« [ド] ビーイング・ヒューマン | トップページ | [ド] マットとデヴィッド ボクたち空港なう。 最終便 »

2011年11月13日 (日)

[映] スタンド・バイ・ミー

 「ショーシャンクの空に」と共に、スティーヴン・キング原作の名作であり、大好きな作品だ。DVDが安く売っていたので、ついつい購入。伊東旅行の際に持って行って久しぶりに見た。

 オレゴン州キャッスルロック。この田舎町に住む少年たちゴーディ、クリス、テディ、バーンの4人は12歳の夏、いつものようにツリーハウスに集まって遊んでいた。ある日、30km離れた森に、列車にはねられた少年の死体が放置されていると言う噂を聞いた4人は、死体を見つけて有名になろうという単純な発想で、ちょっとした冒険旅行に出ることになるが…

Stand_by_me2
 少年達が死体を探しに行くと言う、言ってみれば超単純なストーリーながら、とても感動的な作品である。まずこの4人のキャラクター設定がいい。主人公のゴーディは、優等生であった兄を事故で亡くし、両親は落胆。自分は両親に愛されていないと言う思いに取り憑かれている。彼の親友クリスは、家庭環境が悪く、そのために優秀であるにも関わらず、ワルのレッテルを貼られ、教師にも裏切られる。テディの父親は精神を病んでいる。そんな境遇の彼らが、強く結びつくのは必然。

 印象的なシーンはたくさんあるが、クリスが教師に裏切られたことを語り涙するシーンは忘れられない。スティーヴン・キングの少年時代の物語なのかと思っていたのだが、彼の創作した原作に、監督であるロブ・ライナーの少年時代のエピソードなどを交えて作った作品らしい。映画の中で流れる60年代のヒット曲(タイトルの「スタンド・バイ・ミー」ももちろんそう)がこれまた素晴らしい。

 ゴーディ役にウィル・ウィートン。新スタートレックでのウェスリー・クラッシャー役が一番有名だろうか。子鹿のような顔と言っていたが、まさにそういう感じの少年。今は普通のおじさん… クリス役はリヴァー・フェニックス。彼のその後を思うと、この映画のラストシーンと重なり、なんとも切ない気分になる。テディ役にコリー・フェルドマン。子役時代の方が活躍していたのかなぁ。この作品の前にグーニーズにも出演しているね。そしてバーン役にジェリー・オコネル。こんな太めな少年が、こんなイケメンに成長するとは… 子役俳優ってわからないよね… ディフェンダーズのピート・カズマレック役でお馴染み。エイス役でキーファー・サザーランド。ゴーディの兄デニー役にジョン・キューザック。作家になった現在のゴーディ役でリチャード・ドレイファス。

 DVDには、制作エピソードなども入っているのだが、これがまた興味深い。キャラクターの境遇に似た少年を集めたとのこと。彼らの仲が本物になるように事前に合宿をしたとか、列車に追われるシーンで泣きべそをかいたのは監督に叱られたからだとか。

 スティーヴン・キングはホラー作家として有名だが、こういうシリアスものの方がうまい気がするのは私だけだろうか?

|

« [ド] ビーイング・ヒューマン | トップページ | [ド] マットとデヴィッド ボクたち空港なう。 最終便 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [映] スタンド・バイ・ミー:

« [ド] ビーイング・ヒューマン | トップページ | [ド] マットとデヴィッド ボクたち空港なう。 最終便 »