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2011年10月18日 (火)

[ド] ミルドレッド・ピアース 幸せの代償

 先日のエミー賞授賞式でかなり話題となり、ケイト・ウィンスレットが主演女優賞、ガイ・ピアースが助演男優賞を受賞。全5話のミニシリーズ。

 1931年、カリフォルニア州グレンデール。閑静な住宅街に住むミルドレッド・ピアースは、料理の得意な主婦。これまで何不自由ない暮らしをしていた彼女だったが、大恐慌で仕事が減った夫バートは浮気をきかっけに家を出てしまい、2人の娘を養うため、やむなくウェイトレスとして働くことに。そこで、手作りのパイが人気となり、自分のレストランを持つことを考え始める。だが、上流階級気取りの上の娘ヴィーダは、母がウェイトレスとして働くことを嫌悪していた。ある日、ミルドレッドは、店に客として来ていた大富豪のプレイボーイ、モンティと恋に落ちるが…

 ミルドレッドは、しっかり者の主婦ではあるのだが、仕事の経験はないようで、いわゆる「奥様」である。だが、夫が出て行ってしまったために働かねばならなくなるのだが、何しろ大恐慌のまっただ中。そう簡単に女性が、しかも何の経験もない主婦が働ける時代ではなかっただろう。住み込みメイドの仕事を見つけてもらうが、さすがにそれは自尊心が許さなかったらしい。ウェイトレスも、一度は断るが、切羽詰まって思い切る。

 そんな母の苦労など全く知らない娘ヴィーダは、そんな母を恥じる。この娘、見ていて腹が立つほど我が儘でお高くとまった勘違い女であり、後々までこの娘に苦しめられることになるのだが、ミルドレッドは娘を深く深く愛している。そしてそのことが、娘をこんな人間にしてしまった元凶でもある。

 ミルドレッドの周りの男達も面白い。何しろこの美貌とこの料理の腕前。夫と別れた後も、夫の友人や、モンティと関係を持つのだが、夫との友情関係(?)も保つ辺り、なかなかうまい。だがどうも彼女と関わるとみんな不幸になっていくように思う。それは、彼女があまりにしっかり者だからかもしれない。

 ミルドレッド役にケイト・ウィンスレット。モンティ役にガイ・ピアース。おぉぉ、ピアースつながり!と思ったが、スペルが違うね。ミルドレッドの親友役にメリッサ・レオ。

 と言うことで、1930年代という時代に生きた、1人の女性の物語として、なかなか興味深い内容で楽しめた。どうやら原作があるようで、1945年に一度映画化されている。そちらは「ミルドレッド・ピアース 深夜の銃声」というタイトル。内容はだいたい同じようなのだが、気になる。是非見てみたい。

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コメント

セレンディピティさん
そうですね、全5話ですが、一作一作が短めの映画のようです。大体1話が1時間少々。見応えあります。

投稿: マイキー | 2011年10月22日 (土) 09:02

さらさん
リンクどんどん張ってください!!

投稿: マイキー | 2011年10月22日 (土) 08:59

これ、すごくおもしろそう!
ドラマは長すぎるのが苦手で、手をつけていないのですが
全部で5話なら、私でも見続けられそう。
今度探してみます♪

投稿: セレンディピティ | 2011年10月22日 (土) 08:11

こんにちは。
マイキーさんのブログ。
あっちにもリンクさせてもらってもいいですか?
ヤフーですが、結構へんなのもいますが。
お知らせください。
ぜ~んぜん急ぎません。

投稿: さら | 2011年10月21日 (金) 11:35

さらさん
スー・シルベスター役のジェーン・リンチですね! オープニングも良かったし、司会もうまかったですよね。

投稿: マイキー | 2011年10月19日 (水) 15:23

こんにちは。
おもしろそうですね。

ケイトと言えば、エミー賞でのMC(Gleeの先生。名前忘れた)が、いった言葉最高でした。
「彼女は映画女優なのにtvに進出して~」
彼女のシニカルなスピーチに会場大うけでしたね。

投稿: さら | 2011年10月19日 (水) 14:13

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