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2012年1月17日 (火)

[映] リセット

 詐欺師のシングルマザーが、息子のために苦渋の選択をすると言う話。前半と後半がどうもマッチしていない気がする。X-MENシリーズでお馴染みファムケ・ヤンセンの初監督作品。

Bringing_up_bobby  10歳のボビーと各地を転々とするシングルマザー、オリーヴ。2人は行く先々で詐欺をして生計を立てていた。そんな生活にも疲れ、オクラホマで腰を落ち着けることに。この地での生活に慣れてきた頃、ボビーは車にはねられてしまう。車を運転していたのは金持ちのケント氏で、親子に親切に対応。ホッとしたのもつかの間、オリーヴは逮捕されてしまう… 身寄りが無くなってしまったボビーの世話を申し出てくれるケントと妻メアリー。出所後、2人の元で元気に過ごすボビーを見たオリーヴは…

 オリーヴとボビーは深く愛し合っている母子である。そして、親子は詐欺で生計を立てている。各地を転々としているのだが、あるとき腰を落ち着けようと考える。まず、ここに無理があるように思う。周りの人を常に騙しているのだ、一カ所にとどまったらすぐにバレるだろう。偶然にも、「親切な金持ち」と出会い、息子をそこに託して自分は身を引くと言うストーリーだ。

 だが、彼女は詐欺師である。親切な金持ちと出会ったら、金を巻き上げることを考えるのが普通ではないだろうか?? つまり、前半の、やりたい放題やってる詐欺師親子が、後半では相手を思いやるいい人になってしまうのが、ちょっと違和感ある。

 オリーヴ役にミラ・ジョヴォヴィッチ。ケント役にビル・プルマン(あくまでも善人役が多い人だね(^o^;)。メアリー役にマルシア・クロス(MPのキンバリー、そしてデス妻のブリー)。ブリーの時とは違って、病的にか弱い感じの役である。おそらく息子を失ったショックから、まだ立ち直っていないのだろう。彼らがボビーに執着したい気持ちはわかる。でも、金持ちにしては良い人過ぎる気もする。オリーヴの悪友達役にロリー・コクレイン(CSIマイアミのスピードル)。

 親子で人を騙す様をコミカルに描いた前半に対し、社会派ドラマのようにシリアスになってしまう後半がどうもミスマッチな気がする。

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