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2011年8月 1日 (月)

[映] セントアンナの奇跡

 実は録画したのはずいぶんと前なのだが、なにしろ160分という長さなので、なかなか見る機会がなく、ずっとHDDに残っていた。今回奮起して見てみたのだが、これがなかなかの大作。スパイク・リー監督ということで、なるほどと言う感じの見応えある作品だ。

 舞台はニューヨーク。定年間近の郵便局員ヘクターは、切手売り場担当。いつものように切手を売っていた彼は、窓口にやってきた男を突然射殺。ヘクターには前科もなく、戦争で勲章ももらっている一見善良な人物。家宅捜索の結果、彼の部屋から、なぜかイタリアの貴重な彫像の頭部が発見される。謎に包まれた事件だったが、ヘクターがやがて重い口を開く。それは1944年、第二次世界大戦中のイタリア、トスカーナでの出来事だった…

 と言うことで、当時、そこで何があったのかが延々と描かれるのだが、このストーリーが実に巧み。
ちょっとしたシーンにも、ちゃんと意味があるので、すべて見逃さないよう注意が必要。

 ヘクターは当時組織されていた、通称バッファロー・ソルジャーズと呼ばれる黒人部隊のメンバーだったのだが、黒人であるがゆえに、白人将校たちから酷い扱いを受ける。同じように祖国アメイリカのために戦っているのに。黒人と白人、ドイツ軍と、イタリア農民のテロリスト、パルチザンとが入り交じり、現地の一般の人々を巻き込んでの殺し合いとなるのだが、そこである奇跡が起こる。

 スタンプス役にデレク・ルーク。ビショップ役にマイケル・アーリー(フラッシュフォワードなど)。ヘクター役にラズ・アロンソ(アバターなど)。トレイン役にオマー・ベンソン・ミラー(CSI:マイアミのウォルター・シモンズ)。その他、ジョン・タトゥーロ、ジョゼフ・ゴードン・レヴィット、ジョン・レグイザモ、ケリー・ワシントン、D.B.スウィーニーなどが、脇を固める。

 無駄な殺し合いが続き、戦争って本当にアホらしいと思うし、人種差別ってなんて意味のないことだろうと思う一方、様々な奇跡が重なった結果の結末には感動。かなり長いが、それにはちゃんと理由がある。じっくりと見て欲しい作品だ。

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コメント

さらさまみらしゃさん
グレイズ~はシーズン7がWOWOWで始まったところです。シーズン6のラストで事件があり、まだドタバタとしています。が、段々失速している気がします。ちょこちょこショッキングな事件がありますが、正直少々飽きてきました。ERみたいにならないことを祈ります。

投稿: マイキー | 2011年8月 1日 (月) 11:44

マイキーさん、お久しぶりです。
あんまりこっちに来てなくて。来てもしょうもないコネタでお茶を濁す毎日。なかなかエンジンかかりません。

ところで「グレイズ」もうシーズン7いってますか?
わたしはやっと4終わったとこです。
5も楽しみです。
時々マイキーさんとこの「グレイズ」を見てはふんふんとうなづきながら関心してます。
暑い夏、お元気で!

投稿: さらさまみらしゃ | 2011年8月 1日 (月) 10:17

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