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2012年1月 5日 (木)

[映] わたしの可愛い人- シェリ

 シェリって言う名の可愛い女性の話なのかと思っていたのだが、シェリは男性だった(^o^;。ベル・エポック(フランスの古き良き時代?)の20世紀初頭、パリのココット(高級娼婦)の物語である。

Cheri
 1906年、パリに住む元高級娼婦レア。絶世の美女にして、かつてはこの世界の花形であった彼女は、現役を引退。これまで多くの男達と楽しんできた彼女だが、お客とは決して恋に落ちないよう、注意を払っていた。ある日、同業者であるマダム・プルーから、19歳の息子シェリの教育係を頼まれる。シェリは、この年にしてすでに女遊びに飽き、怠惰な生活をしている問題児。軽い気持ちで引き受けたレアだったが、不覚にも彼と恋に落ちてしまう… 6年の楽しい月日が過ぎた頃、マダム・プルーはシェリに若い娘との縁談を手配した…

 見終わっての感想は、ミシェル・ファイファー綺麗だったなと言うこと、衣装が素敵だなと言うことくらいか。これまで長い間、男を手玉に取ってきた美女レアが、若い男に恋してしまう物語。シェリが、これまでの女性にはないレアの成熟した魅力に夢中になってしまう気持ちはよ~くわかるのだが、正直、この男の何がいいのか私にはさっぱりわからなかった。もしかすると、シェリに対する気持ちは、母性愛のようなものなのか?

 このシェリ、贅沢に育った、単なるわがままなお坊ちゃま君である。はっきり言って男性としての魅力は感じない。レアに対する気持ちも、優しいママと言う感じである。それでいて美しく、性欲も満たしてくれるんだから言うことないだろう。若い女性と結婚させられ、最初は物足りなさを感じてレアへの思いが募るのだが、レアも1人の女性であると気づいたとき、我に返る。そんな都合のいいママはいないのだ。

 レア役にミシェル・ファイファー。2009年の作品なので、おそらく撮影当時50~51歳。相変わらずの美しさ。あの笑顔がたまらないね。シェリ役にルパート・フレンド。あの髪型良くないなぁ… マダム・プルー役にキャシー・ベイツ。元高級娼婦役ってちょっと無理がないか?

 フランスのベル・エポックの優雅な雰囲気が楽しめる。衣装も素敵だし、ミシェル・ファイファーは綺麗だし、絵的にはすばらしい。だが、時々入る、ちょっとコミカルな感じのナレーションとは対称的な結末。レアにはもう少し前向きに生きて欲しかったなぁ… 美しい作品ではあるが、性描写も多いのでR15指定。

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