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2012年1月 8日 (日)

[映] アンストッパブル

 電車が暴走してあわや大惨事… と言う実話に基づいたお話。まぁ、どうせ最後はうまく行くんだろうと言う感じもあって、あまり期待していなかったのだが、まさにアンストッパブルの展開で最後まで手に汗握る作品である。

Unstoppable
 ペンシルバニア州の操車場で、運転士のミスによって最新式貨物列車777号が無人のまま走り出してしまう。次第に速度を上げ、暴走するその列車の貨物には、大量の化学薬品が積まれていた… その頃、金属28年のベテラン機関士フランクと、新米車掌ウィルは、貨車を繋いだ機関車1206号に乗り込み目的地へと向かっていた。向かってきた暴走列車と危ういところですれ違うことに成功した2人だったが、この列車を止めようと思いついたフランク…

 暴走した列車をどうやって止めるかと言うだけのお話だし、短い作品なのだが、脚本が実にうまくできているように思う。まず、フランクはベテラン機関士なのであるが、すでに早期退職の通知を受けている身であり、あと何日かで職を追われる身。それに対し、新米のウィルは、コネ入社の若者。つまり、ウィルに追い出される形のフランク。そんな関係もあり、初めはぎくしゃくしている2人なのだが、長い道中、互いの家族の話などをしているうちに打ち解けてくる。お互い子を持つ父である。そして、暴走列車を止めると言う一つの出来事を通して、互いに協力することで、強い信頼関係ができあがるのだ。

 そして、自社の利益を真っ先に考える大企業が、底辺の一労働者の英雄的行為によって助けられると言う、いかにもアメリカ人好みの構図。

 列車が暴走する話としては、カサンドラクロスを思い出すが、誰かが意図を持って暴走させたのではなく、ミスで暴走してしまったもので、乗客がいないと言う点で、悪意が無いし、乗客の様子を描かない分シンプルである。

 フランク役にデンゼル・ワシントン。ウィル役にクリス・パイン。操車場長のコニー役にロザリオ・ドーソン。列車を暴走させてしまった張本人役にイーサン・サプリー(マイ・ネーム・イズ・アールのランディ、まさにピッタリの役…(^o^;)。鉄道会社のお偉いさん(社長?)役にケヴィン・ダン。

 「そんなことやったら、もうクビだ~」と言われて、「もうすでにクビですが」というシーンには大受け。言うたれ、言うたれ~って感じでスカッとするね。

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