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2011年12月 5日 (月)

[映] 奇跡のシンフォニー

 ハイモアくんが出るので、なんとなく録画しておいたのだが、なんと、これは"August Rush"ではないか!! まさかこんな邦題になっていたとは… 2008年のアカデミー賞で歌曲賞にノミネートされていた作品だ。

August_rush  養護施設で育った11歳の少年エヴァン。彼は音楽に強く惹かれ、音楽こそが、いつか両親の元に導いてくれると信じ、つらい境遇を耐えていた。ある日、音楽に導かれるままマンハッタンへやってきたエヴァンは、ストリートミュージシャンと出会い、ギターを手にしてその才能を開花させる…
 12年前、将来有望なチェリスト、ライラは、偶然知り合ったロックミュージシャンのルイスと恋に落ち、一夜を共にしていた。だが、父親によって引き裂かれてしまう。その後妊娠するが、事故に遭い、赤ちゃんは亡くなったと聞かされる。音楽教師として何か満たされない物を抱えて生きてきたライラ。ミュージシャンの道を諦めて就職したものの、ライラの事が忘れられず、再びギターを手にしたルイス。2人はそれぞれの思いを抱え、マンハッタンへと導かれる…

 感動的な物語だ。できすぎで、あり得ないと言う気もするが、ファンタジーとして見れば純粋に楽しめるのではないだろうか。

 エヴァンは、孤児院でつらい日々を過ごしていた。それを乗り越えられたのは、いつか両親に会えると言う、根拠もない信念から。彼は”音”に強く惹かれ、周りの音がみな音楽に聞こえる。周りにわかってもらえないと言う思いを、ずっと抱えてきた彼が、ギターと出逢ったときの表情が印象深い。

 エヴァンがたどり着いたのは、子供を利用して暮らしている男ウィザードの住みか。その様子は、まるでオリバー・ツイストである。エヴァンの才能を素早く見抜き、彼を利用して一稼ぎしようとたくらむ。だが、彼の才能を開花させたと言う意味では、意義深い。

 エヴァン役にフレディー・ハイモア。ライラ役にケリ・ラッセル(「フェリシティの青春」のフェリシティ)。久しぶりに見た気がするが、相変わらず綺麗。ルイス役にジャナサン・リース・マイヤーズ(「The Tudors」のヘンリー王など)。養護施設の職員役でテレンス・ハワード。ストリートミュージシャンのウィザード役でロビン・ウィリアムス。ライラの父役でウィリアム・サドラー。そして、教会の聖歌隊で歌う少女役でジェマイア・シモーヌ・ナッシュ。彼女は素晴らしい歌声を披露してくれるのだが、演技もまたキュート。どこかで見たと思ったら、そう、2008年のアカデミー賞授賞式で、ノミネートされた曲を歌っていたのだ。

 現代版オリバー・ツイストのようでもあるが、より幻想的。ジョナサン・リース・マイヤーズのパフォーマンスシーンも見物だ。結末は、わかっちゃいるけど感動的。邦題も、最後まで見るとなかなかよくできたタイトルだと思う。けど、原題も活かして欲しかったなぁ。

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コメント

セレンディピティさん
確かにデキすぎではありますね(^o^;。でも、役者さんがお気に入りだと、そういうのも許せちゃうから不思議です… 私も、ロビン・ウィリアムスにはビックリでしたが、彼って悪役もアリなんですよね… でもやはりどこかで、いい人を期待してしまいますね。

投稿: マイキー | 2011年12月14日 (水) 09:01

この作品、DVD化された頃に見ました。
詳細は忘れてしまいましたが…><
お話としてはできすぎですが、美男美女のカップルなので
おとぎ話のようで、これもまたいいかな?と思いました。
私、ロビン・ウィリアムスが好きなのですが
この映画では珍しく悪役だったのが意外でした。
途中で”ほんとうはいい人”に変わるのでは?
と思いながら見ていました。(笑)

投稿: セレンディピティ | 2011年12月12日 (月) 15:33

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