドナルド・フェイソン(scrubsのターク、フェリシティのトレイシーなど)。ペントハウスの従業員役にデヴィッド・ザヤス(デクスターのエンジェル、OZのモラレスなど)。そうか、ドラマ勢ばかりだね…

 メンバーが1人減り2人減り、そしてついに… と言う感じのホラーでもある。最初は、なんでこんなことに巻き込まれる? 俺にどうしろってーのよ的、今時の若者っぽい反応を見せていたジャロッドが、愛する女性とお腹の子供を守らなくてはと言う強い意志を見せる。(ちょっとね) さて、どうなるんだと見ていたところで、突然終わった。敵の正体も、意図も、その後の展開も全くわからぬまま、突然に。これは明らかに次回作を狙った物だろう。

 果たして、次回作はできるのか。納得のいく結末だといいのだが。実はまだ希望を捨てきれていない。

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