« [ド] リップスティック・ジャングル #2 | トップページ | [映] ジェイン・オースティン 秘められた恋 »

2012年1月28日 (土)

[映] 幸せのきずな

 タイトルから、ファミリー物かな~くらいに思っていたのだが、実話に基づいた作品だそうで、なかなか興味深い内容。

Flash_of_genius
 1960年代のデトロイト。大学教授のボブ・カーンズは、愛妻フィリスと6人の子供達と共に暮らしていた。ある雨の日、車を運転中、ワイパーの動きが速すぎることに気づく。小雨なのでワイパーの動きが速すぎるが、止めると見えなくなってしまう。もう少し速度を調節できないものか?? すぐに試行錯誤し、間欠ワイパーを発明する。特許を取得。すると、フォードが興味を持ち、契約を結ぶことに。すぐに試作品を作り、提供。ところがある日突然、契約を破棄されてしまう。不審に思っていると、街にはすでに間欠ワイパーを使った車が走っている… ショックで精神的ダメージを受けたボブだったが、特許権侵害を訴えるために立ちあがる。

 ボブ役にグレッグ・キニア。フォードの重役?役でミッジ・ピレッジ(Xファイルでお馴染みね)。弁護士役にアラン・アルダ。

 それにしても酷い話である。人の発明を盗むなんて。初めは警戒していたボブだが、大手企業だから安心したのだろうか。試作品を渡す前に契約すべきだったのか。

 自分の発明であると言うことにこだわるボブ。フォード側から何度か金の話が持ち上がるが、盗んだと言うことは認めようとしない。お金だけもらって、また他の物を発明すればいいじゃないと、とりあえず目先の利益を優先する妻。子供6人育てるには金がかかるのだ、当然っちゃ当然。でもボブの気持ちもわかる。いつまでもこだわり続けるボブに愛想を尽かし、妻は子供達と共に別居してしまう。子供達も、いつまでも執着している父を恥ずかしく思う。

 弁護士がアテにならないと言うことで、自分で弁護をするボブ。そんな父を見て、次第に誇らしく思う子供達。もうすっかり成長してしまい、父の手助けをするまでになっているところがうれしいような、悲しいような。後半の裁判シーンはなかなか気持ちいい。

 原題は"Flash of Genius"、「天才のひらめき」と訳されていたね。なるほど。でもこの映画の内容からすると、邦題もなかなかいいんじゃないかな。ただ、奥さんとの関係は修復不能な感じだったけどね。

 実際にあった事件だそうで、それだけに結末は満足のいくもので良かったなぁとつくづく思う。大手企業にしてやられて泣き寝入りっていう人も多いハズ。よく戦い抜いた思う。ボブに拍手。

|

« [ド] リップスティック・ジャングル #2 | トップページ | [映] ジェイン・オースティン 秘められた恋 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [映] 幸せのきずな:

« [ド] リップスティック・ジャングル #2 | トップページ | [映] ジェイン・オースティン 秘められた恋 »