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2011年12月31日 (土)

[映] エクスペリメント

 ドイツの作品「es[エス]」のハリウッド版。70年代に実際に行われたと言う心理実験がモデルになっているらしい。

Experiment
 失業中の青年トラヴィスは、日当1000ドルという金額につられて、ある心理実験の被験者に応募。それは、24人の男達が囚人役と看守役に分かれて、閉鎖空間で2週間過ごすと言うもの。囚人側に割り振られたトラヴィスは、同じ房の男をかばううち、看守側に目の敵にされるように。反発する囚人達に、さらに暴力的になる看守たち…

 なんでこうなっちゃうんだろうと思う気持ちと、こういうことってあるかもな… と言う気持ちが半分ずつ。コイツがいなけりゃ、こうはならなかったかもなとも思うが、この実験をするに当たって、そういうことも考えて人選したんだろうなと思い直す。

 トラヴィス役にエイドリアン・ブロディ。看守側のリーダーとなったバリス役にフォレスト・ウィテカー。まさに彼にうってつけの役である。囚人側、トラヴィスと同じ房の男役にクリフトン・コリンズJr.(EVENTのトーマス)。トラヴィスの彼女役にマギー・グレイス(LOSTのシャノン)。

 この疑似刑務所という閉鎖空間で、すっかり看守になったつもりのバリスたち。一方、囚人として扱われたトラヴィスたちは、虐げられたためにその鬱積した気持ちが爆発、最後は大乱闘に。だが最後に、扉が開いた後の呆然とした彼らの様子がなんとも印象的。やっと我に返る。彼らは大金を手にするが、それには変えられないほどの心的苦痛を負ったに違いない。人間の心理って怖い。

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