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2012年1月26日 (木)

[映] 脳内ニューヨーク

 実はずいぶん前に録画して、チョビチョビ見ていたのだが、あまりに面白くなく、意味もよくわからないのでちっとも先に進まず… そのままにしておいたら最初の方をすっかり忘れてしまい、結局また最初から視聴。最初の方の緑のウンチのシーンなど5~6回見たように思う…

Synecdoche_ny
 妻アデル、娘オリーヴと共にニューヨークに住む劇作家、ケイデン。だが、精神的に不安定なケイデンに嫌気が差したアデルは、仕事を口実にオリーヴと共にベルリンへ引っ越してしまう。だが彼の舞台は好評で、名誉ある「マッカーサー・フェロー賞」を受賞。その賞金を元に、次の舞台に取り組むことにしたケイデン。それは舞台の中に自分の人生を構築すると言う、大規模プロジェクトだったが…

 まず、このケイデンという人物がよくわからない。彼は何がしたいのか。美しい妻、可愛い娘がいて、仕事も順調なら、何も問題ないと思うのだが、なぜか彼は情緒不安定だ。なぜか、自分は不治の病に違いないと思い込む。余命いくばくもないと信じているが、その後もずっと年老いるまで生きているあたりをみると、単なる思い込みである。いつも考えているのは自分のことばかりで、家族を気遣う余裕もない。妻が逃げ出すのも当然である。

 妻が去り、ますます落ち込むケイデン。そんな彼に、なぜか好意を持つ女性あり。ヘイゼルである。別居中と知り、かなり積極的にアタックするのだが、何しろ人のことを考える余裕のない男である。うまくいかず。

 その後、女優の1人クレアと内縁関係になり、子供までできるが、そうなると今度はアデルとの子オリーヴが気になる。可愛い娘はどうしているんだろうと、まだ4歳のままのつもりでいるのだが、気付ばもうすっかり大人になっている… そんな調子なのでクレアにも見切りをつけられる。

 妻が去った後、新しい舞台に取り組むケイデンだが、これがまた訳がわからない。劇中劇のようになっているのだが、現実と舞台とが渾然一体となり、さっぱり意味不明である。いや、わかる人にはわかるのかもしれないが、少なくとも私にはわからなかったし、面白くもなかった。

 ケイデン役にフィリップ・シーモア・ホフマン。アデル役にキャサリン・キーナー。ヘイゼル役にサマンサ・モートン。クレア役にミシェル・ウィリアムス。セラピスト役にホープ・デイヴィス。アデルの妹役にジェニファー・ジェイソン・リー。大人になったオリーヴ役にロビン・ワイガート(デッドウッドのカラミティー・ジェーン、「LIFE」のカレン)。ダイアン・ウィーストも出てたね。

 ヘイゼルが購入した家、買う前からずっと燃えているのだが、これは危険な関係を意味するのか? 劇中劇にケイデン役やヘイゼル役などがいて、次第に複雑になっていって誰が何の役なのかわからなくなってくる。この映画の監督の頭ん中もこんな感じなんだろうか?? 面白いと思える人もいるんだろう。でも私は好きになれない。

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